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作品一覧
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-明治初期、日本が近代国家へと跳躍する激動の中で生まれた福沢諭吉『学問のすすめ』は、身分や伝統に縛られず、自ら考え、自ら行動する精神の大切さを説きました。 この書は単なる古典ではありません。 世界を見渡し、批判的に考え、必要な知を取り入れて実践する―― その普遍的なメッセージは、現代を生きる私たちにも響く羅針盤。 成功を求めるビジネスパーソンにも、悩める学生にも、学び直しを望むすべての人に、「独立自尊」の理念は新たな飛躍の糧となるでしょう。 現代語版 学問のすすめでは、現代語訳を行っただけでなく、学問のすすめが登場した時代の日本情勢、世界情勢も解説。 『学問のすすめ』を通じて、今こそ自分の頭で考え、世界と対話し、未来を切り拓く知性を育みませんか。
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3.51巻1,485円 (税込)speechを「演説」と訳したのは福沢だった。 そして福沢自身、抜きん出た名演説家だった。 日本の近代化・文明化のためには、独立した個人が自らの思想を大いに論じ合わなければならない。 明治という時代が大きく動き出す中で、日本のよりよき未来を、熱く巧みな弁論で語り尽くした、その記録。 著作で見せるのとはひと味違う、福沢のライブ感溢れる言葉が、時代を超えて日本人の心を撃つ! 今日における福沢の思想史的再検討をリードする編者が、残されている速記録や原稿から「名演説」を厳選し、わかりやすい解説を付して編集した、画期的演説集。 【本書より】 日本世界をもっとわいわいとアジテーションをさせて、そうして進歩するように致したいと思う。それが私の道楽、死ぬまでの道楽。何卒皆さんも御同意下さるように。 【主な内容】 第一章 「演説」と「交際」の創始 演説はなぜ必要か/政府の専制から人民の政府 など 第二章 実業界へ出でよ 智識交換・世務諮詢に不景気なし/道徳は説くのではなく示せ など 第三章 立憲国家の国民へ向けて 経済学芸への注意を怠るな/学問に凝る勿れ など 第四章 個人の独立、国家の独立 銭は「人生独立の母」なり/政論の下戸となるな/学者は飼い殺せ など 第五章 次世代へのメッセージ 老却せる老生からの勧告/排外主義と自尊自大の戒め など 編者解説
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4.01巻1,650円 (税込)近代化に影響を与えた福沢諭吉は、「冒険の人」でもありました。若いころに故郷を飛び出して長崎、大坂などで学び、開国後は洋行使節に紛れ込んで、西洋の地を踏みました。 そんな福沢諭吉が明治維新直前に出版したのが、日本初の海外旅行ガイドブック『西洋旅案内』です。切符の買い方や旅程など実用的な情報はもちろん、政治制度や価値観の違いなど、あらゆる事柄がとらえられています。 この『西洋旅案内』の現代語訳を通じて、福沢諭吉ら幕末の武士が驚いた西洋文明の有様を本書で描きました。時代背景を理解しやすいよう、解説を交えているので、予備知識は必要ありません。本書を通じて19世紀欧米への船旅をお楽しみいただけると幸いです。
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-≪TVアニメ「文豪ストレイドッグス」 アニメ描き下ろしコラボカバー版を配信!通常表紙版と内容が同じ商品です。ご注意ください。≫ 国際社会にふさわしい人間となるために学問をしよう! 維新直後の明治の人々を励ます福沢のことばは現代にも生きている。現代語訳と解説で福沢の生き方と思想が身近な存在になる。略年表、読書案内付き。 <「文豪ストレイドッグス」シリーズとは> 中島 敦、太宰 治、芥川龍之介、与謝野晶子、泉鏡花、F・スコット・フィッツジェラルドなど国内外の文豪のイメージをモデルに擬人化されたキャラクターが、横浜を舞台に「人間失格」「羅生門」などといった各文豪に関連する異能力を用いて戦うバトルアクション。
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-1巻275円 (税込)江戸時代における武士の厳格な序列制度は、細かに分かれていた。実際に幕末時、自らも下級武士であった福沢諭吉も「精細に分かてば百余級の多き」と本書に綴っている。出世は家柄、血筋でほぼ確定されている武家社会という名の格差社会の問題点に鋭く切り込む。序列の固定化が招く格差は、現代にも通じる問題である。
