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Posted by ブクログ 2022年03月06日
第16代ローマ皇帝であり、ストア派の哲学者であるマルクス・アウレーリウスが自身のために書いた文章をまとめたもの。
怠け者な私にとっては、さすがにストイックすぎるわ〜と思う部分もあったけど、読んでいるとなぜか心が落ち着く感覚があって、ゆっくりじっくり読んだ。
特に印象に残ったのは、人が持っているも...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月17日
思想はエピクテトスの影響を受けていると言われている通り、自由意志を以って悪徳を排除せよという主張が繰り返される。本書では指導理性という用語が頻繁に使われている。エピクテトスのような冗長な表現は少なく大変読みやすい。
皇帝としては内政・外政ともに超多忙で、ストレスも相当なものだったはず。エピクロス派で...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月01日
・今ある事実にだけ目を向ける。事実をどう捉え行動するかは自分次第。
・自分にコントロールできないことは干渉しない。気に食わない人がいても強制しようとするのでなく、自分の正義に従って行動する(指導理性)。人に期待しない。
・着飾らない。見栄を張らない。努力のアピールをしない。
・常に理性的に思考する。...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月16日
読む前は、明君と讃えられる皇帝が書き残した事だから私には共感できないかもと思っていた。
読み始めると、皇帝ってこんなに自分を鼓舞していたの??と驚いた。「俺はできる!俺は皇帝!宇宙の一部!やればできる!」という勢いを感じる。
部下の謀反や妻の死など大変だったんだな。比べられるものではないが、彼と日...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月10日
マルクス・アウレーリウスの思想が綴られた本。
マルクスの深い思索が読み取れるが、一方でその思想の根底で「悩みすぎないこと、考えすぎないこと」が大切にされていると感じる。色々な人と接したかと思えば、暇があればスマホをいじり、常に外との関わりに晒されている身にとっては、こうした思考や感情のデトックスを促...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月03日
古代ローマ帝国皇帝、マルクス・アウレリウス・アントニヌスの自著として伝わる書物の日本語訳。
彼には哲人皇帝の呼び名があり、軍事にはそれほど縁のない方だったようだ。
しかし、彼の治世には突発的な災害、疫病や時代の変化が表面化した北方戦争の勃発などが起こり、家庭では次々と子どもが亡くなり、また恐らく公...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月29日
岩波文庫を読むのは2冊目
「読みやすい」というレビューが多く見られたので購入
(読みやすかったけど、内容が理解できるかは別でした)
(もっとたくさん古典を読みます)
非常に納得する項目と、全く意味が分からない項目があったが
総じてこれから先、何度も読み返す本だということは分かった
(どこから読み始...続きを読む
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