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ペットを愛した人たちがペットロスについて語ったこと
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この本は、かつてわたしが探して見つからなかった本であり、わたしが何度も繰り返し立ち返る本である。本書があなたにとっても慰めになることを願っている。(「はじめに」より) レイモンド・チャンドラー、エドワード・ゴーリー、ビリー・ホリデイ、チャールズ・シュルツ、ヘレン・ケラー、バラク・オバマ―― 古今東西の作家、芸術家、音楽家、研究者、医者、政治家、トレーナーたちが、どれほどの愛をもってペットに接し、そしてその別れにどう向き合ってきたか 本書は、100名以上の著名人がのこした、ペットにまつわる152のことばと、24名についてのエッセイを収録した、ペットへの深い愛が詰まった一冊です。手紙や日記、伝記、回顧録、エッセイ、インタビュー等を通して明らかにされるペットとの絆、別れを迎える「そのとき」の心境、その後の喪失感とどう向き合ったかが綴られています。 エッセイでは写真とともにエピソードを紹介しており、『ピーナッツ』作者のチャールズ・シュルツとスパイク(スヌーピーのモデル、雑種犬)、『ピータラビット』作者のビアトリクス・ポターとシャリファ(ネズミ)、レイモンド・チャンドラーと女王タキ(ペルシャ猫)など、犬や猫だけでなく、ウサギや鳥、馬、ネズミ、マングースなどの動物も登場します。 愛するペットを失うその心の痛みについて、ノーベル賞作家のV・S・ナイポールは「大きな悲劇」と表現し、作家のメイ・サートンは「火山が噴きあがるような激しい悲しみ」と称しています。本書は、ペットロスに悩む方、「そのとき」への心構えができない・想像もつかないという方にとって、慰めと将来への展望を与えてくれる、道しるべとなる一冊です。 この数年間、あの子は部屋の隅々を、分刻みの時間を、そしてわたしを、とてもやさしく満たしてくれた。 ――アリス・B・トクラス(芸術家) 探しものの最中に、うちの猫の1匹がもうじき9歳になり、そしてもう1匹がまもなく8歳になるという事実に出くわした。 てっきりまだ5歳か6歳くらいだと思っていたのに。 ――エドワード・ゴーリー(作家・芸術家) 悲しみは長くつづき、もう二度と犬は飼わないと心に決めた。 けれども、誰もが知っているように、そのうちにまた別の犬がやって来るのだ。 ――ヘレン・ケラー(教育家・作家・社会活動家) その駆け抜ける生は、あまりにも短い。犬はあっという間に行ってしまう。 その悲しみの物語なら、わたしにもあるし、きっとあなたにもあるだろう。 老いていくのをただ見守るなんて、意志の敗北、愛の敗北のようにさえ思える。 どんな手を尽くしてでも、ずっとそばにいてほしい、若いままでいてほしい。 ただひとつ、わたしたちが与えられぬ贈り物。 ――メアリー・ウォリバー(詩人) -
教育とは何か
◤すべての学ぶ人と、教える人たちに。◢ 私たちにいま必要なのは、 知識の鎧で身を守る「強い教育」ではなく、「弱い教育」だ。 不確かな道をともに歩み、世界に応答せよ! 人類学をリードする世界的な思想家が教育、そして人間のまだ見ぬ可能性を示す。 *** 「教育=知識の伝達」という伝統的な教育観、 そして市場原理にとらわれた教育の再生のために──。 効果的に学生─消費者へと配達される「知識の商品」は、 不確実な外部から身を守り、自己を内部に閉じ込める「知の鎧」にすぎない。 人類学の枠を超え、アート、デザイン、ビジネスの世界にまでインパクトを与え続ける思想家ティム・インゴルド。 人類学を軸に、さまざまな研究者の知見をひもとき紡がれる文章が、教育、そして生きることに、新たな視座をもたらす。 <i>道に迷うと、足元は急におぼつかない。 けれど、すべての音や光のきらめき、 感覚の強度は増してゆく。 それは、まだ生き生きとした気づきが 削り取られていない小さな子供の 「連続的な始まりの世界」である。 そこでは、すべての事物が、 自らが何であるかを明らかにする間際の瞬間に、 存在し続けているのだ。</i> *** 【目次】 まえがき 第1章 伝達に抗して 学校を離れる 生の連続性continuity 共有化と変異 系譜学的モデル 堂々めぐりを解く どのようにレシピを辿るか 理性と継承 学校に戻って 第2章 注意のために 習慣の原理 散歩をする 注意性と交感 配慮と憧憬 世界への愛と仲間としての構え 教育としての注意と注意の教育 弱く、貧弱で、危険 第3章 短調の教育 アンダーコモンズ 長調と短調 習慣の自由 勉強が意味するものについて 説明から感覚へ 教師は何を教えることができるのか 学習者の道具箱 第4章 人類学、芸術、そして大学 教育としての人類学 参与観察 学校とフィールド アーティストは真の人類学者か? 科学を柔らかくする STEM、STEAMおよびSHAPE 人類学は教育する! 第5章 共通善のための大学 人類学と来るべき大学 学問の自由について 脱植民地性 大学、多遍性/大学、多元宇宙/大学 探索、また探索 事実を超えた真実 アマチュアと専門家 学問領域──テントかタコツボか? 共通善 教育と民主主義 コーダ あとがき *** -
アンガー・マネジメント ―人生の幸・不幸を分ける言葉の反省法―
「言葉の点検」してますか? 心と言葉を整えて、おだやかで幸福なあなたへ。 「どうしても、イライラが抑えられない」 「思わずキツイ言葉が出てしまう」 「愚痴を止めたくても止められない」 人間関係を壊してしまう怒りの感情と言葉。 そして、自分自身も傷つけてしまう……。 そんな苦しさから解放してくれる、心のコントロール法。 テクニックではなく、 根本から解決する方法が明らかに。 〇怒りを上手に消し込んでいくために 〇「怒りの心」につながる「心の三毒」 〇怒りの結果、自分にも相手にも毒素が溜まる 〇「正語」―言葉を通じて人間関係の調和をはかる 〇「傷つける言葉」を出してしまったときの対処法 〇深く物事を考える「深沈厚重」が、第一級の人材 ―努力して言葉を呑み込むことも大事 〇愚痴の人となってないか―人間関係、病気、お金、仕事 目次 第1章 アンガー・マネジメント ─ 怒りを上手に消し込んでいく術─ 第2章 正語からの幸福 ─言葉を通じて人間関係の調和を図る─ 第3章 愚痴の人となってないか ─人間として長く成長し続けるために─ -
読書する脳
▼本書で解説している、読書と脳についての謎 ・なぜ「紙の本」で読んだ内容は記憶に残りやすい? ・読書によって「頭が良くなる」のはなぜ? ・漢字と仮名が混ざった文章を、脳はどうやって理解している? ・読書中に、内容と関係のないことを考えてしまうのはなぜ? ・「快読」「精読」「音読」の科学的な使い分けとは? ・読書のモチベーションを上げる科学的な方法とは? など多数。 情報過多とデジタル化の波によって、脳は常に疲弊しています。 本書は、そんな時代に読書だけが私たちにもたらすものを、脳科学の視点から解説します。 読書好きの方、読書の持つ科学的な力を知りたい方は必読の一冊。 ※カバー画像が異なる場合があります。 -
シークレット・オブ・シークレッツ
象徴学を専門とする著名な大学教授ロバート・ラングドンは、プラハを訪れていた。最近恋仲になった気鋭の純粋知性科学者キャサリン・ソロモンの講演を聴くためだ。講演でキャサリンは、人間の意識にまつわる驚くべき発見について解説した著書を発表予定だと話した。しかしそれは、何世紀にもわたって人々が信じてきた通念を脅かしかねないほど斬新な内容だった――。 残忍な殺人事件が起こってラングドンは大混乱に巻き込まれ、キャサリンは原稿とともに突然姿を消す。物語がロンドン、ニューヨークへとひろがるなか、ラングドンは懸命にキャサリンをさがしながら謎を解明していく。そして、未来の科学や謎めいた伝承と苦闘したすえに、ある秘密のプロジェクトに関する衝撃の真実を知る。それは、人間の心についての常識を根底から覆すものだった。 -
なぜか機嫌がいい人がやっている100の習慣
