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社会主義崩壊から間もないモンゴルのウランバートルで、日本人商社マン・加藤が命を落とした。その12年後、コンサル会社に勤める万里子は、モンゴル担当を命じられ、旧友の死の真相に近づいてゆく…。地下資源をめぐる利権の駆け引きとは。国際派経済小説!
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Posted by ブクログ
読み終えて、「スゴイ」っていう言葉が 思わずでてしまった。 開発コンサルタント 櫻井万里子の 仕事ぶり。 仕事にかける想い。 おじいちゃんは、軍隊のえらい様。 お父さんは、経済企画庁のえらい様。 万里子は、現場を大切にして 国際開発コンサル会社に勤める。 アラフォーで、独身。アフリカ、モンゴルって...続きを読むいう国を平気で 駆け回る。大和撫子という表現を超えた芯の強さ。 経済通産省の官僚 水谷からは 女軍曹とさえいわれる。 万里子には、モンゴルで死んだ加藤への想いもあった。 人口 270万人のモンゴルの 開発コンサル。 地域都市計画つくりを進めるが、結局は資源がらみ。 モンゴルには 天然資源が多くある。 外務省、経済産業省、ODA,JICA,コンサル。 それぞれが、それぞれの思惑があり、 その思惑に 翻弄される 万里子。 いや、はや。 もう少し違う方向を想定したが、 違ったカタチで、結末を迎えていく。 なぜか、続編が ほしいなぁ と思う。 モンゴル、ザンビア これからどうなっていくのだろうか?
※私的メモ 【出会い】 同僚の紹介。業界小説。 【概要】 ODA案件をめぐる関係者間の利権の綱引きとりそうとの葛藤を描く。 【感想】 新感覚の経済小説であり、日本の開発援助史と業界のリアルな感覚を知る入門書としても秀逸。 現場に身を置いているだけあって、日常や心理のディテール描写はかなりマニア...続きを読むック。 援助村は小さいながら多様なアクターが非常に異なる価値観を持っている中で、経産官僚を(外務ではなく)主役のひとりに置いている設定がきいている。 しかも、実施機関への出向者という立場がおもしろい。 ざっくばらんな感想としては、よく仕事しながら書けたなということと、クライアントについてもあけすけに書けたなということ。
ざるで水をすくうような仕事だと思った。でもやったらやめられないんだろうなとも思う。 見なければ見ないですむ世界。でも見てしまったら二度と目を離すことができない世界。
城山経済小説大賞受賞後の初の作品。前作より格段に面白い。埋蔵資源が豊富なモンゴルを舞台に、1つのODA地域開発案件を巡って、J○CA、開発コンサル、経○省、商社が、それぞれの思惑と理想のもとに静かな駆け引きを繰り広げる。話の進みが遅いのが若干気になるが、それはODAに賭ける人たちの理想と限界、そして...続きを読むそれを超えてなお途上国の発展に力を尽くそうとする気概、それを丁寧に描写し伝えようという、現役のコンサルでもある著者の信念の裏返しであろう。
作劇という点では凡作以下ですが、この本のウリはそんなところではありません。清濁併せ呑むのはわかっていながらも、ODAの世界でもがき苦しむ人達の群像劇かと。で、それをもって、世界の中での日本の立ち位置を考えさせられます。
開発コンサル会社勤務の万里子は、モンゴル案件の担当を命じられ・・・ 読み物的なおもしろさはイマイチだけれど、ODAの理想と現実について、わかりやすく書かれているので、読んで知っておくべきでは、と思った。
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