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Posted by ブクログ 2011年10月29日
ご恵贈頂いておきながら、読んでいなかった。
不覚。
大変に興味深い。
「死んだ人が見た光景」(62ページ)、「信玄堤」(72ページ)、完全な高台移転は今回も実現しない(77ページ)、原子力の専門家は「想定する」のが責務だということ(91ページ)、「問題設定」と「問題解決」について前者が...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月18日
『失敗学』の著者として有名な畑中教授。今回の東日本大震災を、「失敗学」の観点から考えるとどうなるのか。本作品では以下の3つが特に主要なポイントであると考える。
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(1)「未曾有」「想...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月31日
津波は「高い波」というより「速い流れ」であり、速度は秒速30m、時速100km(「津波災害」河田惠昭)。人間の力は0.1馬力、馬は1馬力、建設機械は100馬力だが、自然に力で対抗するのはほとんど不可能。自然と闘うのではなく、自然と折り合うことが重要。
3年で個人が忘れる。30年で組織が忘れる。60...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月02日
実は恩師の一人。コンプライアンスはむしろOpen Systemを想定した言葉なのに誤訳されて導入された。ってのは力強いステートメントでした。失敗は、未来のために徹底的に検死されなくてはならない。司法には、エンジニアリングの観点はない。自然には圧倒的な強さがある。などなど、3.11が書かせたかもしれな...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年02月18日
失敗学の第一人者 畑村洋太郎さんの経験があちこち散りばめられていました。今、身につけておくべき考えと身近な行動ができます。
■印象的な言葉を抜粋
①記憶の減衰に法則性にはある。
3日で個人が飽きる
3カ月個人が冷める
3年で個人が忘れる
30年で組織が崩れる
60年で地域が忘れる
30...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月07日
甚大な被害をもたらした東日本大震災、その被害の原因を冷静に分析して、今後の防災・危機管理をどのように行うべきかを論じる書。客観的事実を元に、人間の危機管理・危機に対する意識の性質・本質を浮き彫りにし、そこから今後の具体策を述べています。「誰それが原因だ」「このミスが原因だ」というだけで終わるのではな...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月23日
人間は成功することを目指して生きるが、失敗から学ぶこともある。むしろ失敗を学ばなければ進歩はありえない。筆者は「失敗学」の提唱者としても知られている。今回の大震災を踏まえてこの考え方を述べているのが本書の主旨である。
第1章では「未曾有」という言葉を津波防災の観点から考えている。過去の歴史を調べ...続きを読む
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