阿修羅

阿修羅

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作品内容

知彦の妻、実佐子に明らかな異変が現れたのはハワイの旅先であった。夫にもまったく知らない顔を見せる実佐子。急遽旅先に診療にむかった主治医杉本は、ついに解離の症状が本格的に現れたと診断する。自由奔放な知美、落ち着いた情緒の絵里・・・・異なる性格が現れる解離性同一性障害(DID)という、現代を象徴する難しい病理に切り込み、トラウマや記憶の奥から浮かびあがる心の闇に光を当てる意欲作。(講談社文庫)

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
講談社
掲載誌・レーベル
講談社文庫
ページ数
352ページ
電子版発売日
2013年01月11日
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

阿修羅 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2016年09月17日

    解離性同一性障害について知りたくて読んでみた本です。小説なので話自体はフィクションであっても、あまりにもリアリティがないものも多い中で、この本は、本人、家族、担当医がそれぞれに悩みながら解明していこうとしている姿に共感できて良かったです。この著者の本を他にも読んでみたくなりました。

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    Posted by ブクログ 2020年02月06日

    人の心の神秘をのぞくことができた。
    もしかすると記憶喪失というのも解離性同一性障害のために起こることなのかもしれない。
    人は自分の中に物語を作って納得させながら生きていくものだ。「こうだからこうなった」と。物語をうまく統合できないときばらばらな交代人格が現れる。
    阿修羅像を見つめたくなった。

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