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読んでみると、神の存在・信仰の盲点というか何が正解なのかわからなくなりました。
非常に考えさせられる内容です。ぜひ興味ある方は読んでください。
Posted by ブクログ 2024年04月21日
小さい頃、親のベッドに遠藤周作の本が置いてあったのを覚えている。自分もいい歳になったし、読んでみようと思います手にとった。
人間の生き方、信じるとは何かの根源を考えさせてくれる本。暗い、重い問いがずっと通底に流れている。視点がパードレ側に行ったり、外部からの記述形式になったりして場面転換するので自...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月21日
簡単な本ばかり読んでいた私にはレベルが高すぎました。
ですが、調べながら読んでいく中で
学ぶことは抱えきれないほどあります。
学校で習った踏み絵はこんなにも残酷で卑劣な行為だったことを初めて知りました。
神様は人間の潜在意識の中に皆が持っています。
ですが、神についての答えや痕跡がないからこそ、人は...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月21日
少し古めの本だから難しいかなと思ってたけど、驚くほど読みやすくて内容も頭の中で想像できてびっくりしました。踏み絵は中学、高校の教科書で見たことあるなくらいの知識しかなかったけど、この小説の中でどんなに過酷な状況に追い込まれてたのか、司祭者からみる日本というのが新しくて感慨深かったです。もっといろんな...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月20日
この本を中学3年の現代文の授業で扱ってくれて感謝しかない。一見読みにくいし、途中で読むのをやめたくなるような気持ちにもなるから。
中学の頃から当たり前にお祈りしたり聖歌を歌ったりしていたけれど、私にとって、神とはどのような存在で、信仰はどのようなものなのかを考えたのはこの作品にであったことがきっかけ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月09日
何年か前に映画を観て、そちらもすごくよかった。
よかったのだけど、あまりパードレに共感できず、やり口がむごいといえどお上側で観てしまったんだよね
「この国は沼地って言うけど、作り替えてるだけじゃん」とか「主ならこうするだろうと考えることはタブーなのか?って感じだな」とかいう感想を持っていたけど、本を...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月14日
ロドリゴ司祭と井上筑後守が交わした会話の中で、井上は日本という男は異国の女性ではなく、気心の知れた日本の女と結ばれるのが最上だとし、彼らの布教活動を「醜女の深情け」と揶揄していた。異国の女性は教会のことで、日本の女性は仏教・神道のことであると思うが、井上はまた、情だけで夫婦は成り立たないとしていて、...続きを読む
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