作品一覧

  • 人生の失敗学 日々の難儀な出来事と上手につき合う

    人生の失敗学 日々の難儀な出来事と上手につき合う

    ビジネス・実用

    3.7
    1巻990円 (税込)
    この世に生まれから拡大し続けていた自分の世界は、ある時期から一転して収縮を始める。老いの始まりという誰もが通る転換点で力になったのが、かつての失敗から得た学びの数々だった。失敗学の大家が、長年の研究と実践から導き出した人生訓とは。
  • 老いの失敗学 80歳からの人生をそれなりに楽しむ

    老いの失敗学 80歳からの人生をそれなりに楽しむ

    ビジネス・実用

    4.2
    1巻924円 (税込)
    「老い」と「失敗」には共通点がある。長らく「失敗」を研究してきた「失敗学」の権威が、80歳を超えて直面した現実を見つめながら実践する、「老い」に振り回されない生き方とは。老いへの対処に生かすことができる失敗学の知見を紹介。
  • 危険学のすすめ――ドアプロジェクトに学ぶ

    危険学のすすめ――ドアプロジェクトに学ぶ

    小説・文芸

    4.0
    1巻1,265円 (税込)
    続発する「身近な危険」発生のメカニズムを解き明かす――エレベーター挟まれ事故/学校シャッター落下事故/回転ドア挟まれ事故/ベビーカー引きずられ事故…など。「失敗学」は、「危険学」に進化した! ●従来型の考え方では、なぜうまくいかないのか。 たとえば、作業手順を示している「マニュアル」には「ここを通れ」というような指示しか書かれていない。これを読めばたしかにそのやり方はわかるが、どこにどんな危険があるかという知見は得られない。そのため「マニュアル」が想定していない問題が起こったときには対処ができないということが必ず起こるのである。一方、「べからず集」には行動に関する制約がたくさん書かれているが、ここにもやはり、危険のそばを通過する方法に関する知見はいっさいない。「マニュアル」も「べからず集」も、危険防止の役割はほとんど果たしていないのである。――<第一章より>
  • 失敗から知識を吸収し120%の結果を出す! 失敗学見るだけノート
    値引きあり

    失敗から知識を吸収し120%の結果を出す! 失敗学見るだけノート

    ビジネス・実用

    3.7
    1巻1,307円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「正解のない時代」に自分だけの正解を導き出すための方法として、ビジネスパーソンのあいだで注目されている「失敗学」が、累計162万部突破・大人気「見るだけノート」シリーズに登場。 失敗のプラス面に着目、そこから新しい知識を吸収するためのメソッドを図解で分かりやすく学ぶことができます。 監修者畑村洋太郎が生み出した、失敗を「成長や創造のチャンス」と捉えて活用する珠玉のビジネススキルが2時間で身につく一冊です。 【目次】 Chapter 1 失敗の捉え方を見直す Chapter 2 失敗を分類し分析する Chapter 3 失敗を創造につなげる Chapter 4 創造的思考を鍛える Chapter 5 組織に活かす失敗学 Chapter 6 事例から学ぶ失敗の教訓 Chapter 7 失敗学を活用して新時代を生き抜く 【監修】 畑村洋太郎 (はたむら ようたろう) 1941年生まれ。東京大学工学部機械工学科卒業、同大学院修士課程を修了し日立製作所入社。東京大学名誉教授。工学博士。畑村創造工学研究所主宰。NPO法人失敗学会理事長。ドアプロジェクト主宰(2004~2005年)、危険学プロジェクト主宰(2007~2020年)。専門は創造的設計論、知能化加工学、ナノ・マイクロ加工学。国土交通省リコールの原因調査・分析検討委員会委員長、消費者庁消費者安全調査委員会委員長、東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会委員長、科学技術振興機構のプログラムマネージャーの育成・活躍推進プログラム研究講師などを歴任。『失敗学のすすめ』『創造学のすすめ』『新 失敗学 正解をつくる技術』(すべて講談社)、『だから失敗は起こる』(NHK出版)、『技術の創造と設計』(岩波書店)、『やらかした時にどうするか』(筑摩書房)など著書多数。
  • やらかした時にどうするか

    やらかした時にどうするか

    ビジネス・実用

    3.5
    1巻902円 (税込)
    どんなに注意しても、どれほどたくさん知識を備えても、失敗を完全に防ぐことはできません。なぜ失敗したのか、その分析や糧にする方法を身につけ、失敗を怖れることなく果敢にチャレンジできるようになろう!
  • 新 失敗学 正解をつくる技術
    値引きあり

    新 失敗学 正解をつくる技術

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻935円 (税込)
    「決められた正解を素早く出す」ことが優秀な人とされた時代から「自ら正解をつくる」ことができる人の時代へ。 「自ら正解をつくり出す時代」の思考の技術。 近年の日本の地盤沈下の背景には、すでに世界が「正解がない時代」になってるにもかかわらず、いまだに日本では「決められた正解を素早く出すことが優秀な人の条件」とされていることにある。これらは変わらない偏差値信仰、近年の官僚・みずほ銀行などのエリート組織の躓きを見ても明らか。 「正解がない時代」とは「正解がいくつもある時代」のこと。そのためには自分たちで正解をつくっていく必要がある。そして自分たちで正解をつくるとは、仮説ー実行ー検証を回していくことにほかならない。 この過程で必ず付いてくるのが失敗。いままで避けがちだった失敗とどのように向き合い、どのように糧としてしゃぶりつくすのか、そこがこれからの時代の成否を分ける。 そのためのポイントを丁寧に解説、これから私たちが身につけるべき思考法を明らかにする。 第1章 正解がない時代の人材とは 第2章 すべては仮説から始まる 第3章 失敗を捉えなおす 第4章 仮説の基礎をつくる 第5章 仮説をつくる三つのポイント 第6章 仮説を実行する
  • 直観でわかる微分積分

    直観でわかる微分積分

    ビジネス・実用

    4.2
    1巻1,870円 (税込)
    大好評「直観でわかる数学」シリーズの3冊目が,5年の沈黙を破ってついに登場.今回はなんと,高校数学の超難所,微分積分にスポットを当てます.ビブンセキブンなんてチンプンカンプン.そんな人たちのために,ハタムラ先生がひと肌ぬぎます.「もっと早くこれを読んでいれば……」.そう思うこと間違いなしの本です.

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  • 続 直観でわかる数学

    続 直観でわかる数学

    ビジネス・実用

    3.5
    1巻1,870円 (税込)
    大反響『チョッカン』の第2冊は,小学校の算数が中心です.「え? サンスウ??」と侮るなかれ.数学の根源は,算数にあるのです.ご存知,あのハタムラ先生が,あなたをその奥深い世界へ案内します.ややこしい数式は一切ヌキ.独創的な図を駆使した「ハタムラ式直観」はますます快調.目からウロコ請け合いです.

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  • 直観でわかる数学

    直観でわかる数学

    ビジネス・実用

    3.8
    1巻2,090円 (税込)
    この本はこんな人に最適です.数学なんてキライだという人.ラクして数学がわかりたい人.問題は解けるのになんかモヤモヤする人.数式でなく,絵で理解する,世にも不思議な数学の本.驚きの直感的説明が,あなたの苦手意識をきれいさっぱり吹き飛ばします.「失敗学」のハタムラ式数学.本質がズバリわかる.

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  • 図解 使える失敗学大全

    図解 使える失敗学大全

    ビジネス・実用

    3.3
    1巻1,540円 (税込)
    経営者・管理職の必読書!! 人も、組織も、失敗上手が成功を手にします。 本書は、失敗を成功の糧にする「失敗学」のメソッドを凝縮した決定版。あなたの仕事に革命をもたらす1冊です! ※本書は2016年に小社から刊行された『本当に役に立つ「失敗学」』を改題の上、再編集したものです。
  • 数に強くなる

    数に強くなる

    ビジネス・実用

    3.8
    1巻836円 (税込)
    「数字なんて見るのもイヤッ!」…とはいっても、仕事でも何でも付いて回るのが、数字の困ったところ。これは、日々、数字に思い悩まされている人のための本である。『直観でわかる数学』のハタムラ先生が、とっておきの「数の極意」を伝授する。読めばたちまち効果テキメン。数字に負けない地力とシブトさが身につく。
  • まんがでわかる 失敗学のすすめ

    まんがでわかる 失敗学のすすめ

    少年・青年マンガ

    4.3
    1巻1,320円 (税込)
    畑村氏監修による、まんがでわかる「失敗学」決定版! わかりやすいケーススタディで仕事や人間関係がみるみる改善! 【本書の内容】 ■プロローグ 失敗なくして発展はない ■第1章   失敗に負けない人になる ■第2章   失敗を分析できる人になる ■第3章   失敗を創造に変える人になる ■第4章   失敗を活かせるリーダーになる ■エピローグ 未来を切り開くリーダーに
  • 考える力をつける本
    値引きあり

    考える力をつける本

    ビジネス・実用

    3.5
    1巻467円 (税込)
    企画にも問題解決にも・・・・・・・。どんな場面にでも使える現代の知の生産術。自ら行動して観察してアイデアを形にする。考える力をつけるための日常からできる準備、ちょっとした心がけ、そして企画にまとめるためのアウトプットの方法まで。具体的な方法を示す。やり方がわかれば誰もができるようになる、本物のアクティブ・ラーニング。
  • みる わかる 伝える

