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「本気で伝えたい」「分かってほしい」――この本を貫くのは,教師が学生に論理学の魅力を届けたいと願ったその思いである.第Ⅰ部では記号を使わずに,日常の言葉の中で論理学の話題を取り上げる.そして第Ⅱ部では,記号を使ってそれを武器にしながら,現代論理学の基本的な体系である述語論理までを一望する.生活や仕事で論理的になりたいと思う人にもかならず役立つ一冊.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
...続きを読むPosted by ブクログ 2020年11月16日
記号論理学・数理論理学を学びたい人、どんなものが知りたい人、今まで入門書を読んでいまひとつ腑に落ちていない人は、この本をきちんと問題を解きながらゆっくり目に読んでみるといいと思う。問題のレベルもちょうどよく、多すぎないのもいい。
前半では記号によらず、論理学を日常のことばで言い換えるとどういうことに...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月09日
【星:4.5】
論理学をとにかくわかって欲しい、そんな著者の熱意が伝わってくる。難しい論理学をとにかく分かりやすく説明してくれている。
著者の本は何冊かよんだが、その中でも飛び抜けてわかりやすい。まさに0からの論理学である。
ただ、個別の内容はわかりやすいのだが、ここで学んだことは具体的にどう生...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年12月25日
大学生の頃から野矢先生の書いた論理学の本を読んできた。どの本にも豊富な練習問題があって、問題を解きながら理解が深められる。著者が東大から立正大学に移ってから、そこの学生を念頭において書かれたのが本書だという。これまでの本と比べると扱う内容が減って、説明がかなり分かりやすい。ボリューム自体も多くないの...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月06日
野矢先生の著作は以前にも読んだことがあり、論理についてわかりやすく書かれていた記憶があり、本作も手に取ってみましたが、こちらは一転、本格的な入門書、という内容。
丁寧に解説されており、論理学の初心者があたかも大学の講義を受けているかのように学習できるレベルではないかと思います。ところどころに挿入さ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月23日
タイトルのとおり、論理学の初心者に向けて基礎的な内容をわかりやすく解説している本です。
著者はすでに論理学の入門書として、『論理学』(1994年、東京大学出版会)と『入門!論理学』 (2006年、中公新書)の二冊を刊行しています。『論理学』は、いわば論理学を学ぶことによって見えてくる風景を解説した...続きを読む
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