野矢茂樹の一覧
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作品一覧
2023/01/26更新
ユーザーレビュー
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「つめこんで、ゆさぶって、空っぽにする。」
「こぶしを、開かないと。」
「虎視眈々と、自分を外に開いていく。」
「そんな可能性の世界でたわむれるためには、
どうしたってことばがなければならない。」
「考えてみよう。
はじめて考えるときのように。」
やさしい本でした。
内容は深淵な思索世界...続きを読むPosted by ブクログ -
★頭の中のねじがゆるんで、分解されていく感覚…
挿絵を描いている方が好きで、その上タイトルも好き!となって、開いた本。手に取った当時は知らなかったけれど、著者はとてもとても有名な哲学者・論理学者。
著者のおしゃべりに導かれながら、「考える」にまつわる「なぜ?」が立ち上がっていく。ー「考える」って...続きを読むPosted by ブクログ -
野矢茂樹の文章が好きなので読んだ。理路整然としていて読みやすく、語りかける相手を意識した表現のやわらかさがある。
前半は西日本新聞掲載の短いエッセイ。後半はそれより少し長いエッセイを集めたものである。
「論理的に書くこと」という文章では論理的に書くためには相手を意識する。つまり、その話をしたい相手が...続きを読むPosted by ブクログ -
全6回構成でその主題は次の通りです。
第1回:チョムスキー以後の言語学史
第2回:認知言語学の意味論
第3回:プロトタイプ意味論
第4回:使役構文
第5回:メトニミー
第6回:メタファー
第3~6回は、言語学に興味があれば、そこだけ読んでも面白いです。
反対に第1、2回は、事前知識なしだとよく分か...続きを読むPosted by ブクログ -
ピエール・アド「ウィトゲンシュタインと言語の限界」後に再読。学生時代に1度、社会人のまだ若い頃に1度読んでいるが、今回改めて自分の読みの浅薄さを思い知らされた。丁寧に読むとかなりの時間を要する著作なのに、あまり読むのに苦労した記憶がないのだ。野谷茂樹氏の訳者あとがきに「『論考』という著作は妖しい光...続きを読むPosted by ブクログ