作品一覧

  • 人間をみつめて
    4.5
    1巻891円 (税込)
    『生きがいについて』『こころの旅』と並ぶ、ハンセン病治療につくした精神科医・神谷美恵子の代表作新書判の初文庫。弱い自分を支える、人間を越えるもの、恩恵、使命感の意味を問い直す。
  • 神谷美恵子 島の診療記録から
    4.2
    1巻1,232円 (税込)
    ハンセン病患者に寄り添い続けた精神科医・神谷美恵子。瀬戸内の療養施設の経験、使命感、育児、心に残る人々……人間と死に真摯に向き合い、たおやかに生きた人の美しい随想。
  • 生きがいについて――神谷美恵子コレクション
    4.3
    1巻1,540円 (税込)
    「いったい私たちの毎日の生活を生きるかいあるように感じさせているものは何であろうか。ひとたび生きがいをうしなったら、どんなふうにしてまた新しい生きがいを見いだすのだろうか」神谷美恵子はつねに苦しむひと、悲しむひとのそばにあろうとした。本書は、ひとが生きていくことへの深いいとおしみと、たゆみない思索に支えられた、まさに生きた思想の結晶である。1966年の初版以来、多くのひとを慰め力づけてきた永遠の名著に執筆当時の日記を付して贈る。
  • ハリール・ジブラーンの詩
    -
    1巻506円 (税込)
    愛し合いなさい、しかし愛をもって縛る絆とせず、ふたりの魂の岸辺のあいだにゆれ動く海としなさい。(「結婚について」より) 深い思索の中から紡ぎだされた、静かな叡智に満ちた詩の数々。人生の礎となる一冊。
  • 神谷美恵子日記
    -
    1巻693円 (税込)
    人は何のために生きるのか。苦しみと悲しみの極にあるとき、人はどのように生きる意味を見出せばよいのか。人間の「生きがい」について深いまなざしを注いだ精神科医・神谷美恵子。彼女自身も様々な苦悩や葛藤のなか、生涯をかけて自らの生きがいを懸命に追い続けていた。その日記にはときに自分らしい生への熱く激しい渇望が、ときに日常にひそむ人生の静かな喜びが、いきいきと語られている。人が本当に生きるとはどういうことなのか、読む者の心に深く問いかける真摯な魂の記録。
  • 自省録
    5.0
    1巻1,078円 (税込)
    あたかも一万年も生きるかのように行動するな。生きているうちに、許されている間に、善き人たれ──ローマ皇帝でストア派の哲人マルクス・アウレーリウス(121-180)。多端な公務に東奔西走しつつ、透徹した目で自らを内省した記録は、古来、数知れぬ人々の心の糧となってきた。神谷美恵子の清冽な訳文に、新たな補注を加えた。(改版)

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ユーザーレビュー

  • 神谷美恵子 島の診療記録から

    Posted by ブクログ

    神谷美恵子を知る上で入門書の、ような1冊です。こういう方がおられたという事を60才を過ぎて知りました。どういうふうに生きようかと考えた時に道しるべとなる文章に接してよかったと思います。今の私に とても刺さる本です。

    0
    2025年11月24日
  • 人間をみつめて

    Posted by ブクログ

    これもまた名著。
    正直、理解がついていけてないのだが、宇宙全体、生命全体に思いを馳せて畏敬の念をもつことで、生きていることへの喜びと感謝が湧いてくる。そして、生きていることの輝きを感じるということと理解した。生きがいは、そのあとに自ずとついてくるのではないか。
    また、読み返しては神谷氏の意図を咀嚼し、問いかけたい。

    0
    2025年11月08日
  • 自省録

    匿名

    購入済み

    「ミステリと言う勿れ」から

    「ミステリと言う勿れ」で作品内の暗号を解くのに本書が使われていて、興味を持ち購入しました。
    内容はとても示唆にとみ、現代でも十分通じる言葉が記されており、自戒のために手元に置いておきたい一冊です。

    *注意点として
    自省録の内容自体は満足しておりますが、私と同じように「ミステリと言う勿れ」の暗号を解く目的での購入は控えた方がいいかと。
    「ミステリと言う勿れ」の暗号は最初に自省録のページ数が書かれておりますが、電子書籍だとフォントの大きさでページ数が変わる為かページ数が記載されておりません。つまり暗号は解けません。

    #深い #タメになる #共感する

    0
    2025年09月01日
  • 生きがいについて――神谷美恵子コレクション

    Posted by ブクログ

    軽い気持ちで手にとってしまったが、手軽に読めるという本ではない。

    生きがいというものについて真剣に考えた事がなく、なんとなく日々を過ごしてしまっている自分。

    生きたくても生きられない人。
    病になり生きる意味を見出せない人。

    そのような人たちに対して自分のなんと恵まれている境遇か。また、そんな境遇にいながら日々を大切に過ごせていない自分のなんと罪深いことか。

    全てに共通するが、人のために何が出来るか。使命感。生きる意味を考えさせられた一冊。

    またいつか読み返すと思う。

    0
    2025年08月11日
  • 生きがいについて――神谷美恵子コレクション

    Posted by ブクログ

    簡潔に語るには内容が重厚すぎる。
    それだけで人の生きがい、人生というものについて、多くの人たちと向き合う中で、深く眺め続け、考え抜かれた言葉たちが紡がれている。
    中でも大きな苦しみにもがきながら生きる人ほど、深く豊かな心で世界を見ることができ、幸せを感じることができるというメッセージが重く、鋭く心に刺さり続ける。
    人生、楽な道はない...などという安直な慰め、教訓ではなく、むしろその方がいい、そうでなくてはいけない、苦しみと向き合い続けることこそが、人生の価値であるという戒めが、そこはかとなく重いのだけれど、どこか安心感も感じ、自分はどう生きるのか!という命題に向かって、力強く背中を押してくれ

    0
    2025年06月06日

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