    みる わかる 伝える

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻576円 (税込)
    ベストセラー『失敗学のすすめ』の著者が図説豊富にわかりやすく説く!トラブルの多くは、伝える側と受け手の思いこみにより、情報・知識・感情が正確に伝わらないことで起きる。事故や失敗、争いごとを防ぐ方法はあるのか? "失敗学"の提唱者で、福島原発事故調査・検証委員会委員長による、「みる・わかる・伝える」という「知の共有」のための究極の書。
  • 失敗学実践講義 文庫増補版

    失敗学実践講義 文庫増補版

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻770円 (税込)
    JAL経営破綻、トヨタのリコールはなぜ防げなかったのか?事故や失敗は必ず起こるもの。重要なのは、その失敗から何を学ぶかである。電車脱線、回転ドア死亡事故、金融システム障害など、さまざまな場面で発生した実例を徹底的に解明。またJALの経営破綻、トヨタのリコール問題についても緊急補稿。失敗学を生かせば、あなたの仕事や組織は、確実に強くなる!
  • 失敗学のすすめ

    失敗学のすすめ

    ビジネス・実用

    4.1
    1巻748円 (税込)
    成功の母がここにある! 創造力が高まりミスが減るノウハウ。恥や減点の対象ではなく、肯定的に利用することが、失敗を生かすコツ。個人の成長も組織の発展も、失敗とのつきあい方で大きく違う。さらに新たな創造のヒントになり、大きな事故を未然に防ぐ方法も示される――。「失敗は成功の母」を科学的に実証した本書は、日本人の失敗に対する考えを大きく変えた!
  • 技術大国幻想の終わり これが日本の生きる道

    技術大国幻想の終わり これが日本の生きる道

    ビジネス・実用

    3.7
    1巻814円 (税込)
    日本のいままで得意だと思ってきた品質・機能がもはや競争力にならなくなった時代、いま求められるのは、消費者の価値観を深く追求すること。そのために必要な技術とはなにか? 日本にあって他国にはない良さとはなにか? 日本を代表する工学者が、これからの日本の産業の方向性を考える渾身の論考! (講談社現代新書)
  • 失敗を生かす仕事術
    値引きあり

    失敗を生かす仕事術

    ビジネス・実用

    3.7
    1巻396円 (税込)
    個人にも組織にも必要なこれからの仕事術。めまぐるしく社会の状況が変わるいまの時代は、今日の成功は明日の失敗へとすぐ変わる。失敗と真正面から向き合い、よりよい仕事をするための考え方を明快に説く。(講談社現代新書)
  • 組織を強くする 技術の伝え方

    組織を強くする 技術の伝え方

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻770円 (税込)
    2007年問題を乗り越えるための必読書! 「伝えよう」としても「伝わらない」。「伝える」のではなく、「伝わる」のが正解だ! 各企業で大問題になっている技術伝達の本質を明らかにし、解決法を示す。(講談社現代新書)
  • 回復力 失敗からの復活

    回復力 失敗からの復活

    ビジネス・実用

    3.6
    1巻902円 (税込)
    人は誰でも失敗する。失敗すれば誰でも落ち込む。本当に大切なのはそこからだ。自分の回復力を信じ、待つことができれば、必ず壁は乗り越えられる。そのためのコツを失敗学の第一人者が示す。(講談社現代新書)
  • 福島原発事故はなぜ起こったか 政府事故調核心解説

    福島原発事故はなぜ起こったか 政府事故調核心解説

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻1,155円 (税込)
    被害を拡大させた政府・東電・自治体の判断の誤りとは?メディアの誤解とは何か?   いまなお続く避難・除染の本当の悲劇とは? 畑村委員長はじめ、政府事故調の中心メンバーだった3人の著者が、膨大な調査報告書をベースに、報告書に書けなかった独自の視点も入れ、事故の核心に迫る!! 原発再稼働、進まない除染の問題にも一石を投じる書。
  • 決定版 失敗学の法則

    決定版 失敗学の法則

    ビジネス・実用

    3.7
    1巻513円 (税込)
    全ビジネスマン必須の「失敗学知識」を法則化。回転ドア事故、BSE、不良債権、三菱リコール隠し……。失敗はなぜ起こり、どう活かせば良いのか。今や全社会人必須のノウハウ「失敗学」の精髄が一冊に。「逆演算」、「仮想演習」、「親分道と子分道」など、32の法則が失敗の本質を明かし、創造的仕事のための知恵を与えてくれる。失敗に学び、失敗を生かす。畑村流、実践的ビジネス書の決定版。
  • 危機の経営 サムスンを世界一企業に変えた3つのイノベーション

    危機の経営 サムスンを世界一企業に変えた3つのイノベーション

    ビジネス・実用

    4.2
    1巻715円 (税込)
    日本企業復活のキーワードがここにある! 10年間で世界最大手の総合電気企業に躍り出た韓国サムスン電子。その躍進を中核で支えた元役員と失敗学の権威が、日本の製造業にいま欠けているものを指摘する。
  • 勝つための経営 グローバル時代の日本企業生き残り戦略

