言語哲学がはじまる

言語哲学がはじまる

1,100円 (税込)

5pt

フレーゲからラッセル,そしてウィトゲンシュタインへ――二十世紀初頭,言葉についての問いと答えが重なりあい,つながりあっていった.天才たちの挑戦は言語哲学の源流を形作っていく.その問いを引き受け,著者も根本に向かって一歩一歩考え続ける.読めばきっとあなたも一緒に考えたくなる.とびきり楽しい言葉の哲学.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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言語哲学がはじまる のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    かなりわかりやすく、言語哲学の概要をさらっと噛み砕いて、なぞってくれる本だった。ラッセル、ヴィトゲンシュタイン、フレーゲの言語哲学がおおよそどんなものか、なんとなくわかった。

    0
    2025年02月04日

    Posted by ブクログ

    今年読んだ中で一番面白い本かもしれない。そんなこと考えて何か良いことあるの?てな感じの重箱の隅をつつきまくる議論なのだが、素人目線に立った解りやすい解説でどんどんページが進む。ジョンロックの一般観念論の行き詰まり、フレーゲの文脈原理と合成原理によるその打開、指示と意義による言葉の定義、ラッセルによる

    0
    2024年11月23日

    Posted by ブクログ

    異なる哲学者をひとまとめに調理する辺りがお見事。ウィトゲンシュタインの専門家であるだけに、彼を優位に持ち上げている感は否めないが、フレーゲ、ラッセルについても、丁寧に書いている。また、野矢さんは初心者のように考察する傾向が強いので、なるほど、とか、そういうことだったのか、とか改めて気付かされるところ

    0
    2024年07月06日

    Posted by ブクログ

    フレーゲ、ラッセル、ウィトゲンシュタインという3人の天才哲学者の考えを、わかりやすい例えを使って記されている。
    とにかく面白い。
    著者と一緒に3人の哲学者の考えを、体感できたような気になる。きっと隅々までわかったわけではないと思う。
    でも哲学が言葉を使ってなされる時に、どうしてもぶつかる様々な事柄を

    0
    2024年05月02日

    Posted by ブクログ

    いわばウィトゲンシュタインのファンブック。
    著者はフレーゲやラッセルは批判するのにウィトゲンシュタインは批判しない。

    しかし、読者を言語哲学へ誘う役割は十分に果たしていると思う。読んでいてもどかしさが半端ないからだ。巻末には読書案内があるので参考になる。

    0
    2024年04月28日

    Posted by ブクログ

    著者は言語哲学の入門として書いておらず、面白かった話を他者にもしたくて書いた、としています。そういう意味で成功していると思う。
    私はウィトゲンシュタインの論考と探求の違いに興味があったのでとても良かった。あと、全体論的言語観に興味を持った。言語習得論とのからみも面白そう。

    0
    2024年03月17日

    Posted by ブクログ

    対話風に書かれてあるので、考えながら、疑問を浮かべながら読むことができた。でも、議論の内容は、そこまで考えるのか…、と哲学者の頭の中を思い浮かべてしまった。

    0
    2025年03月31日

    Posted by ブクログ

    フレーゲ、ラッセル、ウィトゲンシュタイン。入門の入門、という位置付け(なんだと思う)。やっぱり哲学なので、言葉が繊細で長め。悪くも良くもくどい。それでもかなり平易に書いているのでしょうが、ついていくのに根気がいる。哲学系は、見方とか考え方とか、役に立つだろうなと思い時々読んでみるものの、ちょっと馴染

    0
    2025年03月23日

    Posted by ブクログ

    「ミケは猫だ」といった単純な文から「意味とは何か?」「文をいかにして生み出すのか?」といった深遠な問題に言語哲学を開拓した3人の先達の理論を参考に解明する
    『論考』の冒頭の意味を「語から考えるのではなく文から考える」と解釈したのは面白かった

    言語哲学(ひいては分析哲学)の基礎として、他の本を読んで

    0
    2025年01月03日

    Posted by ブクログ

    ゴットロープ・フレーゲ/バートランド・ラッセル/ウィトゲンシュタインの3名から言語哲学の始まりを簡単に振り返る。
    著者はウィトゲンシュタインの「論理哲学論考」の翻訳書を出してる。

    序盤は著者の感想と自分の感想が異なっていて興味を持てなかったが中盤「言語は関数(真偽判定)と出たあたりで面白くなってき

    0
    2024年12月26日

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