作品一覧 2019/07/25更新 福翁百話 現代語訳 試し読み フォロー 福沢諭吉「学問のすすめ」 ビギナーズ 日本の思想 試し読み フォロー 福沢諭吉「学問のすすめ」 ビギナーズ 日本の思想 アニメカバー版 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 佐藤きむの作品をすべて見る
ユーザーレビュー 福沢諭吉「学問のすすめ」 ビギナーズ 日本の思想 福沢諭吉 / 佐藤きむ / 坂井達朗 学問をすれば、誰もが賢人になれる。 日常生活に役立つ実学を学ぶ。 暴虐な政府の支配を受けたくないならば、学問に志し、自らの才知と徳行を磨いて、政府と同位同等に向かい合える力を持つ。 国民に独立の気力がなければ、独立国家にはなれない。まずは国民一人一人が自立しよう。 国民と政府とのあり方について...続きを読む述べている部分が多いのは、国がまだ若いからだと考えている。しかし、今にも通用する考えであることが分かる。 道理を説いて政府に迫るのが上策。むやみに命を棄てても文明には何ら役立たない。 自分の考えで他人を束縛してはならない。 衣食住が安定して独立したということではない。未来へ文明の恩恵を遺す。 人間は食べることだけで満足してはいけない。学問に励もう。 見識や品行の高尚を目指し自ら妥協してはならない。 怨望(恨みに思うこと)は、不善中の不善。これ以上の悪はない。 政府も民間も自由な活動を妨げてはいけない。 物欲を抑えて精神の独立を果たす。 人望を得る道は交際を広くすることから。 話す能力は大切。話し方や表情が大事。 交際に必要なのは虚飾ではなくて真心。 今にも通ずる話。そのためか、当時は批判を受けたとのこと。 少し難解だが何度も読んでみたい。 Posted by ブクログ 福沢諭吉「学問のすすめ」 ビギナーズ 日本の思想 福沢諭吉 / 佐藤きむ / 坂井達朗 福沢諭吉は日本のため、強いては日本人のためを強く思う人格者だと思う。 明治の頃からの悩みは現代まで続いている。昔も現代も日本人は時代は変われど本質は変わらないのかもしれない。 福沢諭吉はひどく日本の未来を心配していた。その結果が現代に現れているように見える。少子化、外交問題、働き手の不足と鈍化、学び...続きを読む、日々の生活に活かす生き方をしない保守的で受け身な若者達。今の福沢が見たらどんなに悲観するだろうか。それとも、それでも自らがまた先駆者となって教鞭を振うかもしれない。本当の学びを知らない今の若者が多くいる日本はこれからどうなるのだろうと、これからの私達が今直面していて最も考えて行動に移さなければならないと痛感する一冊であった。 Posted by ブクログ 福沢諭吉「学問のすすめ」 ビギナーズ 日本の思想 福沢諭吉 / 佐藤きむ / 坂井達朗 もう10年早く読みたかった。読書をするのに遅いということはないが10年早く読んでたら今だいぶ変わってたかもしれない。なぜ人間は学問をするのかから始まり、それが政治と人民との関係や国と国関係にどう繋がるか。そしてそれを踏まえた上で人はどうあるべきか。当時の福沢諭吉の思いを訳文からでも充分強く感じれる。...続きを読む例えば本文でこれは私福沢に与えられた使命なのです記し、本作に並々ならぬ思いを注いでいたことが伝わる。当時専制政治の慣習が抜け出すがまだその慣習が残ってあた時代。人民に不安を感じ、外交に不安を感じていたということも伝わる。少なからず人生の見方を変える一冊だと思う。リピートしたり原書も読みたい。 Posted by ブクログ 福沢諭吉「学問のすすめ」 ビギナーズ 日本の思想 福沢諭吉 / 佐藤きむ / 坂井達朗 「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」 この書き出しから本書を知る人は多いだろうが、おそらく最後まで読んだことのある人はどれほどか。 斯く言う私も、この少々偽善的な出だしが苦手で敬遠してきたのであるが、機会を得て読んでみれば、全く思っていた内容と違い、衝撃。 昨今の日本について常々思っていた...続きを読むことが、驚くほどそのまま書かれていた。 国内外が不安定である今こそ読むべきと思える一冊。 もちろん細かな点では現代に合わない部分もあるかもしれないけれど、それでも、一体いつの時代に書かれたのかと疑いたくなるほど、今の日本が抱えている諸問題に対する答えが多くある。 逆に言えば、100年以上もこの国と国民は成長していないのかと申し訳ない気持ちにもなった。 「今から数十年を経た後の文明の時代には、その時代の人たちが私たちの恩恵を感じるように」との一文があるが、恩恵を感じるどころか、100年経っても未だに教えを請わねばならない状況にあるとは、福沢諭吉ご本人も想定していなかったのではと思う。 あとがきによれば、本書は福沢諭吉の門下生のお孫さんが訳されたものだとか。 柔らかい文体で非常に読みやすかった。 他にも別の方が訳されたものがあるので、そちらにも目を通し、いずれは、あとがき曰く「福沢独特の説得力」を感じられる原書にも挑戦したい。 Posted by ブクログ 福翁百話 現代語訳 福沢諭吉 / 佐藤きむ 福翁百話 現代にも通ずる話がてんこ盛りだった。 コロンボ 佐藤きむのレビューをもっと見る