作品一覧 2020/04/24更新 競争戦略論(第2版) 試し読み フォロー 組織の<重さ>―日本的企業組織の再点検 試し読み フォロー 一橋MBA戦略分析ケースブック 事業創造編 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 加藤俊彦の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 競争戦略論(第2版) 青島矢一 / 加藤俊彦 「経営戦略論」は、ポーターがいて、バーニーがいて、ミンツバーグがいるんだね、というところで、分かった気になって、長らく放置していたジャンルなのだが、先日、沼上さんの「経営戦略の思考法」を読んで、刺激を受け、いろいろ乱読中。 というなかで、今のところ、一番面白くて、情報の凝縮度が高く、しかもわかりや...続きを読むすかったのが本書。全くの初心者は難しいかもだが、入門書を読んだあと、2冊目か、3冊目に読むとかなり効率的に経営戦略の全貌がわかるんじゃないかと思う。 ミンツバーグが、経営戦略を10のスクールに分けたのに対して、沼上さんは、5つ、つまり、「戦略計画学派」「創発戦略学派」「ポジショニング・ビュー」「リソース・ベースト・ビュー」「ゲーム論的アプローチ」に整理して、かなりスッキリした。 この本では、さらに、「ポジショニング・アプローチ」「資源アプローチ」「ゲームアプローチ」「学習アプローチ」に整理。これが本当にスッキリですね。 個人的には、「学習アプローチ」が4つの分類の1つに位置付けられて、ちょっとうれしい。といっても、私自身は、「学習する組織」とかは、あまり戦略論とは思ってなかったんだけど、そういう観点にたてば、一種の戦略論ということもできるな。 個別の具体的な戦略オプション、つまり、コストリーダーシップとか、差別化戦略とか、垂直統合とか、国際戦略とか、そういうことの説明は、あまりない。まあ、これやり出すと本の厚みが一気に2倍以上になるだろうしね。 この本は、あくまでも経営戦略論の「考え方」の根っこをしっかり理解し、自分の頭で考え始めるためのものである。 Posted by ブクログ 競争戦略論(第2版) 青島矢一 / 加藤俊彦 経営戦略を分かりやすく解説する本 一橋大学の先生、 同じ業種でも儲かる会社とそうでない会社が分かれる理由。 競争戦略の4つのアプローチを紹介。 1ポジショニング 2資源 3ゲーム 4学習 文章がきれいなのですらすら読める。 Posted by ブクログ 競争戦略論(第2版) 青島矢一 / 加藤俊彦 同じく競争戦略論を理解するために進められて読んだ。ラーメン屋の例など,事例がいまいちだというレビューも見かけたが,私にはとてもわかりやすかった。これを何回か繰り返し読めば,初心者でも経営戦略論のフレームが頭に入ると思う。 Posted by ブクログ 組織の<重さ>―日本的企業組織の再点検 沼上幹 / 軽部大 / 加藤俊彦 / 田中一弘 / 島本実 組織の重さと諸要因の関係を科学的に把握するための貴重な研究。 ミドル層へのアンケート調査をもとに定量分析を行っている。 参加企業はプロジェクトに賛同した計18社。BU数は107。 組織の重さを ①過剰な「和」志向 ②経済合理性から離れた内向きの合意形成 ③フリーライダー問題(口は出すが責任は取らな...続きを読むい人、決断力の不足) ④経営リテラシー不足 の4つの変数から推定。 因子分析にかけて①②を「内向き調整志向」変数、 ③④を「組織弛緩性」変数として組織の重さを計測する。 本研究の一番のインプリケーションとしては 機械的組織と有機的組織、 縦横における公式と非公式の繋がり これらがバランス良く設計されている組織は 組織の重さが軽くなる可能性が高い、ということ。 そして本研究では組織の重さと業績面での統計的相関分析は行わず、(そもそも選択バイアスがあるため無意味) 調整比率と組織の重さの相関分析を行っている。 調整比率はモデルチェンジの日数、新規事業日数、撤退日数に際して、組織内での調整にかかる時間をアンケートで定量的に把握して分析している。 日数(比率)が減れば、コスト削減や市場への迅速な対応に繋がり、業績に好影響が出るという仮定が裏にある。 Posted by ブクログ 競争戦略論(第2版) 青島矢一 / 加藤俊彦 企業の成長の為には、戦略が必要でそれを策定するためのロジック的な考え方や有効的なアプローチがあるという内容でした。 戦略論という本は初めて読んだが今の事業部戦略PJ活動に活用できる知徳ができた。 ・気になるセンテンス 顧客価値を満たし かつ他社に真似されない企業独自の能力が 企業に利益をもたらす。...続きを読む 付加価値を創出するための戦略とは、「技術力・ものづくり力」「顧客価値」「希少価値」の3点セット。他社にはできない希少性を確保しなければならない。 Posted by ブクログ 加藤俊彦のレビューをもっと見る