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「ネットの神」と「勝間和代の最強ブレーン」がタッグを組んで、メディアに蔓延(はびこ)るウソを完全論破! ●震災復興には増税が必要 ●「国の借金」は返さなければならない ●円高が続くのはいいことだ ●日銀の独立性を侵してはならない ●中国がなければ日本経済はもたない ●このままでは日本はギリシャになる ●税金泥棒の公務員は減らすべき ●公共事業は「悪」である →全部ウソ!
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Posted by ブクログ
日本は資産があるのになぜデフレ(不景気)なのか。 またそれをどうしたらいよいのか。 なぜ財務省は増税をしようとするのか。 また実はユーロという共通通貨にしたことはあまりよろしくなかった。 などなど、マスコミでは伝えてくれないことが読み取れて興味深かったです。
三橋さんの本はよく読んでいるのですが、これは特に面白かったです。 内容は三橋さんとほぼ価値観を同じくする上念さんとの対談です。 デフレ期の増税はGDPを縮小させ、結果税収は減少する。 財務省の権限が強すぎること。 緩やかなインフレを実現するために紙幣を発行すればいいのに、それを拒否する日銀の話など...続きを読むなど。 日本の問題は、解決策があるにもかかわらずそれを実行しないこと。 本の感想はこれに尽きるかな。
デフレ、円高で日本経済は最悪の状態であるが、日銀がお金を刷って、供給すれば、インフレ、円安になるということがいろいろな視点から書いてある。 この本によると、マスコミが嘘、間違いばかり言っていることになり、それに惑わされている国民は何なんだという気になる。 最近、新聞をよく読んでいないが、日経もダ...続きを読むメだということで、裏ではこうなっているんだということがはっきりわかった気がした。 日本が破綻しない理屈はわかったので、ちょっと安心ではあるが、早く日銀が方針を変えて、デフレを終わらせて欲しいものである。
対談形式の本は読みにくかった。慣れてないせいもあるとは思いますが。内容はだいたい理解できたと思います。共通通貨の危うさを改めて知りました。
話の内容を完全に理解し、100%なるほど、と思うには今の自分の知識では至らなかった。 しかし、そのまま報道されている事、世間で一般的に騒がれている事に最近違和感を覚え始めている。真実を知り、しっかりとした自分の意見を持って生活していくためのよいキッカケ作りにこの本はなった。
二人の主張は明快。デフレを脱却してGDPを増やせば日本は復活する。 なんで、こういうわかりやすい主張がマスコミで取り上げられず、世の中増税やむなし、みたいな風潮になってんだろ。
主張はわかりやすいし、今増税するのは確かに変だな、ということはよくわかる。時折陰謀論や政治信念の話が出てくるのはマイナス。あと、対話形式であって対話でないというか、この形式にする必要性が感じられない。ちゃんと書いたら良かったのに。ま、時間がないから、対談してテープ起こしで本にした、というところだろう...続きを読む。語り口が明るいのは良かった。今後著者の二人の活躍に期待する。
Posted by 読むコレ
今の日本経済を好転させるために、何が必要なのか。二人の論客が一致して唱えているのは、デフレ脱却。デフレさえ解消すれば、あらゆる経済問題は解決するとの立場。 では、デフレ脱却するには何をすべきかといえば、大規模な金融緩和と財政出動、二つセットでやることで始めて効果があり、どちらか一方ではいけないとし...続きを読むている。 この結論には大いに納得。これまでメディアで見聞きした二人の意見は、金融緩和しろ、ということが強調されていた。一方、デフレには需要創出が必要なのに、肝心の部分が聞こえてこなかったので、ものすごく違和感があった。需要は財政出動でつくるのだ。民間にないのだから、止むを得ない。 官僚機構の腐敗、ザルのような予算執行、ものすごく効率の悪い環境下ではあるが、やるしかない。インフレになって、所得が改善しないことには、いつまでたっても一般国民に恩恵はもたらされない。国民が広く潤ってから、一気に統治機構改革を進め、これまで損した分を取り戻すしかない。
データから読み取れる内容を元に経済政策を論じる三橋氏と勝間和代のブレーンとして知られる上念氏が対談形式で話を進めていく一冊。 もはや歯止めなく、実名でガンガン批判していくさまは人によっては小気味良く映るが、人によってはやり過ぎと映るだろう。しかし、それすらも計算の上で本書は構築されている。 それ...続きを読むにしても、この二人が説いていたようなことが実際に「アベノミクス」として実行に移され始めるとたちまち円安・株高に振れ、この3ヶ月ほどは過熱気味な装いを呈している。つまりは、「金融緩和する」といった一言が大いなる期待を持って市場に迎えられ、支持されているということで、「列島強靱化」とあわせてデフレ克服に向けて大きな一歩を踏み出し始めたところはまさにこの本ならびに他の著作で彼らが訴えていたことをなぞっているようにも見える。 彼らの主張の通り、今後の経済が上向いていくのか、注視していきたい。
とてもシンプルに日本経済の現状を看破している。 要約すると、 ・日本は借金大国と言われているが事実ではない。 ・300兆円の借金があることだけを取り上げられているが 550兆円の債権を持っているので純資産は250兆円。 これは世界一の債権国である。 ・しかも借金の95%は日本国内からのもので...続きを読む、 そのほぼすべてが円建てである。 歴史上、自国通貨の債権で破綻した国はない。 ・日本は経常黒字で、国内には借り手のいない資金が 大量に余っている状態である。 ギリシアとはまったく状況が違う。 ・増税はインフレ時に投資や消費を抑制するために行うもの。 デフレ時に行うメリットはない。政府が増税したがる理由は 財務省内で増税は評価されるが増収は評価されないから。 と。なるほど納得することばかりだ。 むしろ減税して円をどんどん刷ってインフレターゲット やったほうがいいような気がしてきた。
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