言語哲学がはじまる

言語哲学がはじまる

1,100円 (税込)

5pt

3.4

フレーゲからラッセル,そしてウィトゲンシュタインへ――二十世紀初頭,言葉についての問いと答えが重なりあい,つながりあっていった.天才たちの挑戦は言語哲学の源流を形作っていく.その問いを引き受け,著者も根本に向かって一歩一歩考え続ける.読めばきっとあなたも一緒に考えたくなる.とびきり楽しい言葉の哲学.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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言語哲学がはじまる のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年03月17日

    著者は言語哲学の入門として書いておらず、面白かった話を他者にもしたくて書いた、としています。そういう意味で成功していると思う。
    私はウィトゲンシュタインの論考と探求の違いに興味があったのでとても良かった。あと、全体論的言語観に興味を持った。言語習得論とのからみも面白そう。

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    Posted by ブクログ 2024年01月14日

    『言語学の教室』が面白かったので、わくわくしながら本を手に取りました。

    言語哲学に興味はあるものの、分厚くていかにも難しそうな入門書と戦う勇気はない……でも気になる!という私の好奇心を満たしてくれる1冊でした。
    難しいところもありましたが、野矢先生の優しい語り口調のおかげで、ついていきやすかったで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月18日

    「はじまる」とのタイトル通り、最後の部分はなんとなく尻切れトンボのような終わり方である。続きは他の文献でというところか。優しく丁寧な語り口で、理解しやそうではあるが、やはり内容が内容だけに難解な部分も多い。勉強になりました。

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    Posted by ブクログ 2023年12月12日

    「論考」について知ることができ、よかった。だいぶ前に訳書?を呼んだが、??理解できたとは全く言えなかった。
    「探究」の説明も少しあった。語り得ぬものについての沈黙も少なくできると。

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    Posted by ブクログ 2024年03月23日

    内容自体が難解なんだろうけど、もう少しわかりやすく説明できたのではないか…と思います。
    読者に語りかけながら説明する口語文体なのは読むハードルを下げてるのだろうけど、それを意識にしすぎて全体的に余計な言葉が多いというか…。説明を丁寧にしようとしすぎてかえってまどろっこしいと感じてしまいました。
    必ず...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月10日

    題名通り、入門書。
    最終的にウィトゲンシュタインの『論考』の紹介になっている。
    言語が思考を成立させるのであって、言語以前の思考という考えには意味がない。(177ページ)が肝。

    0

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