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-1巻275円 (税込)本書が書かれた明治時代当時の女性差別の問題を、江戸時代中期以降広く普及した女子教訓書である「女大学」をテクストとして、知識人・福沢諭吉が論ずる男女平等論。福沢諭吉の女性観、女性の人権を謳った本書は、日本で初めてフェミニズムを主張したと言える。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 福沢諭吉の著作「西洋旅案内」は、通訳として渡米した福沢が帰国後に記した西洋旅行のための実践的な案内書である。 当時大変な人気を博し、そのため数多くの偽版が出回ったほどである。 福沢諭吉が自らの渡米・渡欧経験をもとに当時の欧米の政治や科学技術、インフラを紹介した「西洋事情」は維新期の日本人に多大な影響を与え、日本が近代化を進める上で重要な役割を果たした。1868年(明治元年)に出版され、当時のベストセラーとなった1冊。
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4.5なぜ、今、『学問のすすめ』なのか――。原書が発刊された当時の明治日本は、怒涛の如く押し寄せる西洋列強のプレッシャーと文明開化の波にさらされ、新たな価値観の創造を迫られていた。一方、現代日本も急激なグローバル化と猫の目のように変化する市場経済に翻弄され、日本人固有のアイデンティティを見失いつつある。ある意味、今の日本を取り巻く環境は明治初期と似ているといっても過言ではない。そんな中、日本人が自信を取り戻し、世界に誇れる国民になるためにはどうしたらいいのか。福沢は、国民一人ひとりが「独立の精神」を持つことが急務であるといった。「独立の精神」とは、文明国家の礎である個人主義の根幹であり、「自分で自分の心を支配し、他に頼りすがる心がないこと」。日本人が自分で物事の善悪を決め、自分の行動に責任をもって間違いを起こさない「独立の人」になることが肝要と説いた明治のベストセラーが現代語新訳で今、甦る!
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4.0
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-人にとって「学び」とは何なのかが理解できる! 「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」という冒頭の一文はあまりにも有名です。 きっと日本人なら誰しもが、どこかで耳にしたことがある人がほとんどです。 しかし、この一文だけで完結することはできません。 本書との出会いを逃さずに福沢諭吉の考えていることを理解してみましょう。 全十七編で構成される本書には、さまざまな具体例挙げながら、勉強をすることの大切さを説明しています。 なぜ自分は勉強しなくてはいけないのだろうか? と、一度でも疑問に思ったことがあるなら、本書を読めばきっとその理由が分かるはずです。 人にとって「学ぶこと」が如何に重要なことであるかを理解することができるのでオススメです。 【目次】 初編 ・端書(はしがき) 二編 ・端書 ・人は同等なること 三編 ・国は同等なること ・一身独立して一国独立すること 四編 ・学者の職分を論ず ・付録 五編 ・明治七年一月一日の詞 六編 ・国法の貴きを論ず 七編 ・国民の職分を論ず 八編 ・わが心をもって他人の身を制すべからず 九編 ・学問の旨を二様に記して 中津の旧友に贈る文 十編 ・前編のつづき、中津の旧友に贈る 十一編 ・名分をもって偽君子を生ずるの論 十二編 ・演説の法を勧むるの説 ・人の品行は高尚ならざるべからざるの論 十三編 ・怨望の人間に害あるを論ず 十四編 ・心事の棚卸し ・世話の字の義 十五編 ・事物を疑いて取捨を断ずること 十六編 ・手近く独立を守ること ・心事と働きと相当すべきの論 十七編 ・人望論
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ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
まずはじめに「この本かたくないですよ!」
食わず嫌いせずにぜひ読んでください
私は人生でお気に入りの本の一冊になりました。
フリーランスや起業が新しい流れとして定着しつつある現代において、福沢諭吉の生き方は人生の道しるべになると思います。
いくつになっても好奇心を持ち続ける姿勢はぜひ見習いたいです。
それと呑兵衛エピソードが多いところもおすすめポイント。
信念を真面目に語っている合間にちょいちょい入ってくるお酒でのやらかしエピソードがたまらなく面白いです。
禁酒を頑張ろうとしているときの「口と心が喧嘩している」という表現がいちばん印象に残った表現です。
好きすぎて、休肝日にはいつもこの -
Posted by ブクログ
日本人の自伝では最高傑作でしょう。明治31年、福沢諭吉先生65歳の時に江戸末期から明治に掛けての出来事を速記者に話したお話しをベースに本人が加筆して刊行しています。
約150年も前の事とは言え歴史に残る事件なども多数出てきて、諭吉先生の子供時代から青春時代、壮年までも飽きる事なく読み進められます。
慶應義塾大学の創始者として有名な諭吉先生ですが、読めば読むほど、自分の好きな事だけやって、やりたい放題の超ヤンチャ人生です。
この本を若い頃に読んで居たら慶應義塾大学に何がなんでも入りたいって思ったかもしれません。それくらいブッチャケた明るい等身大の言葉で、自分の事も、時代の事もめった切りします。