なんだか毎日、心が疲れる。 つい人と比べて落ち込んでしまう。 気分に振り回されて、仕事や人間関係もうまくいかない――。 そんな“気にしい”なあなたにこそ読んでほしい一冊です。 本書では、心理学をベースに「なぜかいつもごきげんな人」が実践している小さな習慣を100個紹介。 性格を変える必要はありません。 1分でできる行動や思考の切り替えを重ねるだけで、自然と気持ちが整い、毎日が驚くほど軽やかに変わっていきます。 機嫌をコントロールできるようになれば―― ・職場で信頼され、成果が上がる ・人間関係のストレスが減り、好かれる人になる ・SNSの承認欲求や比較から解放される ・勉強や育児にも前向きに取り組める 「ごきげん」は才能でも性格でもなく、ちょっとした習慣の積み重ねで誰にでも身につけられる“スキル”です。 今日から、自分を認めて好きになれるヒントを取り入れてみませんか? 仕事も人間関係も、すべてが好転しはじめます。 ■目次 第1章 機嫌がいい人の「考え方」 編 第2章 モヤモヤを「出す」 編 第3章 ポジティブな考えを「入れる」 編 第4章 気分の良さを「巡らせる」 編 第5章 「体質を改善」して傷を癒す 編 第6章 「言葉」で周囲の気持ちも好転させる 編 第7章 仕事もプライベートも「幸せ」に過ごすための心理術 編 ■著者略歴 ファイン・メンタルカラー研究所代表 米国NLP協会認定NLPマスタープラクティショナー 国家資格 キャリアコンサルタント 産業カウンセラー パーソナルアナリスト カラーセラピスト 愛知県生まれ。10年以上デザイナーを経験。当時月130時間を超える残業のストレスで前歯が折れる。この時期に友人の死も重なり、「幸せな生き方とは何か?」を考え、本格的にキャリアカウンセリングや心理学を学ぶ。 NLP心理学を中心にコーチング、カウンセリング、マインドフルネス瞑想などの手法を習得し統合。その手法を生かし、キャリアカウンセラー・講師として独立。 各企業・大学・公共機関の講演の登壇数は2000回を超え、婚活から就活まで相談者数は1万人を超えている。コーチング、パーソナルカラー、カラーセラピスト、骨格診断ファッションアナリスト等のプロ養成講座の卒業生は500人を超え、個人診断においては1000人を超える。 (著書)『なぜか好かれる人がやっている100の習慣』『なぜかうまくいく人の気遣い 100の習慣』『なぜか感じがいい人の聞き方 100の習慣』『なぜか惹かれる人の話し方 100の習慣』(明日香出版社)『いつもよりラクに生きられる50の習慣』(かんき出版) 『職場の人間関係 防災ガイド 』(サンクチュアリ出版)『あなたが探しているものは、あなたを探している 自分らしく輝く100の名言とメッセージ 』(ナツメ社) -
古都琴子は好きに生きるので、あしからず
高2の夏。森川涼風の過ごす平穏なクラスにトンデモ転校生・古都琴子がやってきた。転校初日から、周りの目を気にせず自由気ままに振る舞う琴子は、『ザ・我が道を行く』タイプ。強面教師のパワハラに物申し、クラスのヒーローになったかと思ったら、琴子自身は言いたいことを好き勝手言う自由っぷり。はたまた、勝手に文芸部の部長になったかと思えば、無理やり涼風を巻き込んだり…。「まあ、私は好きに生きるから、君たちも好きに生きたまえ」圧巻の青春小説。 -
見えない死神 原発不明がん、百六十日の記録
夫の突然の腹痛、そして入院。検査を繰り返すが、原因は不明。 ようやく診断がついたときには、余命わずか数週間。 「原発不明がん」とは、いったい何なのか? 第22回開高健ノンフィクション賞最終候補作 【各界から絶賛の声、続々!】 理不尽極まりない、まさに「見えない死神」。明日は我が身。震え上がりながら一気に読んだ。 ――成毛眞氏(「HONZ」代表) 哀しみの底に沈みながらも、決して諦めない。検証し続ける。その圧倒的な想いの強さに胸うたれる。 ――小池真理子氏(作家) 著者は、愛する人を「希少がん」で亡くすという個人的な体験を病の普遍的な記録にまで昇華させた。苦しみを同じくする人々や医療難民にとって必見の情報と知見がここにある。 ――加藤陽子氏(歴史学者) 【あらすじ】 ある休日、夫が原因不明の激しい腹痛に襲われた。入院して検査を繰り返すが、なかなか原因が特定できない。ただ時間ばかりが過ぎ、その間にも夫はどんどん衰弱していく。 入院から3ヵ月後、ようやく告げられたのは「原発不明がん」の可能性、そして夫の余命はわずか数週間ではないか、というあまりにも非情な事実だった。 この「原発不明がん」とは、一体いかなる病気なのか? 治療とその断念、退院と緩和ケアの開始、自宅での看取り・・・・・・。発症から夫が亡くなるまでの約160日間を克明に綴るとともに、医療関係者への取材も行い、治療の最前線に迫ったノンフィクション。 【著者プロフィール】 東えりか(あづま・えりか) 書評家。1958年千葉県生まれ。信州大学農学部卒。動物用医療器具関連会社で勤務の後、1985年より小説家・北方謙三氏の秘書を務める。2008年に書評家として独立。2011年から2024年までノンフィクション書評サイト「HONZ」副代表を務める(現在閉鎖)。日本推理作家協会会員。『週刊新潮』『小説新潮』『婦人公論』『本の雑誌』『公明新聞』『日本経済新聞』で書評を担当。文庫解説担当著書多数。 -
AIエージェント
入門書の決定版! 話題のAIエージェントについてわかりやすく解説。 何がすごいのか? どのように我々の仕事と社会を変えるのか? どんな課題があるのか? 最先端情報に精通した著者が、すべての疑問に答えます! カタカナ用語が苦手な方も安心。 AIとAIエージェントの基本からビジネスでの活用、社会的課題、キャリアへの影響、5-10年後の未来像を、専門用語を使わずにやさしく解説します。 ビジネスパーソンには業務効率化や今後のキャリア形成のヒントを、 学生のみなさんにはAI時代に輝くスキルを、 そして一般の読者には生活を豊かにする可能性を示します。 【本書の主な内容】 -ChatGPTと生成AIは、革命の序章にすぎなかった -単なる「道具」とはレベルがちがうAIエージェントのすごさ -「待たせない」を実現する24時間対応窓口 -採用から労務までを担う「HRパートナー」 -「AI株式会社」が誕生する -AI店長はこうして失敗した -AIエージェントが投資銀行を動かす -キリンで導入、「AI役員」 -デジタル会計士の登場 -「AIが発した情報にも責任がある」――エア・カナダ事件の教訓 -脳が縮む! 恐るべき「GPS効果」とは -生産性に100倍差が付く! 新たな格差の衝撃 -悪意なき「おせっかい」が引き起こす悪夢 -人間は「AIの上司」になる -プライベートでも有能な「デジタル執事」 -命令をする力=プロンプト力ではない -問いを立てる力を鍛える3つのトレーニング -エージェントマネジメントという新しいスキル -あなたは、どのプレイヤーを目指すのか -
古墳時代の歴史
古墳時代の歴史は日本列島とその周辺だけで完結するものではなく、世界史ないしは人類史の一部であることを強く意識したい。古墳時代が始まって終わる紀元後一千年紀は、古墳時代の地球規模の気候環境の変動にも影響され、(中略)人びとを束ねる枠組みとシステムとが大きく組み替えられた段階である。ユーラシア大陸の東の端の沖合に浮かぶ日本の島々に巨大な古墳が現れて、王や有力者の政治組織が台頭したのは、この世界史的組み換えの一環とみなされる。歴史の動きをグローバルにとらえるこのような視点は、近年、国際的に盛んになってきた。また、グローバルな歴史の動きを導いた一因とみられる気候変動が、ここ十年来の高精度古気候復元の研究の進展により、一年ごとの乾湿や寒暖の変化として、具体的に把握されつつある。こうした視点や成果を取り込んで、世界史の一部としての古墳時代史を叙述することを、この本の第三の目標にかかげる。社会全体や世界の動きを視野に入れ、文献史学の成果も取り込んだ、考古学による古墳時代の編年史の総合的叙述。この本でしたいことは、それである。 -
生きることでなぜ、たましいの傷が癒されるのか:紛争地ルワンダに暮らす人びとの民族誌
暴力と和解と赦し、そしていのちの円環 ルワンダは、ナチスによるユダヤ人虐殺と比較されうるジェノサイドを経験したことで知られる。本書は、ジェノサイド後も政治的抑圧を受け続ける住民たちが、国際社会や政府から見捨てられながらも、いかに自分たちの力で回復してきたのかを、医療人類学の視点から詳細に分析したエスノグラフィ(民族誌)である。 草の根の住民たちにとって紛争による苦しみとは何であり、回復とは何を意味するのかを、世代を越境する「いのち」のあり方と「生きる」ことを分析的視点としながら掘り下げた。 また、本書は、非西洋社会における人間の心と精神、共同体のあり方をポストコロニアリズムの立場から見直す。紛争・災害時に用いられる「トラウマ」「PTSD」概念は、西洋における精神医学を基礎として発展してきた。 これらを非西洋社会、とくにアフリカの紛争地に持ち込んだとき、植民地化の歴史と文化の違いにより現地コミュニティとの摩擦が生じやすいことが知られている。 この問題を解決するため、紛争地における心の傷と回復についての理論を草の根の住民たちの語りと観察記録の分析にもとづき呈示する試み。 【目次】 プロローグーー支援からこぼれ落ちた人びと 第1章 生きることを支える支援のあり方を求めて 一 紛争地、心の支援の失敗 二 失敗はなぜ起こったのか 三 失敗を超える手立て 四 人間としての苦しみ、そして癒し 第2章 沈黙が生まれたいきさつ 一 内戦とジェノサイド 二 侵入者たち 三 焼け野が原 四 ヴィルンガの山々に抱かれて 第3章 大切な人たちを殺された苦しみ 一 イビコメレ 二 あの穴の中に 三 語りえぬもの 四 そして精神の病いに至る 第4章 回復の道のりは未来へと向かう 一 未来志向の回復 二 蘇生する共同体 三 きずなの再生 四 生きてゆく意味 五 和解と赦し 第5章 いのちの円環 一 愛と助け合いについて 二 病いに伏す老女 三 未来を信じることはできるか 四 いのちの終わり、そして始まり 第6章 回復の限界 一 重い精神の病い 二 助け合いのルール違反 三 分かち合えない体験 四 分かち合われる日々の営み 第7章 生きることでなぜ、たましいの傷が癒されるのか 一 語りえぬものを癒す 二 共に生きる 三 未来へ 四 いのちは続いてゆく 五 生きることを支える支援のあり方を求めて エピローグーーより善い未来を創り出そうとし続けるその試み 注記 謝辞 参考文献 付表 年表 -
ふしぎの国のバード【分冊版】
ディスカバー・ジャパンーーこれは、古き良き日本文化を取り戻すための物語。 時は明治初頭。東京から蝦夷まで、地図なき道を旅したイギリス人がいた。その名はイザベラ・バード、冒険家。彼女の目的はただひとつ、滅びゆく日本古来の生活を記録に残すこと。通訳の伊藤鶴吉をひとり連れ、日本人すらも踏み入ったことのない奥地への旅が、今はじまる!漫画誌ハルタの実力派新人・佐々大河。初のコミックスは、日本の魅力を熱筆した旅物語!! 分冊版第1弾。 -
