現代語訳 般若心経

現代語訳 般若心経

770円 (税込)

3pt

人はどうしたら苦しみから自由になれるのだろうか。私たちは、生まれ落ち成長するにしたがって、世界を言語によって認識し、概念を動員して理解する。それは、社会で生きる以上不可欠なものかもしれないが、いっぽうで迷いや苦しみの根源でもある。『般若心経』には、そうした合理的知性を超えた、もうひとつの「知」が凝縮されている。大いなる全体性のなかに溶け込んだ「いのち」のよろこびを取り戻すための現代語訳決定版。

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現代語訳 般若心経 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年07月29日

    量子力学を調べていくうち、なぜか本書に辿り着いた。

    ゴーダマさん凄い。あの時代に弦理論やら超ひもやら相対性理論を悟りで感覚的に理解していた訳だ。シッダールタまじ凄い。

    私が今まで日本語を学び、本を読んできたのは般若心経に出逢う為だったのではないかと思うほど。
    あまりスピってるとも思われたくないが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月15日

    般若心経の訳本として分かりやすい。仏教の基本知識である四諦や十ニ縁起、六根、六境についても説明がある。
    また、音唱することこそが、本来の意義であることも書かれており、実践の道を示してくれる良書。

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    Posted by ブクログ 2018年10月09日

    平易な文章で非常に解りやすく般若心経を解説。般若のお面と般若心経は全く関係ないことを初めてしった。また量子力学など科学的視点からの解説もあり、非常に納得感があった。まあ般若心経が合理的知性を超えたものであるので、納得感があるという表現はまだまだなのだが・・・とても良い本ですお薦め。

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    Posted by ブクログ 2013年04月21日


    生のセンスデータに色を付ける
    「自分」。

    この本を読むことで「自分」を洗浄できたような気がする。

    •••あ!!
    「自分」を使ってしまった!という難しさσ(^_^;)

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    Posted by ブクログ 2012年06月10日

    本書は、現役の副住職であり、芥川賞作家でもある著者による般若心経の現代語訳。観自在菩薩がシャーリプトラに話しかけるというユニークな形式を取り、最新の科学の知見も取り入れながら解説が進む。語り口こそ平易だが、内容自体は結構難解。
    最後の最後に「最高の咒文(じゅもん)」(!)が登場する。文字数にしてたっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年08月01日

    苦しみとは何か、苦しみを生み出す原因は何か、苦しみから解放されるにはどうすれば良いか、これらが本書では非常に合理的に説明されていた。
    理知を用いて合理的に考え抜かれた末の結論が、理知を捨てることだということが、とても印象的だった。
    私自身、まだ理知(概念)から解放される涅槃には全く至っていないが、概...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月27日

    面白かったです。
    「仏教の辿り着いた世界観は、科学分野での研究成果と(それほど大きな)齟齬を来さない」と主張されており、時折、科学の話が挿入されるのが印象的でした。
    般若心経を通して、仏教の合理性、哲学的を存分に感じることが出来るかと思います(ただし、本書の著者は、合理性でもって全てを理解した気にな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月29日

    読みやすい様に書かれてると思うけど、一つ一つの言葉の読み方、意味が難しい。
    ただ般若心経がなんなのかは漠然と分かった気がする。

    仏教の本は初めてだったが、興味が持てた。
    知識を持った後でもう一度読んだらより楽しめると思う。

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    Posted by ブクログ 2021年02月03日

    般若心経について、詳しい意味(大本ベース)の説明、読み下し(小本)、そして実際に唱える際の音読の読み方までコンパクトにまとめた一冊。

    知恵、真理に近づきたいと努力するなら、研究するにはよい自習書だと思います。

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    Posted by ブクログ 2015年07月13日

    私には、1回読んだだけでは難しくて分からない。何度も繰り返して読んでいるうちに、何だかしみこんできたような気がする。
    それだけ般若心経の奥が深くて、いろいろなことが凝縮されているということなのだと思う。
    何度も読み返したいと思った。

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