    勝つための経営 グローバル時代の日本企業生き残り戦略

    ビジネス・実用

    3.6
    1巻770円 (税込)
    ものづくりの世界を熟知するふたりが探る再生の道。「こう考えなければ生き残れない!」大胆な投資で業績を伸ばす中韓、ものづくりに回帰しようとする米国、伸びない内需、厳しい状況変化の中で日本企業の生き残る道を探る。
  • 畑村式「わかる」技術

    畑村式「わかる」技術

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻990円 (税込)
    畑村流理解力・創造力アップの秘訣を公開。人が「わかった!」と思う仕組みを解き明かし、さらに理解力向上のための基礎レッスン、理解から創造へつなげるための具体的な方法を「わかりやすく」解説。『失敗学のすすめ』『直観でわかる数学』の著者によるまったく新しい知的生産の技術。
  • 未曾有と想定外 東日本大震災に学ぶ

    未曾有と想定外 東日本大震災に学ぶ

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻770円 (税込)
    私たちは今回の災害を転換点にできるのか? 失敗学の畑村教授がいままで考えてきたこと、そして3月11日から「原発事故調査・検証委員会」委員長になるまでに考えたこと。東日本大震災は本当に「未曾有」で「想定外」だったのだろうか? 震災を私たちはどう捉え、そこから何を学ぶべきなのか? 3.11後の日本を考えるヒント。「失敗学」から見る東日本大震災。

ユーザーレビュー

  • やらかした時にどうするか

    Posted by ブクログ

    最近大きなミスをやらかしてどん底に落ち込んでたので「失敗を苦にして衝動的に死を選ばないようにする」というひと言がずんと響いた。
    心に大きなダメージが残っている間は「自分のせいだ」「自分はなんて駄目な人間なのだろう」と責めに責めてより傷が深くなるため、とにかく責任転嫁に徹する。
    周りに無理やりでも否を見出だし、失敗により溢れ出る自責の衝動を落ち着かせる。

    さらに、ある程度の失敗であれば、しないよりもしたほうが良い。
    今後起こり得るミスを減らせるのはもちろんだし、周りの失敗にも寛容になるため、何事も自分事として捉えられるようになり、情報の吸収性が上がる。

    失敗に対する耐性のつけ方を学べるありがたい本でした。

    0
    2026年05月01日
  • 失敗学のすすめ

    Posted by ブクログ


    本書では、失敗とは何か・失敗から何を学べるか・失敗を創造に生かすにはどうすれば良いのかという観点から、その基本的な考えや現在の日本の課題などについて解説している。
    特に参考になったのは「失敗の経験から創造を生む思考プロセス」と「成熟した産業における失敗の危険性」に関する分析である。
    失敗の経験から想像を生む思考プロセスに関しては、失敗の経験が如何に創造的思考に影響するかという説明を通じて、失敗といかに向き合うべきかについて述べられている。
    また、成熟した産業における失敗の危険性に関して、市場が成熟しマニュアル化されることで、全体像を把握することができなくなり、その結果致命的な失敗が起こってしまうというプロセスに関する筆者の分析は、非常に納得がいくものである。
    「失敗」に関する知識を体系化している本として本書は非常に優れていると感じる。今後仕事をする際に、本書を参考に、失敗と向き合う組織づくりが出来るようにしたい。

    0
    2025年12月03日
  • 失敗学のすすめ

    Posted by ブクログ

    ご本人の経験も含め、失敗に対してどのように向き合うのか、わかりやすい文章で書かれている。社会の進展とともに、合理化、効率化が求められ、各自は個々のパートが割り当てられ、全体のことを考えなくなり、人材育成ができてなかったことに気付く。

    0
    2025年07月05日
  • 失敗学のすすめ

    Posted by ブクログ

     人は失敗を恐れる。失敗を学びの機会と捉える重要性を説く。成功ばかりを重視する風潮が同じ過ちを繰り返す原因になると指摘する。
     失敗には必ず理由がありそれを分析し理解することで次の成功への糧となる。畑村氏は自身の体験や具体例を交え失敗を直視しそこから学ぶ姿勢を持つべきだと主張する。
     とはいえ、失敗を受け入れるのは容易ではない。失敗を責める社会の風潮や自尊心の傷つきが妨げとなる。失敗を隠すことでさらなる誤りを招くことを畑村氏は警告する。
     失敗は恥ではなく成長への扉だ。失敗を恐れず、冷静に分析し次に活かすことで、人はより強く賢くなる。予測に反したことから学びノーベル賞を得たこともこの例となる。畑村氏の教えは挑戦を続ける勇気を与えてくれる。