シャドウワーク
映画化! 2026年9月25日全国公開 吉岡里帆 奈緒 美保純 酒井若菜 ファーストサマーウイカ 佐月絵美 北村匠海 原嘉孝(timelesz) 風吹ジュン 監督 脚本 吉野竜平 繰り返される夫の暴力から命がけで逃れ、フラッシュバックに苦しみながらシェルターにたどり着いた紀子。 ある女性の死の謎を追う刑事の薫。 出会った二人の前にはさらに多くの死が待っていた。それぞれに迫られる究極の選択とは。 身近な者からの苛酷かつ執拗な暴力と支配、DV(ドメスティック・バイオレンス)の闇を描く戦慄のミステリー! <期間限定スペシャル表紙> 2026年12月25日まで期間限定特別表紙です。 2026年12月26日以降は順次、元の表紙に差し替えられます。 -
苫米地英人、宇宙を語る
現代科学に残されたフロンティアである宇宙と脳。本書では「脳が分かれば宇宙も分かる」を合言葉に、脳研究の最先端の話題を皮切りにして、宇宙創成の話へと踏み込んでいく。「なぜビッグバンが起きたのか」など、今まで解かれなかった謎も解明され、誰も読んだことのない宇宙論が展開される。本当の宇宙の姿を知ったとき、我々が普段見ている世界の姿も変わって見えてくる。話題の脳機能学者が、この本でしか読めない、全く新しい宇宙と脳の話をやさしい言葉で語り尽くす! 科学の知識のない、一般読者の知的好奇心をも大いに刺激する一冊。 -
新版 成長マインドセット 心のブレーキの外し方
2018年刊行の『成長マインドセット』をリニューアル。 創業4年で株式公開、設立10年で売上高1000憶円、5年間に500店舗を実現した著者による人材育成ストーリー。物語形式で「成長」の原理原則がわかる。「人はスキルだけでは成長できない」「それはなぜ?」「成長するにはどうすればいいのか?」、そんな悩みを抱えている人に、成長するための秘訣を伝授する。 本当の意味での「成長」には、小手先のテクニカルなスキルを習得するだけでなく、本質や原理原則を理解することが必要。本書では、50枚の図と明快なケーススタディを用いて、成長の本質や原理原則をわかりやすく解説。「成長したい」という気持ちはあるものの、どこから始めたらいいかわからない人はもちろん、リーダーとして部下をどうマネジメントするか迷っている人、周りの人とのコミュニケーションがうまくいかずに困っている人などにもおすすめの一冊。 -
福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会
アメリカにおける福音派の巨大な存在感は、近年よく言及される。しかし、彼らはどのように影響力を拡大し、トランプ大統領の誕生や再選、あるいは政治的・文化的闘争に関係していったのか。本書は、第二次世界大戦後のアメリカの軌跡を、福音派とその背景にある終末論に着目して描き出す。そこからは大統領の政治姿勢はもとより、中絶や同性婚、人種差別、イスラエルとの関わりなど多くの論点が見えてくる。 まえがき 序 章 起源としての原理主義 第1章 「福音派の年」という転換点――一九五〇年代から七〇年代 1 原理主義者と福音派のはざまで 2「福音派の年」とカーター大統領 3 終末に生きる選ばれし者たち 第2章 目覚めた人々とレーガンの保守革命――一九八〇年代 1 政治的な目覚め 2 モラル・マジョリティの誕生 3 レーガン政権と福音派のせめぎ合い――保守革命の裏で 第3章 キリスト教連合と郊外への影響――一九九〇年代 1 パット・ロバートソンの政治戦略 2 フォーカス・オン・ザ・ファミリーと伝統的家族観 3 クリントンの信仰と六〇年代の精神 4 ウォルマートとメガチャーチの止まらぬ拡大 第4章 福音派の指導者としてのブッシュ――二〇〇〇年代 1 ボーン・アゲイン大統領とネオコンの思惑 2 九・一一と小説のなかの終末論 3 信仰の公共性 4 スキャンダラスな福音派と右派の失速 第5章 オバマ・ケアvs.ティーパーティー――二〇一〇年代前半 1 初の黒人大統領と福音派左派 2 オバマ・ケアと中絶問題 3 ティーパーティー運動 4 アメリカ建国偽史 5 高まる人種間の緊張 第6章 トランプとキリスト教ナショナリズム――二〇一〇年代後半~ 1 白人とイスラエルの味方として 2 保守化する司法と中絶・同性婚問題 3 キリスト教国家と非宗教者 終 章 アメリカ社会と福音派のゆくえ あとがき 主要参考文献 略年表 主要人名索引 -
世界秩序 グローバル化の夢と挫折
第二次世界大戦以降、アメリカが主導してきたグローバル化が挫折しつつある。自由民主主義と市場経済の社会モデルが綻びを見せ、権威主義の中国やロシアが秩序変更を狙う。世界はこれからどうなるのか――。本書は古代ローマ帝国から現代のアメリカ一極優位までを俯瞰し、「一つの世界」への統合と、分解のダイナミクスを捉える。さらにグローバル化後の「四つの世界秩序」の可能性と、日本の未来を考察する。 ■ 目 次 ■ はじめに 第1章 統合の条件1 グローバル化の波動 2 構造 3 権力 4 制度 5 文化と規範 第2章 広域的秩序の興亡 1 前近代のグローバル化 2 ローマ帝国と中世ヨーロッパ 3 ユーラシア大陸の統合と分解 4 西洋の興隆と自滅 第3章 アメリカ主導のグローバル化 1 戦勝国としてのアメリカ 2 戦後経済の制度化 3 勝利の逆説 4 露呈した「リベラリズム」の限界 第4章 四つの世界秩序 1 一つの世界再グローバル化 2 三つの世界新しい冷戦 3 多数の世界再近代化する世界 4 無数の世界中世は再来するのか 第5章 ポスト・グローバル化と日本 1 大国でも小国でもない日本 2 仲間を増やし、敵を減らす 3 「自立」を迫られる日本 4 「日本」の生き残りとは何なのか おわりに 主要参考文献 -
これからの時代を生き抜くための民俗学入門
ここ数年、「文化人類学」が話題となっていますが、それに続き2023年頃から「民俗学」もかなりスポットを浴びています。「文化人類学」は自分の住んでいる場所から<外>に出る学問ですが、「民俗学」はその逆で、自らの住んでいる場所にある習俗を見つめ直す学問です。この二つは表裏一体の学問とも言えます。「文化人類学」と同様、最新の「民俗学」の入門書がいま求められています。そこで本書は、一般の読者にもわかりやすい丁寧な解説、そして知的好奇心をそそられる興味深い内容で構成する、まさに民俗学入門書の決定版といえる一冊となります。 【構成】 第1章 民俗学とは何か 第2章 「たましい」で考える ~パワースポットの来歴からケガレ論まで 第3章 「ことば」で謎を解く ~民族語彙、地名と方言、口承文芸から読み解く 第4章 「生」のリアリティと向き合う ~生存の技法から生きづらさまで 第5章 民俗学の聖地を歩く ~旅の学問としての民俗学 第6章 私と民俗学 【著者プロフィール】 島村恭則(しまむら・たかのり) 1967年東京都生まれ。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科文化人類学専攻単位取得満期退学。関西学院大学社会学部長、教授。世界民俗学研究センター長。博士(文学)。専門は現代民俗学、民俗学理論。著書に『〈生きる方法〉の民俗誌』(関西学院大学出版会)、『民俗学を生きる』(晃洋書房)、『みんなの民俗学』(平凡社)、『現代民俗学入門』(創元社)などがある。 -
遠い存在になった幼馴染。
互いに遠い存在になってしまったと感じている幼馴染たちの少しもどかしい両片想いラブコメの第1巻です。 本編1~19話+エピローグ+おまけ漫画を収録しています。 -
Learning
世界の優れたリーダーたちは、なぜ成功し続けているのか。 実は彼らは、特別なことをしているわけではない。ただ、自らの経験から学び、それを着実に実践へとつなげているだけなのだ。 世界135カ国以上で事業を展開する、世界最大級のレストランチェーン「ヤム・ブランズ」の共同創業者であり、CEO・会長を歴任したデヴィッド・ノヴァクは、そんなリーダーたちの共通点について語っている。 彼はヤム・ブランズのCEOに就任する以前、ペプシコーラ、ケンタッキーフライドチキン、ピザハットの再建にも貢献してきた。 本書は、「リーダーはどのように学び、成長するのか」をテーマに、マクドナルドCEOやゴールドマン・サックス元会長などの経営者、スポーツ界のトップ選手、ウォーレン・バフェットに代表される専門分野のエキスパートなど世界の成功者たちの知恵と、実践的な習慣を紹介している。 優れたリーダーたちが、過去の経験や他者との対話、そして日々の実践を通じて何を学び、どのように成長してきたのか、具体的な事例を交えて、リーダーとして、そして一人の人間として成功するために必要な視点をわかりやすく伝える。 監訳者の楠木建氏は、本書について次のように述べている。 「抽象的なリーダーシップ論は本書の目的ではない。実際に成功したリーダーたちの学習プロセスを具体的に分析し、読者が実践できる知識を提供しているところに本書の価値がある。(中略)各章に具体的なアクションプランが提示してあるので、読者はすぐに実践できる。徹底して実践の書だ。」 Yahoo!元CEOやIBM元CEOも絶賛。 いまこそ読むべき一冊である。 -
桃井ナースがお邪魔します
