瓶詰地獄

夢野久作

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• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 青空文庫
• 出版社: 青空文庫
• 電子版発売日: 2012年12月28日
• コンテンツ形式: XMDF
• サイズ(目安): 1MB

[AVない榎木あづさ · ★★★★★]

今にして、でなくても
インセスト・タブーってそんなに悪い事でもないんだよな
本能的に遺伝的に近縁だと忌避するとも言うが
忌避する物に倒錯的に魅入られるのも自然だ

＃切ない ＃怖い ＃ドロドロ

[BookLive!会員 · ★★★★★]

タイトルが、「地獄のような内容の手記が瓶に詰められている」の意味と、無人島という閉ざされた環境での苦しみのメタファーと、二重の意味がある。

[ヤスヒコ · ★★★★★]

お勧めの作品

BSプレミアムのダークサイドミステリー「読むと危険?奇書“ドグラ・マグラ”と夢野久作の迷宮世界」を見て興味が出て読みました。短い作品なので一気に読みました。何とも言えない後味の素晴らしい作品です。

＃深い ＃シュール ＃ダーク

[じゃがいも · ★★★☆☆]

孤島に流された二人が

よくある「孤島に流された二人が」をテーマにした短編である。瓶に手紙を入れて流す、という手法との組み合わせが、新味といえば新味なのだがそれほどに意外性はない。最後のオチの部分の切れ味もまあ予想通りだ ということでいまいちである。

[山口透析鉄 · ★★★★★]

これも謎めいた掌編ですね…

池袋の旧文芸坐だったかで、これの映画、見た記憶があります。もうロマンポルノを作っているにっかつの映画でしたから、言うまでもなくそういう内容でしたね。
映画ではアヤ子さん役の女優さんが大きな瓶の入っているシーンが印象的で……兄妹姦の描写もありました。
夢野久作氏の作品には、こういう信用できなさそうな語り手でしばしば出てきますね。ドグラ・マグラはその典型ですし。
3通の手紙、おそらく書かれた順番は逆でしょうが、こういうのは色々と解釈ができそうで……読者の様々な想像力を刺激する作品になっていますので、古くはならないですね。青空文庫に大感謝です。