    0
    2025年03月19日
  • 技術大国幻想の終わり これが日本の生きる道

    Posted by ブクログ

    350

    153P

    畑村洋太郎(はたむら ようたろう)
    1941年生まれ。東京大学工学部機械工学科修士課程修了。東京大学大学院工学系研究科教授、工学院大学グローバルエンジニアリング学部特別専任教授を歴任。東京大学名誉教授。工学博士。専門は失敗学、創造的設計論、知能化加工学、ナノ・マイクロ加工学。2001年より畑村創造工学研究所を主宰。02年にNPO法人「失敗学会」、07年に「危険学プロジェクト」を立ち上げ。日本航空安全アドバイザリーグループ委員、JR西日本安全有識者会議委員、リコールの原因調査・分析検討委員会委員長などを務め、2011年6月より東京電力福島第一原発事故・事故調査・検証委員会委員長。
    著者に『失敗学のすすめ』『創造学のすすめ』『みる わかる 伝える』『危険不可視社会』(以上講談社)、『直観でわかる数学』『技術の創造と設計』(以上岩波書店)、『数に強くなる』(岩波新書)、『畑村式「わかる」技術』『回復力』『未曾有と想定外』(以上講談社現代新書)など多数。

    技術大国幻想の終わり これが日本の生きる道 (講談社現代新書)
    by 畑村洋太郎
     また、火力発電が増えれば当然二酸化炭素の排出量も増えますが、不思議なことにだれもそのことには触れません。「原子力反対!」を叫ぶ人が多いので言われなくなったということでしょうが、少し前まで二酸化炭素の排出量増加の問題が声高に叫ばれていたことを考えると、おかしな話だと思います。

     一方、その時点で原発そのものが絶対的に安全なものとは考えていませんでした。それは技術としてまだ未熟な部分があると見ていたからです。そもそも原発は、産み出す熱の三割程度しか発電に使うことができない効率の悪いものです。ちなみに石炭などによる火力発電では産み出す熱の四割以上を発電に使うことができますが、これはまさしくそれまでの経験のちがいで、技術の成熟度の差なのです。これは技術の歴史を振り返ればある意味当然です。というのはどんな分野の技術でも、十分な失敗経験を積んで技術が成熟するには、だいたい二〇〇年かかるからです。

     原子力がその時点で本当に安全なものなら、石炭火力と同じレベルのエネルギー効率になっていたはずです。それができなかったのは、技術がまだ発展途上だったからにほかなりません。ちなみに発電のメカニズムは、原子力も火力も同じで、蒸気でタービンを動かします。しかし火力のほうがはるかに高温高圧の蒸気を使い、タービンを回しているのです。

     そのこと自体は、おかしなことでもなんでもありません。発展途上の技術の扱いを慎重に行うのは当然のことです。 何より問題だったのは、発展途上の技術を「 絶対安全だ」 といって使っていたこと です。そういわないとまわりが納得しなかったのかもしれませんが、そのような運用をしつつ大事故を起こしてしまったことが致命的な失敗につながりました。

     アメリカでスリーマイル島原子力発電所事故が起こったのは、一九七九年のことです。それ以降もアメリカでは一〇〇基を超える原発が動いていますが、あの事故後に新設されたものは一つもありませんでした。またドイツは一九八六年のソ連のチェルノブイリ原子力発電所事故以降、原発の利用に否定的でした。近年は両国とも原発の利用を前向きにとらえていましたが、福島第一原発の事故で再び国民の否定的な意見にさらされて、エネルギー政策に大きな影響が出ています。

     その周期はだいたい三〇年くらいだと思われます。というのも人間というのは、基本的に自分の経験でしかものを考えられないからです。すると三〇年くらい経つと、社会の中で人間の入れ替わりが進み、経験していない人が多数派になることで、風潮も変化します。これは津波や地震など、大災害に対する反応でも明らかです。この理屈で考えると、日本でもおそらくこれから三〇年くらいは、原発を積極利用しようという話にはならないでしょう。もちろんその間に、他国であろうと原発がらみの重大事故が起こったら、さらに遠のくことになるでしょう。日本の原発利用は、あの事故によってそれくらい大きな制約を受けることになっていると考えなければなりません。

    これから日本が進むべき方向としては、やむを得ず原発を使うという道もあれば、それでも原発には依存しないという道もあります。後者は決して不可能ではなく、新たな方法でエネルギーを産み出すという解もあるし、技術のイノベーションによってこれまでと同じことをより少ないエネルギーで実現するという解もあるでしょう。大切なのは、どちらに進むにしても制約条件をちゃんと把握して、その中でもがき苦しみながら最善の答えを導き出すことなのではないでしょうか。

