八甲田山死の彷徨

八甲田山死の彷徨

作者名 :
通常価格 616円 (560円+税)
紙の本 [参考] 737円 (税込)
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作品内容

日露戦争前夜、厳寒の八甲田山中で過酷な人体実験が強いられた。神田大尉が率いる青森5聯隊は雪中で進退を協議しているとき、大隊長が突然“前進”の命令を下し、指揮系統の混乱から、ついには199名の死者を出す。少数精鋭の徳島大尉が率いる弘前31聯隊は210余キロ、11日間にわたる全行程を完全に踏破する。両隊を対比して、自然と人間の闘いを迫真の筆で描く長編小説。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2013年05月10日
紙の本の発売
1978年02月
コンテンツ形式
XMDF
サイズ(目安)
2MB

八甲田山死の彷徨 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年11月07日

    安易な指示、不充分な計画、指揮系統の混乱が招いた事故。現代の会社組織にも当てはまることが多く考えさせらる本。描写がとてもリアル。
    生き残った聯隊も遭難した聯隊もどちらも切ない。

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    Posted by ブクログ 2021年07月14日

     もう40年以上経ちますが映画化もされた有名な作品で、私も以前から気にはなっていたのですが、ようやく手に取ってみました。
     壮絶です。まさに、「失敗の本質」で取り上げられた太平洋戦争時の日本陸軍の救いようのない思考スタイルが、このころにすでに軍幹部・将校はもとより下士官から兵卒に至るまで軍隊という特...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月08日

    二つの隊の壮絶な雪の軍事訓練の話しだが、序章でのやんわりとした話しが終わって第一章の雪地獄からが凄い。ニ隊の対比で話しは進むが容赦のない自然の猛威が恐ろしい。
    リーダーとしてどういう行動が正解かとか村人や上官との人間関係等も当時の状況が詳しく書かれているので、こういう状況では人はこうなるのか、と思う...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年06月01日

    こんな小説を読んだ後に、なんと感想を書いていいのかわからない。思ったことが上手く文章で表せる自信なく、もどかしい…でもレッツトライ↓

    八甲田はBCで数回訪れたことがあって、その土地を舞台にした小説に興味はありながら、私の中の楽しい思い出とは真逆の、「雪中行軍」(字面ですでに恐ろしい!)の厳しい印象...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月20日

    古い作品なので私に読めるのかと不安でしたが、そんな心配は無用でした。
    一人、引きずられるようにまた一人と人間が雪の中に沈んでいく。あまりにも呆気なく亡くなってしまい、山の知識も雪の知識も無い私には信じられなかった。

    家に帰りたかったでしょうね。今でも八甲田山には、兵隊さんの霊が彷徨っていらっしゃる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年07月16日

    歴史ある作品だから読みにくいかと思っていたが、とても面白かった。行軍中の厳しさ、組織の面倒な関係や、案内人に対する態度等、とてもリアル。弘前藩は犠牲者を出さずに生還したが、大尉が善人だったかというとそういうわけでもなく。多くの人に読んでもらいたい本。

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    Posted by ブクログ 2020年07月15日

    映画は何となく知っていたが、昔の日本映画ということで、ちゃんと見たいという思いはあまりなかった。

    今回小説を読んで、いかに悲惨な演習であったかを知ることができた。個人が優秀なだけでは限界があり、組織として統制がきちんと取れていないとダメだということがよくわかった。

    今の会社の状況とよく似ている。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年06月28日

    その昔、先に映画で観た。数年前に再度 映画を観たが、こういった史実を扱った作品は書籍も含めて、時代は変われど本質的な内容は全く変化せず ついこの前のことのようにさえ思えてしまう。
    何でもそうだけど、適材適所ってホント大事ね。その業務に対しての努力に加えて、生まれ持った才能って必要だと思う。特に人の上...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年02月23日

    明治期、日露戦争を控えての雪中行軍訓練中での遭難事故。同じ階級の二人の指揮官の運命を分けたのは窮地での判断を揺るがす、上官による指揮権の剥奪行為であったと思う。時間のない、困難下、集団を統率する指揮権の行使ご何より優先させる、その目的は無事この訓練を終えること。その目的以外の要素が入った時、悲劇は起...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年01月02日

    明治時代に大雪の中で雪中行軍を試み、多くの犠牲者を出した日本陸軍の実話を基にした小説。
    対ロシアとの戦いを控えて、厳冬の青森八甲田山周辺で、同じ経路を2つの部隊が双方が反対から踏破を試みることになり、2人の指揮官が選ばれた。事前準備が足りないまま大部隊を率いて強行突破を試みた指揮官と、事前に念入りな...続きを読む

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