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Posted by ブクログ 2023年03月21日
学問をすれば、誰もが賢人になれる。
日常生活に役立つ実学を学ぶ。
暴虐な政府の支配を受けたくないならば、学問に志し、自らの才知と徳行を磨いて、政府と同位同等に向かい合える力を持つ。
国民に独立の気力がなければ、独立国家にはなれない。まずは国民一人一人が自立しよう。
国民と政府とのあり方について...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月28日
もう10年早く読みたかった。読書をするのに遅いということはないが10年早く読んでたら今だいぶ変わってたかもしれない。なぜ人間は学問をするのかから始まり、それが政治と人民との関係や国と国関係にどう繋がるか。そしてそれを踏まえた上で人はどうあるべきか。当時の福沢諭吉の思いを訳文からでも充分強く感じれる。...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月27日
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」
この書き出しから本書を知る人は多いだろうが、おそらく最後まで読んだことのある人はどれほどか。
斯く言う私も、この少々偽善的な出だしが苦手で敬遠してきたのであるが、機会を得て読んでみれば、全く思っていた内容と違い、衝撃。
昨今の日本について常々思っていた...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年09月13日
なぜ学問をするのか。そして、学問を修めた者の責務とは何なのか。福沢諭吉はその答えを、「文明の進歩のため」そして、「国家の独立を得るため」としている。
学んだものは、活かさなければならない。少し学んだだけで、それをただのステップにして職に就き、日々の暮らしを保つのに腐心するだけでは、個人はそれでい...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月10日
訳者が現代語訳したことで、原文の切れ味の良さが表現しきれなかったと書いていたが、現代語訳でもすごく強い攻めた文章だなと感じた。女性に関する記述と、学問では、読書だけでなく実践を求めていく姿勢、闇雲に洋学をありがたがるのはどうかとヨーロッパと日本を置き換えてユーモアたっぷりに述べていた部分が印象に残っ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月31日
チコちゃんは聞きます。
「学問のすゝめ」は何を書いている?
「学問のすゝめ?知ってるよ。天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず、というヤツでしょ?明治の四民平等を広めた人だよね」
そんな風にドヤ顔で答えてくる一般人のなんと多いことか。
ボヤーっと生きてるんじゃねーよ!
その人に聞きます。「...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年02月03日
国の自立の為には個人の自立が不可欠。
諭吉は国民皆が学ぶ事で国全体が西欧列国に並ぶよう、市民には実学をすることをすすめ、学者には役割を全うするよう訴えた。
また、政治・法律については国と個人の役割分担を解説し、国のするべきことを個人が行う事の罪についても触れている。
訳がやさしく誰でも読める内容な...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月02日
賢人と愚人との違いは、学ぶか学ばないかによって決まる。
やらなければならないのは、日常生活に役立つ学問。
自由と我がままとの境界は、他人に迷惑を掛けるのと掛けないのとの間にある。
権義があれば、それに伴う義務があるのは当然。
独立というのは、自分で自分の身を支配し、他人に頼る心のない状態を言う。
人...続きを読む
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