****** 訪問看護師が差し出す手は、こんなにも温かくて頼もしい。 ――前川ほまれ(小説家・看護師) ****** 桃井の明るさと不思議な力が利用者の心と謎を解きほぐす! 人気シリーズ「ナースの卯月に視えるもの」でデビューの著者、最新作! 元看護師の著者による、元気になれるあたたかなお仕事小説。 【内容紹介】 訪問看護師2年目、27歳の桃井由乃。ある日、いつものように利用者さんのお宅へ伺うと、部屋にいくつかの穴があいていた。触ってみると実際には穴はあいていない。「……家の怪異だ」。人の心が家に現れ怪異として見える桃井は、外見からは分かりづらい利用者さんの異変に気付き……。 カバー装画=丹地陽子 カバー装丁=bookwall ★医療業界から書店員さんまで、「励まされた」と感動の声、続々★ 「自分の過去や家庭にも向き合い少しずつ進んでいく彼女に大変励まされた」くまざわ書店 調布店・柴崎莉沙さん 「この本を読んで、自分だけでがんばらず、頼ってもいいんだと思えるようになりました」訪問看護師・Uさん 「ストーリーの向かう先に、心温まり元気を貰えました」理学療法士・Tさん 「きっと読んで勇気づけられる人がいる」学校図書館・荒木久美さん 「誰の尊厳も諦めない、温かいことばが溢れていて励まさました」訪問看護師・Iさん 「数々のエピソードが看護師として自分の経験したことばかりで驚きました。自分の大切な人のために訪問看護を頼むことになったら桃井ナースに来てもらいたい」訪問看護師・Kさん -
ひとまず上出来
生きることって永遠の微調整! ベストじゃなくても、ひとまず上出来ならOK! 令和を生きるネオ中年の私たちにジャストサイズな、元気が湧き出るエッセイ集。文庫版ボーナストラックもあるよ! いいことも悪いことにも、私たちは慣れてしまうし、忘れてしまう。人間の順応性の高さに簡単します。だからこそ。ちょっとベターを目指したくはある。 ベストじゃなくても、ひとまず上出来。そうやってこれからも生きていきたいと思います。(文庫版あとがきより) 単行本 2021年12月 文藝春秋刊 文庫版 2025年9月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。 -
はじめの一歩を踏み出そう 成功する人たちの起業術
著者は20年間にわたって、スモールビジネスを対象にした経営コンサルティング活動を行ってきた。アドバイスしてきた企業は25000社にも及ぶ。本書はその経験を生かし、職人の視点からスモールビジネスが失敗しがちな原因を分析。そのうえで、成功するためのノウハウを明かした本で、それが全米でもベストセラーになった大きな要因だろう。本書によると、米国では毎年百万人以上の人たちが会社を立ち上げる一方、1年目に40%、5年目で80%以上が姿を消しているという。その多くは「事業の中心となる専門的な能力があれば、事業を経営する能力は十分に備わっている」という誤った仮定で事業を始めるからだ。実際には専門的な仕事をこなすことと、事業を経営することは全く別の問題だと述べる。帳簿をつけたり、人を雇ったりと、これまでに経験がないような仕事がわき出してきて、本業に手が回らなくなる。そうならないためには、収益を生み出す事業を定型化して、パッケージにしてしまうことが大事だ。つまり、自分がいなくても、ほかの人が同じように事業を回せる仕組みをつくることだという。そして、「どうすれば、ほかの人に任せても、事業は成長するだろうか?」などの質問を投げかけ、目標設定や組織戦略、人材戦略など、具体的なノウハウを解説していく。 -
短歌のガチャポン
穂村弘が選ぶ何でもありの短歌ガチャ100。 現代短歌のフロントランナー穂村弘が腕によりをかけて選んだ、明治から現在までの短歌100首。うつくしい短歌、不思議な短歌、へんな短歌、おかしな短歌、不気味な短歌、かなしい短歌……。好きなところからひとつずつ取り出して、なんでもありのマジカルな短歌ワールドをとことん楽しもう。最初は意味のわからない短歌も、穂村弘の切れ味のいい鑑賞文を読めば納得できるはず。穂村弘は言う。「ガチャポンのハンドルをガチャガチャ回すと、カプセルに入った何かがポンと出てきます。ジャンルだけは決まってて、でも、その中の何が出るかはわからない。だから、わくわくして夢中になりました。」短歌の楽しさと多様性を、ミステリアスでファンタスティックなメリンダ・パイノのカラーイラスト25点と共に詰め込んだ、ホムラ印のガチャポン・マシーンがここに。 ※この作品はカラーが含まれます。 -
クリティカル・ワード ゲームスタディーズ
私たちは何を「プレイ」しているのか? ゲーム研究の多面性と新たな可能性をとらえる、キーワード35+ブックガイド20 遊び、ルール、チート、没入、アバター、物語、ゲーム実況、インタラクティビティ…… 押さえておきたい理論から、ゲーム文化が理解できる幅広いキーワード、さらに深く学ぶための重要文献まで、これ一冊で論点がつかめる、待望のゲームスタディーズ入門! 「ゲームと遊びを研究する総合的な学問分野」として生まれたゲームスタディーズは、今大きな注目を集める、まさに21世紀の学問分野と言えるでしょう。本書は、さまざまな領域を巻き込み活況を呈するゲームスタディーズを学ぶうえで、知っておきたい基礎知識と重要な論点を、多様な視点とアプローチでわかりやすくコンパクトに解説した、本邦初・待望のゲームスタディーズの入門書です。 [遊び][ルール][インタラクティビティ]などの基礎概念、[チート][没入][アバター][物語]などのゲーム文化を形成するキーワード、ヨハン・ホイジンガからイェスパー・ユールまでゲーム研究の必読文献ガイドをバランス良くマッピングし、幅広い射程がありながらポイントを絞り込んだ、ありそうでなかった構成が本書の大きな特徴です。 ゲームとは何か、なぜゲームは面白いのか、私たちはいったい何を遊んでいるのか。 哲学や人類学、心理学、社会学、メディア研究、音楽学といったさまざまな領域を巻き込みながら展開してきたゲームスタディーズの、これまでの蓄積とこれからの可能性を概観できる本書は、ゲームを学びたい人だけでなく、ゲームをもっと楽しみたい人、語りたい人にとっても役に立つ、“最初に読むべき”一冊です。 本書という地図を片手に、ゲームスタディーズの世界へ、第一歩を踏み出してみましょう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ◆シリーズ[クリティカル・ワード] 現代社会や文化および芸術に関わるさまざまな領域を、[重要用語]から読み解き学ぶことを目指したコンパクトな入門シリーズです。 基本的かつ重要な事項や人物、思想と理論を網羅的に取り上げ、歴史的な文脈と現在的な論点を整理します。もっと深く理解し、もっと面白く学ぶために必要な基礎知識を養い、自分の力で論じ言葉にしていくためのヒントを読者に提供する新しい入門書です。 -
百年の時効
刑事たちの昭和は終わらない。 真犯人が見つかる、その日まで。 1974年に起きた一家惨殺事件。 未解決のまま50年――。 アパートで見つかった、一体の死体によって事件の針は再び動き出す。 嵐の夜、夫婦とその娘が殺された。現場には四人の実行犯がいたとされるが、捕まったのは、たった一人。策略、テロ、宗教問題……警察は犯人グループを追い詰めながらも、罠や時代的な要因に阻まれて、決定的な証拠を掴み切れずにいた。50年後、この事件の容疑者の一人が、変死体で発見される。 現場に臨場した藤森菜摘は、半世紀にも及ぶ捜査資料を託されることに。上層部から許された捜査期間は一年。真相解明に足りない最後の一ピースとは何か? 刑事たちの矜持を賭けた、最終捜査の行方は――。 感動、スリル、どんでん返し……。エンタメの妙味が全て詰まった、超ド級の警察サスペンス -
若者恐怖症 職場のあらたな病理
「若者がこわい」は、職場に潜むあらたな病だった。 気鋭の経営学者が読み解く“年の功”消滅社会の正体 「コンプラ大丈夫?」「それ、ハラスメントですよ」 こんな言葉が飛び交う現代の職場では、若者に対する漠然とした恐怖が広がっている。 少子化による超・売り手市場により、年功序列のパワーバランスは逆転した。 新人を腫れ物扱いしたり、若手に過剰に忖度している場面に、心当たりはないだろうか。 そんな時代、上司や先輩社員は若手への適切な指導や対話ができずに悩み、 ときに「どうせすぐ辞める」「関わるだけ損」などと、距離をとってしまう。 こうした空気が、職場に深刻なコミュニケーション不全をもたらしている。 本書では、経営学者・舟津昌平氏が、「飲み会離れ」「早期離職」「やりがい・成長」 「ハラスメント」などのキーワードを手がかりに、職場で静かに進行する“若者恐怖症”の実態を明らかにする。 データと現場の声をもとに、通説の矛盾を暴き、世代間の不信やすれ違いの背景にある社会構造を読み解いていく。 部下のマネジメントに悩む管理職はもちろん、20代・30代にも、Z世代にも読んでほしい、 すべての働くひとに向けた、職場改善の処方箋。 【目次】 はじめに 老害になりたくないあなたへ 第1章 若者恐怖症─たとえば、飲み会恐怖症 第2章 若者論の交通整理─Z世代をたらしめるもの 第3章 そして何が問題なのか─神話の喪失、竹槍と学徒動員 第4章 離職恐怖症─若者はすぐ会社を辞めるのか 第5章 やりがい恐怖症─若者は成長しないといけないのか 第6章 ハラスメント恐怖症─若者はなんでもハラスメントって言うのか 第7章 持病とつきあっていく─いっしょに恐怖を飼い慣らす -
サバイブ!
奇跡を起こせるのは、最後の最後まで奇跡を信じきったやつだ―― 資金なし、経験なし、計画性なし。 あるのは志とビジョンだけ。 ベンチャー起業の紆余曲折と仲間たちとの絆を描いた、お仕事×青春小説! なにかを成し遂げたいのなら、死ぬ気で働かないといけない時期が必ずあると思うんだ。 黒川虎太郎は大学四年生。大手企業からの内定も獲得し、堅実な人生を送っていく――はずだった。だが、ステージIVの悪性リンパ腫になったことで人生が一変。 絶望に襲われるコタローを救ったのは『生きるための起業』という一冊の本だった。治療が奏功し、なんとか死を免れたコタローは退院と同時に、「生きるために」起業することに。 高校時代の同級生、白井博と二人で会社を立ち上げたものの、事業内容も資金の調達先も何も決まっていない。 決定したのは社名――「サバイバーズ」だけ。動画制作会社としてスタートを切ることにしたものの、行き当たりばったりすぎる経営で、この先、生き延びることができるのか……!? -
葬祭ジャーニー 世界の「死」をめぐる、びっくりするような風習と儀式
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界のさまざまな地域や文化では、「死」をどのように悼み、弔うのか――35の葬送の風習や儀式を、多彩なビジュアルと、コラムやインタビューを交えた解説でめぐる。 たとえば、街が音楽に包まれるニューオーリンズの「ジャズ葬」。骸骨メイクと花飾りで祝うメキシコの「死者の日」。日本人にとっては驚きの、故人を掘り起こして再会するというマダガスカルの「骨返し」や、亡き人の酒癖や失敗談も墓標に刻むルーマニアの「陽気な墓地」。歴史に根差した風習だけでなく、現代では、携帯電話やスニーカー、ワインボトルを模したガーナの「創作棺」や、遺体を堆肥にして土に還すエコ志向な「グリーン葬」、遺灰をロケットに載せて飛ばす「宇宙葬」も。 哭(な)く、叫ぶ、笑う、歌う、酔う、着飾る、祝福する――かくも多様な死生観や葬送の在り方には、歴史的、宗教的、文化的な背景があり、ページを繰るごとに、「死」は避けられなくとも決して終わりではなく、悲しいだけのものでもないという不思議な感慨に満たされる。よき生と、幸せな旅立ちのための「世界のお弔いガイド」。 -
オレは妻のことをよく知らない
「今日、誕生日なんだけど」と夫・宮沢勇人の携帯にメッセージを送る、妻・瑠璃子。その一方で、妻の誕生日に他の女を何度も抱く夫・勇人──…。郊外の駅前のロータリーで瑠璃子はスマホ画面を眺めていた。メッセージは既読になるも、夫からの返信はない。そこに近付いてくる軽自動車。瑠璃子が片手を上げ、合図を送ると車が彼女の前に止まる。瑠璃子は車に乗り込み、その場から走り去っていく…。しばらくして、不倫を楽しむ夫の携帯に信じられない連絡が入る。「はっ…!? 妻が列車に飛び込み…!!? どうして瑠璃子がそんなことを…まさかオレの浮気を…?」そして、瑠璃子の真の目的が徐々に明かされていく!八月薫(作画)&ロドリゲス井之介(原作)で描く、衝撃の人妻不倫ミステリー!! -
斜め論 ――空間の病理学
ケアは、どうひらかれたのか? 「生き延び」と「当事者」の時代へと至る「心」の議論の変遷を跡付ける。垂直から水平、そして斜めへ。時代を画する、著者の新たな代表作! 自己実現や乗り越えること、あるいは精神分析による自己の掘り下げを特徴とする「垂直」方向と、自助グループや居場所型デイケアなど、隣人とかかわっていくことを重視する「水平」方向。 20世紀が「垂直」の世紀だとすれば、今世紀は「水平」、そしてそこに「ちょっとした垂直性」を加えた「斜め」へと、パラダイムがシフトしていく時代と言える。本書は、ビンスワンガー、中井久夫、上野千鶴子、信田さよ子、当事者研究、ガタリ、ウリ、ラカン、ハイデガーらの議論をもとに、精神病理学とそれにかかわる人間観の変遷を跡付け、「斜め」の理論をひらいていこうとする試みである。著者は、2015年のデビュー作『人はみな妄想する』でラカン像を刷新し、國分功一郎、千葉雅也の両氏に絶賛された気鋭の精神医学者。デビューから10年、新たな代表作がここに誕生する。 -
TRUE Colors 境界線の上で
生理は、将来ママになるために必要なものだから──そう本には書かれていた。でも、わたしもママにならないといけないの? 子どもが欲しい友達、怖いと言う友達。わたしは?(『To be a Mom』神戸遥真) 男子に負けない努力を重ね、中学硬式野球のエースとなったわたし。でも、甲子園には出られない。女子だから。納得なんてできない。ナックルボールを磨き続けた先に、未来はあるのか──。(『三月のグラウンド』蒼沼洋人) 元カレの葉空とは今や親友。恋人じゃないからこそ、楽に過ごせる……はずだった。でも、葉空に「好きな人ができた」と言われて、わたしの心は大混乱。しかも、相手は「彼女」じゃなくて「彼氏」!?(『親友のカレ』いとうみく) お母さんの出張で、家事を任されたわたし。やるしかないけど、なんでわたしばっかり? 詩馬の家のダイニングテーブルでは、父さん二人が料理をしていた。家族のかたちは一つじゃない。それなら、わたしの家だって変えられる?(『ダイニングテーブル』鳥美山貴子) 新しい通学路、新しい学校、新しい生活。ある日、電車の中で尻に触れる誰かの手。満員電車だから? 勘違い? ……違う。ぼくは被害者だ。男のぼくだって、痴漢に遭う。それを認めるのが、こんなに怖いなんて。(『ぼくと体と、』ひこ・田中) ◆ ◆ 令和6年埼玉夏休みすいせん図書にも選ばれた『YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors』から待望の第2弾が登場。 「今」を生きる児童文学作家がジェンダーと中学生をテーマに、それぞれの視点から物語をつづります。 装画は今回も『少年ノート』『ヒラエスは旅路の果て』の鎌谷悠希が担当。 ここでしか読めない、珠玉のアンソロジーです。 -
ベノム
なんとなく友人と顔を会わせるのがしんどくて、なんとなく教室に居にくい。そんなのよくあるのことのはず。 でもそれは、私にとって大きな問題になった。だってあんなにおかしな出来事に、思い悩んだのだから……。 『求愛性少女症候群』。 不満を抱える十代の女の子には、まるで怪異のような不思議な現象が突然病のようにあらわれるという。 そんなのくだらない噂話だと思っていた。 でも、満たされない日々を過ごす私たちに、それは現実のものとなり――。 「ベノム」「ダーリンダンス」「失敗作少女」。大人気楽曲をキャラクター化した、悩める少女たちの不思議な青春ストーリー開幕! -
ADHDの僕が苦手とされる事務にとことん向き合ってみた。
「事務って得意ですか?」 こう聞かれて「はい! 得意です!」と即答できる人って、 どれくらいいるでしょうか。 むしろ苦手な人のほうが多いのではないでしょうか。 目的を達成するために必須の行動。 地味だけど、確実に現実を進めるプロセス。 そんな、すべての仕事に共通する 「足元を固める仕組み」。 これを本書では「事務」と定義。 ADHD傾向のある人が特に苦手とされる「事務」を、 ADHD当事者の「僕」が味方につけるまでの プロセスと方法を紹介していきます。 □抜け漏れ、ケアレスミス □先送りグセ □段取り下手 □過度な自責傾向と豆腐メンタル ……etc. 一つでも心当たりがあったら本書へGO! やる気や集中力の波に振り回されることなく、 「やるべきこと」をサクサクこなせるようになるヒントを伝えます。 -
人間には12の感覚がある 動物たちに学ぶセンス・オブ・ワンダー
五感、第六感どころではない。私たち人間は12もの〈超感覚〉を持つ。 ――21世紀の進化版「センス・オブ・ワンダー」が遂に誕生! ★フィナンシャル・タイムズ紙&ニュー・サイエンティスト誌〈年間ベストブック2冠達成!〉 ★世界と日本のトップ科学者たちから称賛の声が続々! 「われわれの想像を遥かに超える、不思議で奇妙な世界が描かれてる」 ――リチャード・ドーキンス氏(『利己的な遺伝子』著者)絶賛 「人間の五感以外にこれほど多くの驚くべき感覚があることを、本書は意外な動物たちの不思議な感覚を通して教えてくれる」 ――山極壽一氏(霊長類学者 / 京大元総長)推薦 ドーキンスの愛弟子(オックスフォード大学院卒・動物学専攻)が動物と人間の感覚にまつわる最先端の科学的研究を一挙紹介する本書。 私たち人間が秘める、動物たちに負けない不思議な〈超感覚〉とは? 【内なる嗅覚】 一兆種類のにおいを区別「私たちの内なる犬」を目覚めさせよ 【超味覚】 ”泳ぐ舌”と呼ばれるアマゾン川の怪魚と”超味覚”を持つ人間 【色世界】 色の嵐を生きるvsモノクロームを生きる 【触覚と脳内画像生成】 全盲の画家が存在する理由 【耳は「視力」を持つ】 闇の狩人フクロウの「聴力図」とヘレン・ケラー 【時間感覚】 完全な闇のなか、時間が分からないまま生きられるか 【フェロモン】 動物の自由意志を揺らす。夜の巨大クジャク蛾と人間の興奮 【方向感覚】 人間も渡り鳥になれる。豪州の先住民は地球の磁気を感知か 【非・幽体離脱】 ”地球外”知的生命体・タコと人間の身体感覚 ほか -
勉強脳
勉強とは「戦略」だ。 何も考えずに「とりあえず」始めるのは愚の骨頂。 「最短距離」であらゆる目標に到達するための 「方法」を間違うな。 試験、資格取得、仕事のスキルアップ、読書…… 「勉強」がそのパフォーマンスアップを左右するのは間違いありません。 でも、「とりあえず」勉強に取り組んでいませんか? 「どう勉強するか」を知らずして、 効率のいい勉強はできません。しかも、学校でも仕事でも 「勉強のやり方」は教えてくれないことがほとんどです。 これまで10万人以上に教え、SNSでは100万人超のフォロワーを有する 精神科医が、「勉強法」の真髄を語りつくした本書。 限られた時間で、効率的に取り組もうとするからこそ、 そこには工夫が生まれ、それが人を成長させます。 結果が出て、「楽しい!」と思える「勉強脳」を手に入れれば、人は無敵です。 その鍵が、「アウトプット型勉強法」にある。 時間がない人も、結果が出ない人も、 樺沢式「アウトプット」勉強法が解決します! ※本書は、2017年1月に小社より刊行された『ムダにならない勉強法』を加筆・再編集したものです。 -
