作品一覧

  • 辺境から世界を変える
    4.3
    1巻1,408円 (税込)
    貧困、電気、水、教育、医療……。今なお世界にはびこるこれらの根深い問題は、現地で問題に直面している「当事者」と、彼らが想像力を発揮する仕組みを提供する社会企業家たちの手によって、解決可能なものに変わりつつある。アジア各国の「社会起業家」7事例を追い、その驚異のビジネスモデルに迫るビジネス・ルポ。

ユーザーレビュー

  • 辺境から世界を変える

    Posted by ブクログ

    途上国の人が貧しい問題がじつは極めて分かりやすいロジックで起こっていることが理解できた。
    僕にもできることがたくさんあるんだと感じるだけで無く、なんだか勇気をもらいました。

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    2015年04月28日
  • 辺境から世界を変える

    Posted by ブクログ

    この本は、辺境にいる人たち、何もない人たちだからこそ生み出せるビジネスがあるといいます。先進国のやり方を押し付けたり、援助といってお金だけ渡すのではなく、彼ら自身が考えたビジネスこそ、持続性があり、真の顧客ニーズにこたえたものとなっているのでしょう。それを支えるのは、問題の当事者が自分自身であり、何とかしてこの状況を変えたいという強い思いだとおもいます。
    こういう状況が生み出せてるのは、途上国の人々の中にも欧米などに留学する人が相対的に増えて、上述した情熱に技術、経営センスが加わるからなせるわざなのでしょう。

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    2014年04月13日
  • 辺境から世界を変える

    Posted by ブクログ

    アジアの貧困地帯を巡って、社会起業家の活動を密着取材した著作。

    第1章 激変する貧困市場 ― 37億人のニーズを満たす方法はあるのか?

    第2章 途上国からイノベーションを創出することは可能なのか ―辺境で見た強靭なビジネスモデル

    第3章 貧困を解決するための果てしない闘い ― エリートと草の根のチームが世界を変える

    第4章 問題の当事者だけが持つ「あきらめの悪さ」 ― 逆境から立ち上がったチャンタの物語

    第5章 イノベーションを通じて貧困の連鎖を断ち切る ― 「世界を変える」ための競争戦略論

    第7章 「サラ金」化するマイクロファイナンス ― 社会企業に求められるものは何か

    という

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    2013年03月18日
  • 辺境から世界を変える

    Posted by ブクログ

    もう知ってるよという食傷感と共に陳腐な活動を偉そうに紹介するような本とは一線を画した良書。ビジネスモデルごとの魅力をピンポイントにわかりやすく叙述しており大変刺激を受けました。各モデルがどのような成長戦略を描いているのかというところにまで踏み込んで語られており、実際の成果がそれを裏付けています。
    傍らにおいておきたい時宣を捉えた本です。

    以下キーワードのみ自分の備忘録に
    ハリシュ・ハンデ セルコ社
    ディーライト社
     あえて拡大しないという戦略
    サトゥヤーンミシュラ ドリシティ社
     辺境の地に流通網を築く。一番インフラを必要としている人へのリーチ
    中村俊裕 コベルニク
     適正技術と可能性
    ラジ

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    2012年10月14日
  • 辺境から世界を変える

    Posted by ブクログ

    「世界の中心はそこら中にある」
    途上国にあるまだまだわかりやすい課題に対する、イノベーティブな解決方法の事例集。BOP事業の参考になったりするんだろうけど、国内への応用も考えてみたい。

    カンボジア
    収入の20%を灯油に費やす人たち→太陽光発電(送電網なしで電気を使えるようになる)
    d.light from d.school, Stanford
    事業化の前のトライアルで、プロトタイプを使ってもらったある女性はインタビューで泣き出した。それくらいインパクトがある。
    「本当に人々が求めているものだけを見つけ出そう。それ以上でも、それ以下でもない、『それ』を」

    インド
    従業員として雇わず、個人事業

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    2011年11月11日

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