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福澤諭吉の著した数多くの評論の中から、幕末・維新期の社会の様子を鋭く観察し画期的な提言が冴える四編を厳選して平易な現代語訳とした傑作選。旧幕臣の勝海舟・榎本武揚を筆で斬り、賊軍の首魁として散った西郷隆盛を弁護する。過去の封建社会・身分制の実情を浮き彫りにし、官尊民卑の風潮に痛烈な批判を浴びせ、民に用意された無限の可能性を力説する―新しい時代にふさわしい鮮やかな筆致で「この国のかたち」を大きく描き直す過程において何が必要か、我々に大きな示唆を与えてくれる。
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Posted by ブクログ
丁丑公論他、福澤の論考を現代語で読めることに感謝、明治10年(丁丑:1878年)に書かれた、丁丑公論(西南の役を巡る論考)での世論(含む新聞)への指摘(西郷を非難する論調一色への懸念)は、ある意味、現代のマスコミ関係者必読では、と感じる次第。同時期に書かれた、痩せや我慢の説についても、対象と目される...続きを読む方々(勝海舟、榎本武揚)からの書簡(返事)を含め、脱稿から20年以上経過した1901年頃での公開という辺りに、福澤の慎重さもうかがえます、☆四つです
勝海舟や榎本武揚を批判した痩せ我慢の説など収録。ちゃんと批判した相手に文章を送っているあたりが現代人のブログと異なり正々堂々としている。 内容の正誤は兎も古びない描写は流石。
「福翁自伝」や「学問のすすめ」では分からない福澤諭吉の一面が強烈に分かる本。勝・榎本を一蹴し、西郷を守るための論陣をはる。武士として大切な「やせ我慢」の大切さを説き、官僚偏重ではなく民の重要性を説く。破天荒な福澤らしい主張が小気味よくまとまっている。
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現代語訳 福澤諭吉幕末・維新論集
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