私たちに名刺がないだけで仕事してこなかったわけじゃない~韓国、女性たちの労働生活史
韓国大手新聞社「京郷新聞社」で特別に編成されたジェンダー企画班による、 偉大すぎる女性たちの記録。 激動の時代、国を影で支えてきたのは「正社員」には数えられない無数の女性たちだった――。 韓国社会を支えてきた50~70代の女性たちへのインタビュー集。 Contents Prologue ありふれた声を求めて WAY TO WORK 出勤一日目 ほら見ろ、これが女性たちの人生だぞ。 悪いことが波のように押し寄せてきたけれど、私は逃げなかった Insight 1954年、32万人の娘たちが生まれた WAY TO WORK 出勤二日目 私たちが働いていないだと? ヒジャさんを表現するにはあまりにも小さい「家の人」という呼び名 字を書く人、イン・ファジョン Insight ある日突然彼女たちの労働が消えたとしたら? WAY TO WORK 出勤三日目 男尊女卑からフェミニズムまで 娘たちに伝えるスンジャさんの本音 Insight 変わったものと変わらないもの Insight 娘たちは母親の労働から女性の労働を読み取った WAY TO WORK 出勤四日目 ここは都会と違うんです グァンウォルさんが10年間婦人会長を務めてきた理由 この身で生まれてこの鉱山の鉱員となり Insight 農村の時間は、30年遅れて流れる WAY TO WORK 出勤五日目 今日も出勤する女性たち Insight 女性たちの将来の夢 アンナさんの労働は、愛になった テスンさんは新しい70代を準備している 私は自分自身が名刺です。 ラップと月曜日が好きなウンスクさん Epilogue 彼女たち一人一人が、一冊の本だった -
よみがえる「学校の怪談」
恐怖が生まれ増殖する場所は、いつも「学校」だった――。 繰り返しながら進化する「学校の怪談」をめぐる論考集。 90年代にシリーズの刊行が始まり、一躍ベストセラーとなった『学校の怪談』。 コミカライズやアニメ化、映画化を経て、無数の学校の怪談が社会へと広がっていった。 ブームから30年、その血脈は日本のホラーシーンにどのように受け継がれているのか。 学校は、子どもたちは、今どのように語りの場を形成しているのか。 教育学、民俗学、漫画、文芸・・・・・・あらゆる視点から「学校の怪談」を再照射する一冊。 目次 1章 「学校の怪談」はどこから来て、どこへ向かうのか ―― 一柳廣孝 2章 「学校の怪談」と戦争の影 ―― 吉田悠軌 3章 「学校の怪談」ブームのさきがけ ホラー雑誌と怪談投稿文化 ―― 廣田龍平 4章 令和によみがえる『地獄先生ぬ~べ~』 ―― 真倉翔 岡野剛 5章 「大学怪談」の世界 ―― 吉田悠軌 6章 「学校の怪談」を調査する ―― 朝里樹 7章 特別寄稿 “つなぐ”学校の怪談 ―― 吉岡一志 8章 ブックガイド 現代ホラー小説は学校怪談をどう描いてきたか ―― 朝宮運河 -
期間限定、第四騎士団のキッチンメイド
【電子書籍限定書き下ろしSS】&【茲助先生描き下ろしイラストとサイン】付き! 自立したいので、男飯作ります!? 結婚全力回避から始まる、堅実なポジティブ令嬢のグルメファンタジー、開幕! 書き下ろし番外編2本+コミカライズ試し読み収録! コミックス1巻と同日発売! 書き下ろし番外編 ・いつか私とダンスを ・「もしも」の話 【あらすじ】 「将来は結婚せず、自立して一人暮らししよう!」 前世でイケメン(だけが取り柄の)夫に裏切られて異世界へ転生したアリスは、そう心に決めた。働いていれば結婚しなくて済むし、家族へ仕送りだってできる! そんな考えでルンルンと第四騎士団のキッチンメイドとして就職したものの、団員はトラウマなイケメンばかり。恐れおののきながら持ち前の堅実性と実直さでコツコツ仕事に取り組む中、便利魔道具《下ごしらえくん》を相棒にして作った牛丼、からあげ、トンカツなど超庶民派の男飯が、血気盛んな騎士らの胃袋を鷲掴み!? やがてアリスは、自分の店を開きたいという夢を抱くのだが……。 結婚全力回避から始まる、堅実なポジティブ令嬢のグルメファンタジー! 著者について ●皿うどん 皿うどんが好きすぎて皿うどんと名乗っています。 方向音痴なので、引っ越すたびに道に迷っています。 マッチョが好きです。 -
シンガポールを知るための65章【第5版】
国際的にも重要な地位を占めるに至った小さな都市国家シンガポール。本書は、日本の第一線で活躍する研究者をはじめとする、知見も経験も豊富な執筆者によって紹介する、絶好のシンガポール入門書。コロナ禍での経済危機、ロックダウン等、最新の状況も収録。 -
縄文 革命とナショナリズム
戦後日本は何につまずき、いかなる願望を「縄文」に投影したのか。 岡本太郎が縄文を発見し、思想家、芸術家たちのなかで縄文への関心が高まった。柳宗悦ら民芸運動の巨匠たちが縄文に本当の美を見いだし、島尾敏雄が天皇以前の原日本人の姿を託し、吉本隆明を南島論へと向かわせた。縄文は日本赤軍のイデオロギーにも取り込まれ、オカルトを経由しニューエイジ、スピリチュアリズムに至る。梅原猛が霊的世界を称揚する縄文論を展開し、「縄文ナショナリズム」を生み出すことになった。それは、一九九〇年代の右傾化現象のなかでさらに裾野を広げている。 戦後日本人の新たな精神史。 アナーキストも保守思想家も、縄文には夢をたくしてきた。 その系譜を細大もらさずおいかける、超古代幻想の現代史。 ――井上章一 あらゆる「日本」が投影される縄文の現代史を網羅し、 その思想の体系を詳述した重要な一冊。 ――いとうせいこう 序章 戦後日本が「縄文」に見ようとしたもの 第一章 岡本太郎と「日本の伝統」 縄文発見 対極主義と「日本の伝統」 第二章 民芸運動とイノセント・ワールド 民芸運動と「原始工芸」 濱田庄司の縄文土器づくり 最後の柳宗悦 第三章 南島とヤポネシア 島尾敏雄の「ヤポネシア」論 吉本隆明『共同幻想論』と「異族の論理」 ヤポネシアと縄文 第四章 オカルトとヒッピー 空飛ぶ円盤と地球の危機 原始に帰れ!——ヒッピーとコミューン 第五章 偽史のポリティクス——太田竜の軌跡 偽史と革命 「辺境」への退却 スピリチュアリティ・陰謀論・ナショナリズム 第六章 新京都学派の深層文化論——上山春平と梅原猛 上山春平の照葉樹林文化論 梅原猛——縄文とアイヌ 終章 縄文スピリチュアルと右派ナショナリズム -
鳥類学は、あなたのお役に立てますか?(新潮文庫)
ある日は南の島で情熱的に調査を行い、ある日は鳥が地球を支配できるかについて机上で深く考察。大量のハエと格闘し、ミズナギドリの和名に苦悩。命がけの冒険は辞さないが時に東京で迷子になったりもする。「どうして鳥の研究をするのですか?」「楽しいから。他に理由が必要かい?」ベストセラー『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』堂々の姉妹編。「鳥類学者の散歩道」を特別収録。(解説・岩井圭也) -
もしロシアがウクライナに勝ったら
ドイツのNo.1ベストセラーを緊急刊行! 解説:奥山真司(地政学・戦略学者) 軍事・安全保障のエキスパートが圧倒的なリアリティで描く、 ウクライナ戦争後の「起こりうる未来」 ***** 南クリル諸島(北方四島)をめぐる問題を考えれば、これは日本の利害にも関係する。ロシアがこれらの島を問答無用で自国の領土と宣言するのを、さらには中国が尖閣諸島を制圧し、軍事力に訴えて自国の要求をのませようとするのを、何をもって押し止めることができようか。つまり、ウクライナ戦争でロシアが勝利すれば、欧州だけでなく、アジアでもパンドラの箱が開くことになる。本書のシナリオは日本の読者にとっても対岸の火事ではないのだ。(日本版序文より) ***** 2028年3月27日未明、ロシア軍がエストニアの都市ナルヴァとバルト海のヒーウマー島を占領。バルト三国への攻撃が始まった。 2025年にウクライナ戦争が終結して以来、軍備増強という問題から目を背けてきたNATOは、ここへきて防衛能力不足があらわになる。一方ロシアはプーチン前大統領の悲願であった「歴史的使命」を完遂すべく、西側諸国への軍事的エスカレーションを着実に進めていく……。 はたしてNATOは結束して行動を起こせるのか? 不穏な動きを見せる中国の狙いは? そして、世界は核戦争へと突入してしまうのか? 【目次】 第1章 バルト三国、数年後の未来 第2章 ジュネーブ・国際連合欧州本部「パレ・デ・ナシオン」――三年前 第3章 風向きの変化 第4章 モスクワの雪解け? 第5章 ジュネーブ後のウクライナ――混迷 第6章 限定的な防衛能力 第7章 計画 第8章 マリ共和国キダル、2028年2月2日――ゲーム開始 第9章 ブリュッセル、2028年2月5日――撒かれたエサ 第10章 南シナ海、2028年2月28日――盟友の間接支援 第11章 シアトル、2028年3月26日――急報 第12章 ベルリン――2028年3月27日、4時20分(CET) 第13章 盗聴防止策が施されたビデオ会議――2028年3月27日、8時30分(CET) 第14章 モスクワ――2028年3月27日、九時(CET) 第15章 ブリュッセル・NATO本部――2028年3月27日、一4時(CET) 第16章 ワシントン・ホワイトハウス――2028年3月27日、一4時15分(CET) 第17章 80°49′35″N 66°27′30″W / 80.82639°N 66.45833°W――2028年3月28日、12時27分(CET) 第18章 ブリュッセル・NATO本部――2028年3月28日、16時(CET) 第19章 トヴェリ州ルジェフ(ロシア連邦)――2028年3月29日、9時(CET) 第20章 モスクワ/北京、2028年3月30日――新たな中心 解説/奥山真司(地政学・戦略学者) -
まりげ母ちゃんの全力日本海ライフ
8年前、埼玉から京都・舞鶴にUターン! 自然の猛威、牡蠣の養殖、古民家リノベに男児4人の子育て…!全ての荒波を全力で乗り越えるまりげ母ちゃんのドタバタ日本海ライフ!! -
答えのない道徳の問題 どう解く?