    実際に移民を早くから受け入れてきた西ヨーロッパでも、まだまださまざまな課題があります。戦後積極的に移民を受け入れ、いまや人口の五分の一が移民出身者で占められるドイツでは、移民出身者の教育問題、失業問題などをどう解決していくか、いまなお模索が続いています。私は一九八〇年代のはじめにドイツに留学していたことがありますが、そのとき知り合った日本人医師が勤めていた病院は、ドイツの中でも貧しい人たちが住んでいる地域にありました。そこでは移民も多く、偏見をもとにしたさまざまなトラブルが起こっていたと聞かされました。文化が異なる外国人を入れる移民政策には、必ずそういった影の部分があります。

    また、二〇一五年一月のフランス紙襲撃テロ事件では、フランスのイスラム教徒が全国民の七%を占めていることが話題になりました。移民の問題と事件を軽々に結びつけることはできませんが、事件の背景に近年フランス国内で高まっているイスラムコミュニティ排除の問題が指摘されています。

    日本の中に外国人を入れるのが悪いことだとは思いませんが、そのときに何が起こるかはあらかじめ考えて慎重に判断する必要があります。

    私は外国人を入れる前に考えるべきは、やはり高齢者と女性の雇用だと思います。

    その一方で、経営や企画が本当にできる人は、いまでも高い価値があると認められています。これは人ごとに収入が全部違うので一概には言えませんが、大ざっぱに見ると、経営ができる人で年収三〇〇〇万円、本当の企画ができる人で年収一〇〇〇万円程度という感じでしょうか。

    たとえば、かつて日本メーカーが市場を席巻していた半導体の世界では、高品質の日本製の歩留まりが九〇%台後半だったのに対し、後進の韓国・サムスン製は当初六〇~七〇%台だったそうです。それを聞いた日本企業の関係者は、「やはり韓国製は粗悪品だな」とバカにしていたそうです。  しかしその分、サムスンは価格の安さと数で勝負しました。半導体の世界は規模が勝負を決める装置産業の要素が非常に強く、また日進月歩で技術が進歩していくことに特徴があります。日本が品質にこだわっているうちに、サムスンは、どんどん数をつくって、そこでできた資金でどんどん設備を新しくして市場を奪っていったといいます。そして歩留まりも次第にあがって八〇%台に。もっともそれでも日本製とは一〇%以上の開きがありました。しかしそれでも市場を取ったのはサムスンだったのです。おそらく歩留まりを八〇%台から九〇%台後半にするのは、非常にたいへんだと思います。サムスンはそこで歩留まりを上げるより、新たな設備を導入し、規模を拡大するほうを選んだのです。どちらが正しかったのかは、その後のシェアが証明しています。

    ノウハウ(know/how) ばかりにこだわっていると、社員や作業者は自ら考えることを放棄するようになります。これではせっかくの技術が弱体化していくだけです。技術をより強くするのはノウハウを守ることではなく、ノウホワイ(know/why)、つまりその技術の理由や動機を知ることが重要になります。さらにはノウワット(know/what) という目的意識をしっかり持って技術を扱うことが大事なのに、日本の技術運営はそこが抜け落ちているのです。

    日本はいままで「価値」というものを突き詰めて考えてこなかったと思います。いや、昔は考えられていたのかもしれません。茶器、襖絵、浮世絵といったものは、価値を認める人々がいなければ、現在日本文化を代表するものとして残っていなかったでしょう。日本各地に残る祭りもそうです。それぞれの地域で価値を認める人たちがいたからこそ、これだけ多様な祭りが残っているのでしょう。そう考えると、日本人が価値について考えなくなったのは戦後のことかもしれません。そして、価値について考えてこなかったのは、日本人が戦後、経済的に豊かになることだけを考え、自分たちの生き方について真剣に考えてこなかったことと等しいのかもしれません。

    「日本の企業はたしかにどうやってつくるかという構造を考えるのはうまい。でもその土地や土地に住んでいる人々が大切にしている文化のことはあまり考えていません。これは日本企業が価値について真剣に考えてこなかったからではないですか」  わたしはハッとしました。たしかにいままで漠然と考えていた文化の違いというのは「価値」という言葉で見てみるとスッキリします。また、日本企業がグローバル競争で苦戦しているのは、価値ということを真剣に考えてこなかったからだというのは、まさにその通りでした。

    たとえば、サムスンの地域専門家制度は、吉川さんなどの元関係者の紹介もあり、最近では日本でも知る人が多くなりましたが、これはたんなるマーケティングとは似て非なるものです。数字やレポートで出てくる情報を頼りにしていたら、しょせんはよそがすぐに真似できるものしかつくれません。

    アップル製品はその代表例でしょう。電化製品では、やはりアップル製品のブランド力が頭抜けていますが、それはおそらくスティーブ・ジョブズのものづくりに対するこだわりに共感する人が多かったからだと思います。  ジョブズは、いままで機能を中心に考えられていた電化製品の見た目の格好良さ、肌触りといった五感のイメージに徹底的にこだわった人です(おそらく一世を 風靡 したソニー製品にも以前はそうしたこだわりはありました)。だからこそ以前からアップル製品を熱狂的に支持するユーザーがいたのです。

