大治朋子の作品一覧
「大治朋子」の「「イスラエル人」の世界観」「アメリカ・メディア・ウォーズ ジャーナリズムの現在地」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「大治朋子」の「「イスラエル人」の世界観」「アメリカ・メディア・ウォーズ ジャーナリズムの現在地」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ナラティブ というと、仕事柄、「業務記述書」なんて無機質な言葉に変換していたが、ここでの意味は本来の「語り」「物語」を網羅したもの。
そしてこのナラティブが力を持っていることを、事例を挙げて紹介してくれている。
特に印象深いのが伊藤詩織さん。安倍首相のお友達のTBSの関係者にレイプされ、
泣き寝入りも考えたが、自分の可愛い妹のために立ち上がったと。
自分より弱く、マスコミにもいない妹がこんな目に合ったらどうしようもない、
であれば自分は闘う!と決めたと。
そのナラティブに力がないわけがない。
自衛隊五ノ井さんの例も出ていた。ここの記述はすくなかったが。
二世信者、小川さゆりさんも。
その人の
Posted by ブクログ
本書は「なぜテロリストが誕生するか?」ということをジャーナリストである著者が研究し、記した本である。
著者はテロを研究する以前は、
もし自分が将来テロを起こす可能性があるか?
という問いには
自分は100パーセント無い
と答えることができると思っていたそうであるが、テロリストを研究するにつれて、人間は誰もがテロを起こす可能性があると思うようになったという。
しかし、同じ環境に置かれても全員がテロを起こすわけではなく、そこにはテロを「起こす人」と「起こさない人」がいる。
ではその違いはどこから発生しているのか?
それを細かく研究し、本書にはその結論が書かれている。
その違いの一つ