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『生きがいについて』『こころの旅』と並ぶ、ハンセン病治療につくした精神科医・神谷美恵子の代表作新書判の初文庫。弱い自分を支える、人間を越えるもの、恩恵、使命感の意味を問い直す。
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Posted by ブクログ
これもまた名著。 正直、理解がついていけてないのだが、宇宙全体、生命全体に思いを馳せて畏敬の念をもつことで、生きていることへの喜びと感謝が湧いてくる。そして、生きていることの輝きを感じるということと理解した。生きがいは、そのあとに自ずとついてくるのではないか。 また、読み返しては神谷氏の意図を咀嚼し...続きを読む、問いかけたい。
神谷美恵子さんの「生きがいについて」の補足として、書かれた本。連ちゃんのエピソードを微笑ましく思いながらも、連ちゃんの入所に至るまでの生い立ちに驚いた。100年前の話ではなく、昭和、恐らく戦後のことだろうと思われる。野良犬のように生きてきた連ちゃんの優しさのエピソードには、なんとも言えぬ気持ちになっ...続きを読むた。 「うつわの歌」に、生きることへの感謝、そして謙虚さを感じ、自分には欠落していると自覚し、やはりなんとも言えない気持ちになる。 神谷美恵子さんの文章はとても読みやすい。時に優しく、時に力強く語られる言葉に励まされ、見守られているように気持ちになる。
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