    しかし場合によっては、技術の変化によって市場の様子がまったく変わってしまうことがあります。たとえばフィルム事業がそうでした。デジタルカメラが普及するにつれてフィルムの需要は急速に減少し、いまでは一部のマニアとフィルムならではの価値を認めるプロが使う製品になってしまいました。

    この急速な変化に対応したのが富士フイルムです。かつてフィルム事業を主要としていた同社は、いままでのコアビジネスが成立しなくなったときに事業の転換をはかりました。フィルムで培った技術をベースとして、いまでは化学や化粧品などのファインケミカルなども含めて複数の事業を展開するようになっています。一方で、同じフィルム分野の企業で、切り替えられなかったのがコダックです。需要が少なくなったとき、この世界最大のフィルム会社は経営破綻に追い込まれました。時代の要請に合わせてコア事業を切り替えられなければ、企業の発展がないことはコダックと富士フイルムとの比較から明らかです。

    この第3部では、すでに進められているそうした戦術を、企業の実例もあげながら検討していきます。ここで取り上げられていることがすべてではありませんが、今後、どのような方向に進めばいいのかを考える上で大きなヒントになるでしょう。

    かつて日本の消費者も同じ道を辿ってきましたが、初めて製品を使う人には、基本的な機能があれば十分です。自動車は走ればいいし、洗濯機は洗って絞ることができればいいのです。便利な機能が必要になるのは、製品にある程度慣れてからで、最初は便利さよりも手頃な価格で入手できることのほうが喜ばれます。そうした製品は、すでに部品から完成品までをすべて新興国でつくれるようになったので、日本から輸出する必要はありません。つまり工業製品もいまは、地域で生産して地域で消費する「地産地消」が世界の趨勢になっているわけです。  そこで必要となってくるのは、機能を充実させることよりも、その国の文化を知り、その国の文化にあった製品をつくることで、その国の消費者の圧倒的な支持を集めることなのです。

     たとえば自動車産業で考えてみると、インドの国内自動車生産台数は二〇一〇年が三五〇万台だったのが一二年は四〇〇万台といったように年々増加傾向にあります。インドは国全体で見ると、産業発展期の入り口ですが、それでも自動車の生産量はすでに四〇〇万台を超えて、しかもそれをすべて国内で使っています。二〇二〇年には一〇〇〇万台という予測もありますが、これは現在の日本の国内生産量と同じです。これが日本の人口の約一〇倍の一二億人の市場の力なのです。

     一方、インド以上の巨大市場を有している中国の自動車生産量は、二〇一〇年が約一八〇〇万台、一二年が約一九〇〇万台、一四年が約二四〇〇万台で、すでに日本の二倍を超えています。世界の総自動車生産量はだいたい八〇〇〇万台強なので、世界で新しく生産される自動車の四分の一以上が中国製なのです。

     さらに最近、中国の自動車生産能力はすでに年間五〇〇〇万台まであがっており、完全に供給過剰の状況になっているようです(日本経済新聞二〇一五年五月六日)。当然その過剰分は海外への進出という形であらわれます。私は当初、中国製のほとんどは、自国内で消費されていると思っていましたが、二〇一四年に南米のペルーを訪れたとき、中国車が入ってきていると聞いてたいへん驚きました。ペルーでは、日本車の価格を 10 だとすると、中国車は半分の5くらいということです。経済的にそれほど豊かでない新興国では、低価格を武器に中国車が存在感を発揮する可能性は十分あります。

     日本の企業が数多く進出している中国には、反日デモなどの危険要素もあります。これまで市民の間で反日感情が盛り上がったときには、日本系のお店や飲食店などが一部の過激な市民の攻撃対象とされました。また新興国の中には、政治の体制が不安定なところもあります。こういう国では、ある日突然政権が崩壊して国内のルールが変わってしまう危険もあるわけです。

     こういうこともまた、現地のことを知らないとわかりません。日本の感覚で製品開発を行っていたら、求めている機能がないものになってしまいます。インドだけではなく多くの新興国では、日本より韓国の家電メーカーのほうが広く支持を集めていますが、それは韓国メーカーがその国ごと、地域ごとの文化や生活環境などを取り込んで、どのように使われるかまで考えて製品開発を行っているからです。そこは謙虚に見習うべき点です。

     実際に、私が新興国を回ってみた印象では、日本が売りたい原発や新幹線などハイテクを利用したインフラは必ずしも相手が欲しているものでないように思いました。たとえば移動手段でいったら、高速鉄道よりふつうの鉄道のほうが必要だし、需要でいったら高速道路のほうがあるのではないかと思いました。そのほうが物流にも使えて便利だからです。