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「ついていい嘘と、ついちゃいけない嘘ってどう違うんだろう?」「人数が多いほうが、正しいってどうして言えるんだろう?」「どうしてお母さんは、ボクの嫌いな勉強をおしつけてくるんだろう?」など、どう考えてどう答えたらよいのか難しい問題ばかりを子どもから大人まで考えました。池上彰さん、羽生善治さん、谷川俊太郎さん、ミッツ・マングローブさんなど各界のみなさんにも考えていただいた「考えて、議論する道徳の本」。 -
インドを旅する55章
悠久の歴史が流れる広大で多様なインド。本書は、長年インドに深く関わってきた方々が、これまではほとんど紹介されてこなかった「ディープ・インド」ともいうべき、多様で深遠なインド世界に読者を誘い、新たなインドを見つける一冊である。 -
読書感想文が終わらない!
夏休み、小学校の図書室で出会ったのは…感想文の救世主!? 書くことで、自分の本当の気もちも見つける物語。 小学校の図書室に現れた、謎の中学生フミちゃん。彼女に導かれるように感想文を書きはじめる小学生たち。ただ書いただけだけど、抱えていた不安やさみしさ、モヤモヤがちょっと軽くなって…。 青春小説の名手・額賀澪が贈る。読んだら書くコツがわかって、心もすっきり!感想文がちょっと好きになる物語。 -
16歳からのリーダーシップ
社会を見渡して変えたいと思うことはありますか? 現代のリーダーは、上に立つより前に立つ人。 それぞれが、自分のやりたいことから目標をみつけ みんなに広げ、実現に向けて行動し、叶えていく。 誰もが持てるそんなリーダーシップにこそ、世界を変える力があります。 「いま目の前に『たい』はたくさん泳いでいますか? もちろん魚のことではありません。 『◯◯がしたい』という意志のことです。 この世の中は、たくさんの『たい』を育てている人には、 とても面白いことが次々と起こるようにできています。 (中略) リーダーとは上に立つというより、前に立つ人。 立場にかかわらず、誰より先に行動する。 みんなも目指したいと思える明日を提示する。 仲間たちは、あなたの目線に共感してついてくる。 現代のチームはこうして動き出すものです。」 (本書はじめにより) -
踊りつかれて
誰かが死ななきゃ分かんないの? 首相暗殺テロが相次いだあの頃、インターネット上にももう一つの爆弾が落とされていた。ブログに突如書き込まれた【宣戦布告】。そこでは、SNSで誹謗中傷をくり返す人々の名前や年齢、住所、職場、学校……あらゆる個人情報が晒された。 ひっそりと、音を立てずに爆発したその爆弾は時を経るごとに威力を増し、やがて83人の人生を次々と壊していった。 言葉が異次元の暴力になるこの時代。不倫を報じられ、SNSで苛烈な誹謗中傷にあったお笑い芸人・天童ショージは自ら死を選んだ。ほんの少し時を遡れば、伝説の歌姫・奥田美月は週刊誌のデタラメに踊らされ、人前から姿を消した。 彼らを追いつめたもの、それは――。 -
新 心霊探偵八雲
【待望の「八雲」新シリーズ、ついに開幕!】 八雲が、晴香が、帰ってきた! 「君にも、視えるのか」 新たな相棒は、かつての自分だった。 ーーーーー 両眼の赤い男との戦いから4年。 明政大学の助教となった斉藤八雲は、「記憶」を失い「幻覚」に苛まれる男子学生・深水蘇芳に出会う。 彼はなぜ「記憶」を失っているのか。見ているものは「幻覚」なのか、それとも――。 八雲は迷える蘇芳と共に、幽霊によって引き起こされた連続不審死事件の調査に挑む。 現場に残された「次の被害者」の名前、事故物件の謎、近づいてくる少年の幽霊。 全てがつながったとき、切なくもおぞましい呪いが、明らかになる! 果たして、八雲は初めての弟子を光のもとに導くことができるのか? 心霊探偵の新たな物語が今、始まる。 ★★★★★ 読んで育った“八雲チルドレン”の若手作家たちから、応援コメント続々! 「中学時代に同級生たちとこぞって読んでいたシリーズに新たな歴史が刻まれる。こんなに嬉しいことはありません!」 阿津川辰海 「子供の頃から、一番身近だった非日常。あるかもしれない世界への扉がほしくて、鏡を覗いて瞳が赤くなっていないかと確かめていました。」 斜線堂有紀 「役者は揃った。おかえり、八雲先生! 絶望も希望もまだまだ続いていく。八雲たちの成長が嬉しく、頼もしい新章開幕。」 芦花公園 ★★★★★ そして、オリジナル八雲シリーズも 完全改稿版にて講談社文庫から堂々刊行スタート! -
「好き」を言語化する技術 プレミアムカバー 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない (アイドル ライブ イラスト アニメ バンド 声優 推し活)
推しの素晴らしさを語りたいのに、「やばい」しかでてこない……! 言葉にできれば、推し活はもっと楽しくなる! たちまち23万部突破!好きな本・映画・舞台・ドラマ・アイドルetc.を語りたい人の必読書が 大人気イラストレーターmameさんによるプレミアムカバーで登場! あなたの「推し」はなんですか? お気に入りのアニメ、本、漫画、映画。 応援しているアイドル、声優、バンド、YouTuber。 大好きな舞台、コンサート、ライブ。あるいは、スポーツや釣りなどの趣味も、推しに入るかもしれません。 本書は、アイドルと宝塚をこよなく愛する著者が、書評家として長年培ってきた文章技術を「推し語り」に役立つようにまとめた1冊です。 SNS発信・ブログ・ファンレター・友人とのおしゃべり・音声配信などの発信方法ごとに、自分だけの言葉で感想を伝える技術を教えます。 推し語りには、語彙力や文章力が必要だと思われがちですが、それは間違いです。 必要なのは、自分の感想を言葉にする「ちょっとしたコツ」だけ。 そのコツさえ知れば、あなただけの言葉で好きな作品の素晴らしさを語れるようになります。 ここでは特別に、少しだけそのコツをお教えします! コツ① 自分の感情を一番大切にする コツ② 妄想をこねくり回して、感想を生みだす コツ③ よかったところを細分化するだけで、あなただけの言葉になる これって一体、どういうことなんでしょう…? 本書を読めば、特別な才能や技術がなくても、あなたの感動を自分の言葉で語れるようになります。 ≪こんな方におすすめ≫ ・映画を観たあと、他人の感想をSNSでリサーチしまくってしまうが、本当は自分の言葉で感想を発信したい ・好きな作品について、うまいこと言いたい ・好きな作品や推しについて語ろうとすると「おもしろかった」「すごい」「やばい」「よかった」という凡庸な表現しかでてこない ・ファンレターやブログを書きたいけど、ネタが思いつかない ・なぜ、その作品や人に魅かれるのか言語化したい ■ 購入者限定特典付き! ①ダウンロード特典:「推しの素晴らしさを語る」発信方法ごとのまとめ ②挟み込み特典:「好き」を言語化するためのワークシート ※ワークシートは、本書(プレミアムカバー)紙版の限定特典です。電子書籍版には含まれておりません。また、挟み込み特典は予告なく終了する場合がございます。あらかじめご了承ください。 ※本書は、2024年7月に弊社より刊行された『「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない』のプレミアムカバー版です。カバー以外のコンテンツは同じですので、あらかじめご了承ください。 -
認知症とはどのような病気か 脳の構造としくみから全体像を理解する
「脳の機能低下」はなぜ起こり、それがどう病気につながるのか? 「患者数を半減させる方法」とは? 経験豊富な認知症サポート医が最新情報を詳しく解説。 「本書の読者となるであろう患者家族の方々、認知症を心配されている方々、あるいは認知症の診療や介護に携わる医療関係者にとっては、一般に知られている認知症の解説書と比べ、その内容の鮮度やポジティブなメッセージが込められている点において、本書は別格の存在である」──北海道大学総長・寶金清博 〈家族の発病を疑ったら? 自分に不安を感じたら?〉 記憶力が衰え、自分が誰かがわからなくなる「アルツハイマー型」。 人柄が変わり、身勝手なふるまいが増える「前頭側頭型」。 存在しない人や動物が、ありありと見える「レビー小体型」。 40代、50代でも発症する「若年性」。 歩行障害や言語障害が突然生じる「血管性」や、「記憶障害が目立たない」認知症も存在する。 徘徊や暴言はなぜ起こる? 話題の新薬の効果は? 遺伝はするのか、しないのか。 認知症を予防する食べものとは? 認知症特有のトラブルを引き起こす要因は? 多様で複雑な病状を正確に理解するために必読の一冊。 〈もくじ〉 序章 「認知症の人が減る社会」を目指して 第1章 認知症を知ろう 第2章 認知症とはどういう病気か? 第3章 アルツハイマー型認知症の新薬「レカネマブ」と「ドナネマブ」──その効果と副作用、費用…… 第4章 記憶や言語はどう蝕まれるのか──認知症の中核症状(1) 第5章 人の気持ちを理解する、自分を知る──認知症の中核症状(2) 第6章 認知症はなぜ嫌われるのか?──暴言や徘徊を生み出す「行動・心理症状」を理解する 第7章 「納得のいく診療」を受けるために 第8章 認知症を予防するには?──すべきこと、してはいけないこと 第9章 認知症の人に優しい社会へ -
