はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内

はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内

699円 (税込)

3pt

「考えるってどうすること?」と聞かれたら、あなたはどう答えますか?本書では、「考える」とはどういうことなのか、どうすればもっと上手に考えられるようになるのかを、心なごむ絵とともにやさしく解き明かします。たとえば、なぞなぞを解くことが哲学のきっかけになっていたり、なにげなく見ている夜空の星から「問題」の本質が見えてきたりする――そんな、身近な例をたくさんあげて、「考える」ということの本質に迫ります。また、身近な話題だけでなく、論理学によって、よく言われる「論理的に考える」ということは、実はできないということも証明します。見えているものをそのまま見ているだけでは考えることはできません。無知や無秩序からは問いは生じないからです。見えない枠組をはずし、いろんな知識をもち、いろんな理論を引き受けるからこそ、多くのことを鋭く問い、考えられるようになるのです。本当の「考える力」が身につく哲学絵本。

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はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    考えるために僕らが持っている唯一の翼がことばだ。ひとまとまりの状況を様々なパーツに切り分けて、そのパーツを関係づける。そして新たな関係性を模索する。それを僕らは言葉で作業する。だから、色々な言葉を持ってる人は色んな可能性を試せる。新しい言葉を手に入れたなら、それで新しい可能性が開ける。

    0
    2024年04月14日

    Posted by ブクログ

    これはきっと、通読することに大きな価値はないと思った。読むという一時の体験で終わる話ではないからだ。そうじゃなくて、持っておいて、時折開いて、見て、長く付き合っていくと、この本がボロボロになるのと比例して価値も大きくなっていくのだと思う。
    問題を抱えて、揺さぶって、空っぽにする。そしてまた問題を抱え

    0
    2024年01月19日

    Posted by ブクログ

    "考えること"についての重要なエッセンスが詰め込まれているのにも関わらず、平易な言葉で語られている。読もうと思えばすぐにでも読み終えられるけれど、読みこんだり挿絵を眺めてぼぅとしたりするといつのまにか時間が過ぎてしまう----そんな不思議な本。

    むしろ平易な言葉だからこそ、より

    0
    2023年10月22日

    Posted by ブクログ

    「つめこんで、ゆさぶって、空っぽにする。」
    「こぶしを、開かないと。」

    「虎視眈々と、自分を外に開いていく。」

    「そんな可能性の世界でたわむれるためには、
     どうしたってことばがなければならない。」

    「考えてみよう。
     はじめて考えるときのように。」

    やさしい本でした。
    内容は深淵な思索世界

    0
    2023年02月10日

    Posted by ブクログ

    ★頭の中のねじがゆるんで、分解されていく感覚…

    挿絵を描いている方が好きで、その上タイトルも好き!となって、開いた本。手に取った当時は知らなかったけれど、著者はとてもとても有名な哲学者・論理学者。

    著者のおしゃべりに導かれながら、「考える」にまつわる「なぜ?」が立ち上がっていく。ー「考える」って

    0
    2023年02月03日

    Posted by ブクログ

    「考えること」ってなんだろうって思ってたけど、霧が晴れるようなそんな気がした。
    考えることってあまりにも意識しなさすぎてわかろうともしていなかったけど、あ、そういうことか!って閃いた。

    問いが何であるのか、ということについての記述がこれまた面白くて。
    あるがままを受け入れ続けるのであれば問題は発生

    0
    2022年05月22日

    Posted by ブクログ

    仕事に行き詰った時、アイデアが湧かないとき、考えても考えてももやもやが晴れない時、そもそも「考える」とはどういうことかを思い出させてくれます。

    0
    2021年09月21日

    Posted by ブクログ

    平易な語りかけるような文体であるが、「考える」とは何かという根本的な命題を取り扱う骨太な一冊。

    論理的思考(ロジカルシンキング)が巷で喧伝されていた時代を思い出す。ビジネスに欠かせない能力で、論理的な判断ができないとヤバいよという煽りに焦らされていたあの頃。
    本書によれば、論理はあくまでことばの意

    0
    2025年10月09日

    Posted by ブクログ

    何をしていると言えるのか?改めて問うと難しいことを、軽妙な語り口で解きほぐす。
    爽やかな読後感。

    ・あることにチューニングされた状態。感じることに鋭敏になり、新たな関係、新たな意味を求めること。

    ・論理は手段であり、思考ではない。

    ・見えない枠と戦うこと。それを見えるようにしてくれるのは「変な

    0
    2025年07月19日

    Posted by ブクログ

    考えるといくことを考えていく本です。
    論理的に考えるは実は考えていない、AIの推論は考えているとは言わない、という意見は新鮮で考えさせられました。そういえば、人工知能と哲学というタイトルの本が積読であることを思い出しました。

    0
    2025年04月26日

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