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成功の母がここにある! 創造力が高まりミスが減るノウハウ。恥や減点の対象ではなく、肯定的に利用することが、失敗を生かすコツ。個人の成長も組織の発展も、失敗とのつきあい方で大きく違う。さらに新たな創造のヒントになり、大きな事故を未然に防ぐ方法も示される――。「失敗は成功の母」を科学的に実証した本書は、日本人の失敗に対する考えを大きく変えた!
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Posted by ブクログ
本書では、失敗とは何か・失敗から何を学べるか・失敗を創造に生かすにはどうすれば良いのかという観点から、その基本的な考えや現在の日本の課題などについて解説している。 特に参考になったのは「失敗の経験から創造を生む思考プロセス」と「成熟した産業における失敗の危険性」に関する分析である。 失敗の経験から...続きを読む想像を生む思考プロセスに関しては、失敗の経験が如何に創造的思考に影響するかという説明を通じて、失敗といかに向き合うべきかについて述べられている。 また、成熟した産業における失敗の危険性に関して、市場が成熟しマニュアル化されることで、全体像を把握することができなくなり、その結果致命的な失敗が起こってしまうというプロセスに関する筆者の分析は、非常に納得がいくものである。 「失敗」に関する知識を体系化している本として本書は非常に優れていると感じる。今後仕事をする際に、本書を参考に、失敗と向き合う組織づくりが出来るようにしたい。
ご本人の経験も含め、失敗に対してどのように向き合うのか、わかりやすい文章で書かれている。社会の進展とともに、合理化、効率化が求められ、各自は個々のパートが割り当てられ、全体のことを考えなくなり、人材育成ができてなかったことに気付く。
人は失敗を恐れる。失敗を学びの機会と捉える重要性を説く。成功ばかりを重視する風潮が同じ過ちを繰り返す原因になると指摘する。 失敗には必ず理由がありそれを分析し理解することで次の成功への糧となる。畑村氏は自身の体験や具体例を交え失敗を直視しそこから学ぶ姿勢を持つべきだと主張する。 とはいえ、失敗...続きを読むを受け入れるのは容易ではない。失敗を責める社会の風潮や自尊心の傷つきが妨げとなる。失敗を隠すことでさらなる誤りを招くことを畑村氏は警告する。 失敗は恥ではなく成長への扉だ。失敗を恐れず、冷静に分析し次に活かすことで、人はより強く賢くなる。予測に反したことから学びノーベル賞を得たこともこの例となる。畑村氏の教えは挑戦を続ける勇気を与えてくれる。
仕事柄ヒヤリハットや事故異常報告など共有し再発防止に努めているが、作成してやった気になって、結果に繋がってないことから読んでみた本です 事故災害を減らすためまだまだやれることはあると感じられた
失敗と創造性:新しいものを創り上げるには、有意義な失敗を経験しなければならない。アイデアの種が結びついて出来上がる「いも設計」をブラッシュアップし、実用可能なものに仕上げるには、試行錯誤が必要である=>プロトタイプ思考 アイデアの種を的確に結びつけるためには、失敗に基づく体験的知識が必要である...続きを読む=>思考のけもの道 小さな失敗を経験し、大きな失敗が起こる前に「ガス抜き」をする。他人がした失敗から学ぶためには、あたかも自分がその失敗を起こしたかのようにシミュレーションを行うことが効率的である=>仮想失敗体験 大きな失敗を起こさない組織作り:見えにくい失敗を顕在化させるシステムの有効性 万が一失敗が発生したときの損失に、その発生確率を乗じて「潜在失敗」として数値化する。これにより、「失敗対策をしないと損」という意識を植え付ける。 プロセスの全体を理解することの重要性:業務が細分化された組織では、失敗の予兆が潜在化しやすい。また、全体を理解している「ベテラン」は、メインルート以外のサブルートを熟知しているため、失敗が生じたときにも機転を利かすことができる=>Redundancyの確保 システムの全体像を知らない者が、必要に迫られてシステムの一部を最適化しようとすると、システム全体のバランスが崩れてしまう=>局所最適・全体最悪
最近、悲しくなるニュースばかり耳にする。ニュースになるとこは、大小はあれど広い意味では全て"失敗"と言えると思う。そんな"失敗"とどう向き合うべきか、それを教えてくれる本だと思う。今の世の中、「"失敗"が起こった」という事実を知れば、その原...続きを読む因に"見える"ものや人を叩きがちな気がするけど、表面的に見えていることではなくいろいろな側面から物事を捉えて、二度とその"失敗"が起こらないように、または起こりにくくなるようにする方法を一人一人が考えていくべきなんじゃないかなぁなんて、読みながら考えていた。この本の教えの通りに実行するのはなかなか難しいだろうけど、自分のできる範囲で失敗に向き合い、上手く付き合っていこうと思う。
失敗は成功の母という名言があるが、日本ではその考え方を取り入れた教育がほとんどされていないという問題意識から始まる本書では、失敗を定義し、その伝わり方や伝え方の現状と注意点を指摘する。その際には、著者個人の失敗経営はもちろん、企業経営や行政の失敗も具体例として挙げられ、とても読み応えのある内容となっ...続きを読むている。 次々と失敗を繰り返す組織こそ、本書を読み、失敗を生かすシステムをつくっていかなければならない。 東日本大震災より6年前に本書が書かれているが、内容は新しささえ感じるものであり、体系的に失敗を考える上で、非常に役に立つ一冊であると感じた。
失敗学の権威とも呼べる、畑村洋太郎さんの著書。 人類は失敗から学んできた、何か物事をやるのに成功事例から学んでも似たり寄ったりのものしか出来ない。失敗しながらも創造していくこと。 2万件の失敗データベースを作ったけど、有効活用されていない話は辛かった。失敗した人が振り返って成長していくものだとしても...続きを読む、組織みんなが失敗を続けるのは効率が悪い。どうすれば失敗を共有し、同じような失敗を防げるか。その答えもあったように思う。
今日、読み終わった本。 仕事場で本棚を整理してたら出てきて、「かつて誰かが読んだんだろな」なんて思って読んでみた本。 どこのプロジェクトでも、形として文書は残っていてもそれを作った人の思いは残ってないんだよねぇ。そんな誰かの思いを継承してみたくて。 この本、全員1回読んだ方がいいと思います。 ...続きを読む 失敗は誰にでもある。 その失敗をしない為に、仕事の上では手順書やマニュアルを作る作業が発生する。 それはそれで結構なことですよね。 でも、手順書やマニュアルを見ながら作業を行っている人が、手順書に載ってない場面に出くわしたら、どーなるんだろう。また、手順書に記載されている手順に沿わない場合にどんなリスクが待ってるか、理解できてるのかな。 大事なのは失敗から学んだことを次にちゃんと活かすこと。 人生失敗だらけなんで、この本の言ってることは骨身にしみました。。。^^; 顔も知らない先輩だけど、この本を残してくれてありがとうございました。 俺も誰かに引き継ぎます。
失敗学入門といった感じで平易で読みやすい。 みんな分かっているが実行できないのが大事故への対策。起こる可能性が低いので、どうしても他人事に思えてしまうんだよね。 この本が出版された2000年の頃より仕事は忙しさを増し、働く人手は減り続けている今、大きな失敗が起こる可能性が高まっているので、より大事な...続きを読む内容だと感じた。
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