地中の星―東京初の地下鉄走る―(新潮文庫)

地中の星―東京初の地下鉄走る―(新潮文庫)

935円 (税込)

4pt

4.1

地下鉄を東京に走らせる。〈非常識〉な大事業を決意した早川徳次。経験も資金もゼロだったが、大隈重信、渋沢栄一を口説き、ついに上野―浅草間を開業する。日本初の自動改札機やATSを導入、日本橋三越本店直結の駅も作った。だが、ライバルが現れた。のちの「東急」の五島慶太である。地下鉄の路線をめぐる非情な戦いが始まった……。夢を追いかけた非凡な実業家の波乱の生涯を描く傑作。(解説・酒井順子)

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地中の星―東京初の地下鉄走る―(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日本初の地下鉄(土の中に電車を走らせるという発想‼️)を作り、地下鉄の父と言われた早川徳次。渋沢栄一が出てきたり、五島慶太とは因縁の相手だったり、今でこそ東京メトロだけれども一度は官のものであったりと、地下鉄普請の苦労もさることながら実名出てきてふうん、と思いました。この工事に携わった人たちを「地中

    0
    2025年04月28日

    Posted by ブクログ

    【地中の星】
    中島みゆきさんのヒット曲に『地上の星』というのがありましたが、この著書は『地中の星』です。

    日本で初めて地下に鉄道を走らせようとした男たちが数々の難局を乗り越えてみせる壮絶な冒険記です。

    主役となる早川徳次、名前を見たときに最初はSHARP創業者かと思いましたが、生年月日、名前の呼

    0
    2023年12月30日

    Posted by ブクログ

    大事業に乗り出したのは早川徳次―地下鉄建設の歴史を知ることができる一冊です☝️渋沢栄一や五島慶太といったビッグネームも登場する一方で、現場で働く人々にスポットライトをあてた物語。これから地下鉄に乗るのも路線図を見るのも楽しみになりそう☺️

    0
    2024年05月28日

    Posted by ブクログ

    日本で最初の地下鉄工事の物語。
    時代は第二次世界大戦の前、関東大震災のすぐ後に着工したことに驚いた。
    しかも東京のど真ん中に地下鉄を作るというチャレンジングな発想。
    早川徳次だけでなく、危険と隣り合わせの工事現場の人たちの苦労も描かれ、銀座線の歴史を十分に知ることができ楽しめた。

    0
    2024年04月16日

    Posted by ブクログ

    日本に初めて地下鉄を通した人の物語。
    色々な登場人物の感情が描かれていて面白い。

    もっと長く描いて欲しかった。

    0
    2024年03月11日

    Posted by ブクログ

    日本で初めて地下鉄を通した経営者の生涯。演出はあれどほとんど史実なのかなと思われ、男の名誉欲や不器用さがリアルで面白かった。
    結構若い人が仕事の中心となって動かしてるのが意外であり(20代で親方とは…)、人手不足もあったのだろうが熱意ややる気で立場を得て地下鉄開通のような大仕事をやっているのが羨まし

    0
    2024年02月25日

    Posted by ブクログ

    東京初、すなわち日本初、東洋初の地下鉄が完成するまでの実話

    創設者である早川徳次さんが主人公で、「前例のない大きなことを成し遂げたい」という気持ちから、イギリスで見た地下鉄を日本にも持ち込むと言うことを決めて、その事業の立ち上げから完成までの壮絶な物語が描かれていました

    地中に鉄道を走らせると言

    0
    2024年08月19日

    Posted by ブクログ

    当時の時代の背景からこのような選択がされてることが勉強できた。感動というよりも学んだ側面が大きい。しかし、ラストの3人の会話、感動した。

    0
    2024年08月12日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     へぇーっ!ベルトコンベアは、日本で開発されたものだったんだ。地下鉄を1km造るのと、地上の鉄道を1km造るのでは、ずいぶんとコストがちがうんだ。
     ずいぶんと苦労しながら、主人公(早川徳次)は日本で初めての地下鉄を造った。ライバル敵意な存在である五島慶太のことを、これまでは、強盗慶太という呼び方そ

    0
    2024年10月08日

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