    そもそも新幹線のようなハイテクのインフラが使えるのは、日本のように電気が安定的に供給されている場所にかぎられます。そういう視点で新興国のことを考えると、高速鉄道を導入するまでに乗り越えなければならない壁はかなり高いように感じます。むしろ新興国の都市で深刻化している渋滞緩和のための都市交通の解決策として鉄道が使えるのではないでしょうか。

     職場のリーダーがメンバーの出産計画にまで立ち入るというのは、日本では考えられないことです。それが当たり前のように行われているのは社会主義国ということなのか、それとも土地柄なのか、いずれにせよベトナムだから可能なシステムなのでしょう。海外で生産活動を行うときには、このように地域とのつながりやその社会がどのような文化を持っているのかといったことを考慮する必要があります。

     その企業が必要としている多くの人手は、いくら中国でもその場で簡単に集めることはできません。地方から人手を募っているということで、集められていたのはその地域とはつながりもない遠方からやってきた人々です。そのため孤独感を感じやすいのか、自殺する人がいたそうです。  さらに、自殺者が出たとき、会社が遺族に弔慰金を払ったところ、「自殺はお金になる」と考える人が出てきたそうです。そして故郷の親族のために弔慰金を残すべく飛び降り自殺をするようなケースが出てきたので、自殺防止のための対応策に取り組まざるを得なかったようです。

     働いている会社からお金をもらうために自殺をするというのは、やはり日本では考えられないことです。そうしたことが起こるのは、無理な人集めをしていることに原因があるように思いました。地域や文化と関係なく、お金を中心にすべてを動かしているのが中国流の経営です。働く側もお金にシビアで、少しでも賃金がいい働き口が見つかるとすぐに転職してしまうようです。それが中国の文化ということなのかもしれません。

     この人に求められるのは、ものづくりにかかわるすべてのことについてマクロの現象・ミクロの現象やそのメカニズムを理解していることです。さらにどこがその技術を持っているとか、それを使うにはいくらかかるかといった費用などのことまですべて把握していると、本当の意味で技術を武器にした商売ができます。

     先ほどのスティーブ・ジョブズは、トップでありながらこういうことができる人だったと思われます。もしくは、自分の希望していることをまわりや協力企業の人たちに正確に伝える技に長けていたということなのかもしれません。  日本の企業にこのような人材がいるかというと、いまはおそらくいないだろうとしかいえません。だから日本の企業は本当の企画ができないというのが、いまのところの私の結論です。

      幸福でいられるのは当たり前で、努力すれば報われるのが当然という社会は、そういう社会をつくる私たち一人ひとりの努力の上に成り立っています。それなのに大多数の人が、「自分には関係ない」とか「だれかがそういう状態をつくってくれればいい」と考えて行動していたらどうなるでしょうか。その結果、求めている幸福感が得にくくなっているのがいまの日本の状況なのではないでしょうか。

    しかし一方で、効率化がはたしてすべて良いことかということも考えていく必要があります。日本は近年、効率は善、安売りは善、便利なことはいいことだということで社会が進んできました。しかし、その結果、街からは小売り店が消え、スーパーや量販店、コンビニエンスストアだけが残るようになりました。しかしそのことで私たちの生活

    が豊かになって便利になったかというと、どうもそうとはいえないと実感しています。

    たとえば街から八百屋や魚屋、豆腐屋や肉屋が消えたことで、食卓に並ぶ食材が貧しくなったと感じたことはないでしょうか。近所に街の電器店があれば、なにか困ったときもすぐに助けてもらえるのにと思うことはないでしょうか。街の電器店は、たしかに量販店(最近はネット販売店) に比べると、割高になるかもしれませんが、それも困ったときに助けてもらうための代金を含んでいると思えば納得できる気がします。これはいわば新興国へ鉄道車両だけを売りっぱなしにする商売と、鉄道の運用・保守の指導込みの商売とどちらが良いかというのと近いものを感じます。

     日本に必要なのは、このように自分自身で状況を把握し、自分なりの考えをつくることができる人材です。そのようにして導き出した答えには、当初は明確な正解はないかもしれません。しかし自分なりの考え(仮説) をつくることができれば、とにもかくにも信じる方向へ動き出すことはできます。そして自らの仮説に基づいて実践することで、自分の立てた仮説が正しいかどうか実証するのです。それが正しければそのまま進み、間違っているとわかれば、その原因を検証し、別の仮説を立てます。

     いまの日本には、明らかにこういう人材が不足しています。理由は単純で、やはり教育カリキュラムがそのようになっていないからです。日本が生きていくためには、こういうタイプの人を意識的に育成することが急務になっています。そしてこのようなタイプの人たちが社会の核となるところで活躍するようになったら、日本は変化に強い、世界の中で大活躍する国へと再び生まれ変わることができるのではないでしょうか。

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    2024年07月02日

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