上念司の作品一覧
「上念司」の「経済で読み解く日本史 江戸時代」「官僚と新聞・テレビが伝えないじつは完全復活している日本経済」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「上念司」の「経済で読み解く日本史 江戸時代」「官僚と新聞・テレビが伝えないじつは完全復活している日本経済」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
構成としては1,2章は経済学、3,4章は投資術。
以下、個人的に参考になった要点を抜粋。
【1,2章…経済学】
・日本企業の内部留保は不況時の備え。積極投資タイプの企業はデフレ期に壊滅し、現在の大企業はデフレ期を生き残った貯蓄タイプの企業の為、日本企業は内部留保が多い傾向。
・オーバーシュート型コミットメント…金融政策において、目標のインフレ率に達してもすぐには金利を引き締めず、一定期間は物価推移を観察してから、金利を引き締める手法。
【長所】物価の瞬間風速に惑わされない。(原油高などの一時的かつ瞬間的なインフレに反応して金利を上げてデフレ化、といった事態を防ぐ)
【短所】インフレ退治の対応