李龍徳の作品一覧
「李龍徳」の「死にたくなったら電話して」「あなたが私を竹槍で突き殺す前に」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「李龍徳」の「死にたくなったら電話して」「あなたが私を竹槍で突き殺す前に」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
“実態のない女”と”自分を見失った男”。
きっと、徳山は初美に惹かれていったのではない、嵌まって、沼っていったのだ。初美の発する鋭利な言葉たち一つ一つが彼女の夢であり、拠り所。徳山からすればそれは薬。
結局みんな洗脳してされて。してる側もそれにかかって。そんな訳ないと思いたいがそうも思えず、。
人生に対するヘイト、社会に対するヘイト。それらを抹消するには社会ごと変えるしかない。が、そんなことは不可能。だからこその自死。打開策としての自死。漠然と自殺はダメだと叫ぶよりよっぽど説得力がある。
感想がこんなに言語化出来ない作品は久しぶりだが、この後味の悪さがこの作品の面白さだろう。
再読だが、しばら