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Posted by ブクログ 2020年12月25日
『天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず』は有名すぎる書き出しだけど、本当に福沢諭吉が言いたかったのはそのすぐ後にある、『人は生まれながらにして貴賤の別なし。ただ、学問を務めて物事をよく知るものは貴人となり、無学なるものは下人となるなり』っていうフレーズだと思う。日本の近代化を目指した明治維新の時...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月16日
小泉信三の「読書論」で「学問のすゝめ」が出てきて、とても面白そうなので読んでみたら、予想以上だった。
タイトルは誰でも知っている本書だが、まさかこんなに面白いとは。
だからこそ、明治時代にあれだけ読まれたに違いない。(国民の10人に一人は読んだらしい。いまでいうと、一千万部以上の超ベストセラーと...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月17日
いざこの本を読んでみると、学校で「天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず」という有名すぎる一文を学ぶだけでは不十分であるということがわかる。福沢諭吉はこの文で平等論を表すが一方で学問をするかしないかによって貧富の差が生まれているというとこをリアリスティックに語っている。
民主主義における学問の重...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月05日
私が近現代日本における経済政策思想史の研究を志したのは、かれこれ四半世紀以上前のことである。以来、折に触れ福沢の著作には親しんできた。しかし、修士論文のテーマとしたのが、まさに福沢諭吉と田口卯吉の経済政策思想の比較というものであったので、福沢のテキストを研究の対象として読んだことはあっても、幸か不...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年01月06日
崇め奉られている一万円札の顔である人によるあまりにも有名な本にも関わらず、読だことのある人はかなり少ないのではないだろうか。
17編にわたって主張とそれに関連する実例が書かれている。(構成はD.カーネギーの『人を動かす』と類似)
面白いのは、明治時代だけでなく現代にも通じる教訓がふんだんに述べら...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年03月23日
冒頭が有名な本。とても読みやすかった。明治一桁台に書かれたとは思えないほど現代の万人に通じ、学問の大事さを啓蒙する。
学問をするのは実生活で使うため、それがないのは「飯を食う字引」と同じ、働き生活を独立させ家族を持つのは月並みで、世のため人のためになってこそ初めて人様に褒められるべき、疑いを持ってこ...続きを読む
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