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日露関係の緊張が極限までに高まり、まさに風雲急をつげていた1903年、「もはや開戦止むなし」と腹をくくった、海軍大臣・山本権兵衛は、意外な男を、決戦を指揮する、連合艦隊指令長官に抜擢した。その男こそ、本書の主人公・東郷平八郎である。山本は、その人事を明治天皇に奏上する際、「東郷は、運の良い男ですから」と起用を理由づけた。明治日本は、存亡の命運を、東郷平八郎という男が持つ“強運”に賭けたと言っても言い過ぎではない、その言葉通り、東郷は、まさに“強運”、もしくは、“天祐”と呼んでも良いかのような戦闘経過によって、敵国ロシアの旅順艦隊、ウラジオストック艦隊、そして世界が怖れたバルチック艦隊のすべてに圧勝する。その勝利の折に吐いた言葉、「勝って兜の緒を締めよ」は、歴史に残る名言として、現代に語り伝えられている。後の他国の提督たちにまで尊敬された、日本海軍随一の名提督の活躍を描く書き下ろし長編小説。
...続きを読むPosted by ブクログ 2023年05月05日
日露戦争にて連合艦隊を率い日本海海戦に勝利した東郷平八郎を扱った小説。彼が幕末・明治維新期の薩摩で海軍を志し、やがて英国留学を経て国を守る海軍軍人として活躍していく姿を描く。
薩摩時代の優しくも厳しい母や、偉大な先達からの教えに人としての基礎を学び、英国ではネルソン提督を目標に、良き師・理解者に恵...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月06日
日本が明治維新後に、世界の強大国と渡り合わなければいけない時に、活躍し、日露戦争を勝利に導いた。
艦隊司令長官に任命されたとき、明治天皇に「東郷は運に強い男でございます」と山本海軍大臣に推薦されたそうです。
その強運で日露戦争を圧倒的勝利に導いたわけですが、運を引き寄せるには、徹底した勉強と、訓...続きを読む
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