エステルの手紙教室
《みなさんの感情や意見には一切口出ししません。手紙の書き方、つまり文章の書き方を教えるのがわたしの役割です》北フランスのリールで書店を営むエステルは、亡くなった父を偲んで手紙教室を開くことにした。参加者を募る新聞広告を出すと、5人から応募があった。孤独な老婦人、重度の産後うつに苦しむ夫婦、仕事にやりがいを見いだせないビジネスマン、そして進路に悩む青年。性別も年齢も異なる参加者とエステルは、手紙のやりとりを通して新しい言葉との出会いに飛び込んでゆく。言葉の力を賛美した小説。"Le Prix Du Roman Qui Fait Du Bien"(癒やしの小説賞)を受賞。 -
友達じゃないかもしれない
「私を認めてくれるのは、私が女だからなんじゃないの」 「すべての人間関係がロールプレイングゲームになる」 ジェンダーへの違和感、野蛮な家族、仕事のつまづき、美醜の悩み…… でこぼこな現代を生きぬくふたりの不器用人間が、価値観のズレも問いも徹底的に議論する! 自我が怪物並みの歌人・上坂vs.AIのような兼業文筆家・ひらりさ、 極端なふたりの失敗と諦めに、気づけば励まされる火の玉往復書簡。 -
名作映画で読み解く世界史
名作映画には、いい本や古典と遜色ない、作品によっては、文字だけでは得られないビジュアルならではの感動を得られる作品があります。東京大学名誉教授で歴史学者の本村凌二先生が、世界史の教養が身につく、素晴らしい名作映画を厳選し、作品の背景となっている歴史を丁寧に解説します。 ●ベン・ハー ●グラディエーター ●レッドクリフ ●アレクサンドリア ●ブレイブハート ●薔薇の名前 ●わが命つきるとも ●エリザベス ゴールデン・エイジ ●七人の侍 ●アマデウス ●天井桟敷の人々 ●風と共に去りぬ ●山猫 ●幕末太陽傳 ●アラビアのロレンス ●ドクトル・ジバゴ ●スティング ●カサブランカ ●ライフ・イズ・ビューティフル ●活きる ●ニュー・シネマ・パラダイス 21の古代から現代までを網羅する名作映画を取り上げます。中には、著者をローマ史研究の第一人者たらしめた作品も! 歴史学者ならではの視点で名作映画を深掘りしますので、映画も世界史もより一層楽しめること請け合いです。かつて見たことのある映画も、まだ見たことのない映画も、読んでから見れば、「ああ、そういうことなのか」「だから、こうなったんだ」とより深く鑑賞することができるようになるでしょう。親しみやすい名作映画から、歴史に興味を持っていただき、世界史の教養を身につける一助となる一冊です。 -
記憶の対位法
二〇一七年、フランス中部に位置する都市リモージュの新聞社に勤める事件記者ジャンゴ・レノールトは、亡き祖父マルセルの遺品整理のため、彼が晩年を暮らした寒村を訪れる。戦後、対独協力者として断罪された祖父は、一族から距離を置いてこの地に隠れ住んでいた。生前会うことがなかった祖父が遺したのは古書の山と、二十あまりの黒檀の小箱──そこに隠された意味とは何か? ジャンゴは西洋古典学を研究する大学院生ゾエ・ブノワの協力のもと、祖父が希求した真実を求め歴史の迷宮へと足を踏み入れる。〈図書館の魔女〉シリーズの俊英が満を持して贈る、知的探究の喜びに満ちた長編ミステリ。 -
麻衣子さんと学ぶ正しい家計管理
「旅行ができないのも、マンションの頭金がないのも、 収入が低いせいだと思ってるんだね……」 新幹線の中で出会った謎の紳士から、人生を変える家計管理を学ぶ。 スラスラ読めて家計が整う「超実用的」物語! ベストセラー『正しい家計管理』の著者・林總氏の力作「小説版 正しい家計管理」。 物語の始まりは、東京発新幹線のぞみ号の車内。麻衣子さんはマンション購入の頭金の援助を頼みに、下関の実家に向かうところだった。赤字家計で汲々と暮らす麻衣子さんは、偶然隣に座った紳士・石丸から家計管理のレクチャーを受けることになる。 財産目録の作り方、予算の立て方などの方法論はもちろん、家計管理の大事な目的をしっかり教え込まれた麻衣子さん。下関に着くころには、考え方ががらりと変わり、家族を幸せにする「家計管理法」をマスターしていた。 内容(見出し) ・物語形式で読みやすい ・細かいことは、秘書のサンちゃん(犬)がマンガで教えてくれる ・家計管理のノウハウなのに、なぜかグッとくる言葉が満載 ・読者も麻衣子さんといっしょに家計を整えることができる「4つの表」付き 目次(見出し) 第1講 見るべき数字は別にあるんだ──財産目録を作る 第2講 君は何歳まで生きるつもりかね?──生涯収支を出す 第3講 君の夢を教えてほしい──価値観を予算に反映する 第4講 預金は義務なんだよ──ふたつのリスクに備える 第5講 いちばん高コストなのは時間なんだ──時間、物、空間の無駄を意識する 第6講 そろそろ作業を始めよう──4つの表を作る 第7講 きっぱりやめようじゃないか──管理不能支出にメスを入れる 第8講 努力は必要ない。仕組みを作るだけ──予算を守れる管理法 出版社からのコメント(見出し) 「家計簿は重要じゃない。見るべき数字は別にあるんだ」 「家計を黒字にするためには、収入は関係ない。上手に管理することだ。なかでも大切なのは、支出、つまりお金をどう使うかということなんだ」 「お金がかかる、という言葉をやめるんだ。どんなに必要経費であっても、お金をかける、という言葉に直してほしい」 上記は本書に登場する、謎の紳士・石丸氏の言葉です。この名言からわかるように、家計管理の「やり方」以上に、もっとずっと大切な「家計管理の哲学」を学べる本ができあがりました。 個人的に刺さったのが、 「いちばん高コストなのは時間なんだ」 「限られた1時間を自分がもっとも価値をおいているものに集中させられたかどうかで、幸福度が決まるんだ」 という言葉です。著者の林先生の専門は管理会計。管理会計の目的は1時間あたりの生産性を上げること。それを家計に当てはめると、「1時間あたりの家族の満足度を上げること」という解説にハッとします。 やみくもに節約や貯金に走るより、時間あたりの満足度を上げる。つまり、家族が幸せでいられる時間を増やすための家計管理である。これが本書の真髄です。 ベストセラー『正しい家計管理』の著者による本なので、テクニカルな「やり方」も充実しています。今回は、わかりやすくお伝えするために、石丸氏の秘書「犬のサンちゃん」の力を借りました(マンガで登場!)。 従来の家計管理に失敗してきた人、なんとなく将来が不安な人に、ぜひ読んでいただきたい1冊です。人生、本当に変わると思います! (編集担当) イラスト:清家正悟 デザイン:アルビレオ -
ぼく モグラ キツネ 馬 アニメーションストーリ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アカデミー受賞! 『ぼく モグラ キツネ 馬』のアニメ版を書籍化! Twitter、テレビで大人気の精神科医 藤野智哉さん推薦! 「うれしい、さみしい、 ありがとう、たすけて。 生きた言葉の美しさと強さを 感じられる絵本です。」 ぼくは、モグラとキツネと馬と、旅に出た。 そこで見つけた本当の“家"とは。 イギリスではハリー・ポッターシリーズに次ぐ 史上2番目に売れたハードカバー本となり、 世界800万部、 日本版も24万部を突破した 『ぼく モグラ キツネ 馬』。 この世界的ベストセラーのアニメーションが、 100人のアニメーターにより 2年もの歳月を費やして制作されました。 英BBCとアップルTVで公開されると大きな話題となり、 アカデミー賞(短編アニメ映画賞)受賞。 本書はアニメ版の書籍化で、 原作に引き続き小説家・映画監督の川村元気さんが翻訳。 鮮やかなカラーイラストで贈る もうひとつの『ぼく モグラ キツネ 馬』を お楽しみください。 -
YABUNONAKAーヤブノナカー
文芸業界の性、権力、暴力、愛。戦慄の長篇 性加害の告発が開けたパンドラの箱―― MeToo運動、マッチングアプリ、SNS……世界の急激な変化の中で溺れもがく人間たち。対立の果てに救いは訪れるのか? 「わかりあえないこと」のその先を描く、日本文学の最高到達点。 「変わりゆく世界を、共にサバイブしよう。」――金原ひとみ 文芸誌「叢雲(むらくも)」元編集長の木戸悠介、その息子で高校生の越山恵斗、編集部員の五松、五松が担当する小説家の長岡友梨奈、その恋人、別居中の夫、引きこもりの娘。ある女性がかつて木戸から性的搾取をされていたとネットで告発したことをきっかけに、加害者、被害者、その家族や周囲の日常が絡みあい、うねり、予想もつかないクライマックスへ――。 性、権力、暴力、愛が渦巻く現代社会を描ききる、著者史上最長、圧巻の1000枚。 『蛇にピアス』から22年、金原ひとみの集大成にして最高傑作!
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