利権鉱脈 小説ODA

利権鉱脈 小説ODA

1,870円 (税込)

9pt

4.3

社会主義崩壊から間もないモンゴルのウランバートルで、日本人商社マン・加藤が命を落とした。その12年後、コンサル会社に勤める万里子は、モンゴル担当を命じられ、旧友の死の真相に近づいてゆく…。地下資源をめぐる利権の駆け引きとは。国際派経済小説!

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読み終えて、「スゴイ」っていう言葉が
    思わずでてしまった。

    開発コンサルタント 櫻井万里子の 仕事ぶり。
    仕事にかける想い。
    おじいちゃんは、軍隊のえらい様。
    お父さんは、経済企画庁のえらい様。
    万里子は、現場を大切にして 国際開発コンサル会社に勤める。
    アラフォーで、独身。アフリカ、モンゴルって

    0
    2018年02月18日

    Posted by ブクログ

    ※私的メモ

    【出会い】
    同僚の紹介。業界小説。

    【概要】
    ODA案件をめぐる関係者間の利権の綱引きとりそうとの葛藤を描く。

    【感想】
    新感覚の経済小説であり、日本の開発援助史と業界のリアルな感覚を知る入門書としても秀逸。
    現場に身を置いているだけあって、日常や心理のディテール描写はかなりマニア

    0
    2014年02月09日

    Posted by ブクログ

    ざるで水をすくうような仕事だと思った。でもやったらやめられないんだろうなとも思う。
    見なければ見ないですむ世界。でも見てしまったら二度と目を離すことができない世界。

    0
    2013年07月15日

    Posted by ブクログ

    城山経済小説大賞受賞後の初の作品。前作より格段に面白い。埋蔵資源が豊富なモンゴルを舞台に、1つのODA地域開発案件を巡って、J○CA、開発コンサル、経○省、商社が、それぞれの思惑と理想のもとに静かな駆け引きを繰り広げる。話の進みが遅いのが若干気になるが、それはODAに賭ける人たちの理想と限界、そして

    0
    2013年05月30日

    Posted by ブクログ

    作劇という点では凡作以下ですが、この本のウリはそんなところではありません。清濁併せ呑むのはわかっていながらも、ODAの世界でもがき苦しむ人達の群像劇かと。で、それをもって、世界の中での日本の立ち位置を考えさせられます。

    0
    2013年01月29日

    Posted by ブクログ

    開発コンサル会社勤務の万里子は、モンゴル案件の担当を命じられ・・・
    読み物的なおもしろさはイマイチだけれど、ODAの理想と現実について、わかりやすく書かれているので、読んで知っておくべきでは、と思った。

    0
    2013年04月09日

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