ある町の高い煙突

ある町の高い煙突

作者名 :
通常価格 815円 (741円+税)
紙の本 [参考] 825円 (税込)
獲得ポイント

4pt

    【対応端末】
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
    【縦読み対応端末】
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

※縦読み機能のご利用については、ご利用ガイドをご確認ください

作品内容

映画「ある町の高い煙突」
2018年春撮影開始。
2019年春公開予定。

明治38(1905)年、買収によって茨城の地に開業した日立鉱山。やがて鉱山の宿命ともいえる煙害が発生。亜硫酸ガスが山を枯らし、農民たちの命である農作物までも奪っていく。

そこで、立ち上がったのが地元の若者・関根三郎(モデルとなった実際の人物は関右馬允)である。郷士であった名家に生まれ、旧制一高に合格、外交官という夢に向かって進んでいた。しかし、祖父・兵馬が煙害による心労で倒れ、人生が変わる。

こうして、地元住民たちと日立鉱山との苦闘のドラマが幕を開ける。
試行錯誤の末、1914年、当時としては世界一の高さを誇る155.7mの大煙突を建設し、危機を乗り切るのであった。

足尾や別子の悲劇がなぜこの日立鉱山では繰り返されなかったのか。
青年たちの情熱と今日のCSR(企業の社会的責任)の原点といえる実話を基にした力作長篇。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
ページ数
384ページ
電子版発売日
2018年03月09日
紙の本の発売
2018年03月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB
  • 映画化

    「ある町の高い煙突」

    2019年6月公開
    出演:井手麻渡、渡辺大、小島梨里杏

関連タグ:

ある町の高い煙突 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2020年08月16日

    久しぶりの新田次郎作品。かつて日本で起こった銅精錬の煙害事件の実話を基にして昨年映画化。日立グループ社員は全員読むべきである。一農村と企業とが誠意を持って公害に立ち向かった歴史。近年あの煙突は取り壊されたが、日立市の歴史象徴だったことがよくわかる。

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2020年05月04日

    煙害問題解決の象徴ともいうべき「大煙突」。環境問題解決の先駆者というだけでなく、当時「世界一の高さ」「日本人だけで建設」というオプション肩書まで付いてるから市民の大煙突愛もハンパない。でも自分は田中正造愛がハンバないし、足尾銅山鉱毒事件がどうしても重なってしまい、手放しで美談化できない。正の歴史と負...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2019年04月14日

    日立グループとのお取引があり、小平記念館をご案内頂いた際に映画化されると紹介された。自らはまず選ばないタイトルと表紙の本。でも読んでみたら本当に感動しました。馬に乗って学校に通うなど時代背景が今とずいぶん違うが、読んでるうちにその時代と場所に自然と入り込めます。恋愛小説としても面白かったです。

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2021年01月14日

    現存する日立の大煙突をモデルにした作品。
    周辺住民と企業が互いに理解し合い、合理的に公害問題へ取り組んでいく姿勢は現代でも見習うべき形であると感じた。

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2020年04月29日

     新田次郎が他界して早くも40年。中高生の頃、わたくしは吉村昭・城山三郎・有吉佐和子そしてこの新田次郎を秘かに「ストオリイテラア四天王」と呼んでゐました。単にわたくしの好みです。
     で、何故『ある町の高い煙突』か。随分前に(30年位前か)、公害関連の書物を色色漁つてゐまして、その中に紛れ込んだのがこ...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2020年04月06日

    日立鉱山の煙による公害が解決されるまでを描いたノンフィクション小説。村を束ねる主人公のほか、日立側も公害解決に向けて尽力していく。
    たまたま日経新聞の夕刊で紹介されていた一冊。村、公害の描写が非常にリアルで、平易な説明で今読んでも古臭さは感じない。それぞれのリーダーが声を聞き、立場を超えて協力してい...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2019年07月07日

    現日立市の煙害に対し住民が戦ったことをテーマにした作品。

    映画化を契機に読んでみました。

    現在、高い煙突は折れてしまって3分の1しか残っていないそうだが、一度見に行ってみようと思います。

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2019年02月02日

    新聞の書評で紹介されて読んでみた。日立に住んでいた事もあったがこの煙突の事は知らなかった。企業が地元と共存していく上での参考事例になるお話。

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2019年10月23日

    新田次郎の初読み♪

    映画原作とのことで、映画キャストによるサブカバーで平積みされていたのに目が留まり、あらすじを読んで即購入。

    実話ベースの物語、最近好きなんだよね。

    ※本来は、映画やらドラマやらの映像化に伴うキャスト陣を映したサブカバーモノは好きじゃない(嫌悪感すら抱く)のだけど……(イメー...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2019年09月17日

    これといった盛り上がりを感じず終わってしまった。
    ただ、会社側社長も真剣に煙害をなくしたいという気持ちがあったところは、ありがちなシチュエーションではなく新鮮だった。

    このレビューは参考になりましたか?

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています