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Posted by ブクログ
#史上最強の哲学入門 から興味を持った #荘子 について分かりやすいかと思い、購読。TVの4回放送のテキストが元なので、TV観てないと少々分かりづらくは感じた。
時代も場所も違うところで、同じようなことを言っているのが哲学の面白さというか、突き詰めると同じところに行き着くのかなと思う。
#胡蝶の夢 は自分の存在すら疑問を持った #デカルト の #我思う、ゆえに我あり だし、 #蝸牛角上の争い は全てのものに意味などないと言い切った #ニーチェ かな。
荘子の何がすごいって、デカルトやニーチェよりも全然昔の人だってこと。東洋の哲人たちは本当にすごい。
Posted by ブクログ
おそらく、生きて悩んでいればぶち当たるであろう課題や本質がここにはある気がしている。けど、まだまだ自分が未熟なのか、経験が足りないのか、紐解けないことも多いように思う。
紐解けないからこの本は無価値か?と言われると、そうではないと思う。少なくとも「このなかには価値あることが書かれているが、今の自分には理解できなかった」ということがわかるのだから。
いつかわかるようになるのか、もしかしたらもう、誰しもが本質的に理解しているのに、身の回りの様々なことによってそこから目をそらしたり、見ないようにしているなんてこともあるのかもしれない。
スピードが速くなり、合理化とか個の強さが求められる時代に、逆説的なのか本質的なのか、今の自分にはわからないけれど、知っておいてよかったと思える。
Posted by ブクログ
日本文化を学ぶ中で、日本人が大事にしてきたとされる無常観や遊びの感覚。その感覚を深めるにあたり、荘子をしっかり学びたいと思った。
「無用の用」という考え方に惚れ、荘子の本は昨年も読んだが、まだまだ掴み切れていない。今年は荘子をしっかりと読み込む決意を持って、荘子を扱う本を数冊手に入れた。
そして、学びたい偉人がそのシリーズにあるのなら、まずは「100分de名著」から。
著者の玄侑宗久氏は禅寺の僧侶である。実は日本の仏教、特に禅は道教、つまり老荘思想の影響を色濃く受けている。その歴史もこの本で納得。
本にはこう書かれている。
「遊とは、時間と空間に縛られない世界のことです」
なんとなくわかるけど、わからないこの感じが好きである。
さらに言及される「みずから」と「おのずから」の違い。荘子は徹底した受け身の感覚を美としている。いわゆる無常だ。西洋的な「自由(みずからによる)」と、東洋的な「自在(おのずからある)」の違い。どうやら「おのずから」をもっと深めていく必要がありそうだ。
この本を読んで、「自由」より「自在」という言葉を使っていきたいと思えた。
Posted by ブクログ
資本主義の限界やら、シンギュラリティ(ほんとに来るかどうか分からんけど笑)が話題に登るこの時代だからこそ、意味のある考え方かもしれない。
超俯瞰した視点は実に面白い。
P55「人はただ人間という形に嵌って生まれたことを喜んでいるけれど、今のこの人間の形など、次々に変化して窮まりないものだ。その変化に対処することで得られる楽しみこそ計り知れないものじゃないか」
P58 荘子の妻の死に際し荘子曰く「初めは悲しかったけれど、命というもののそもそもの始まりを考えてみれば、もともとおぼろで捉えどころの無い状態でまじりあっていたわけだ。(中略)その形が変化して生命ができた。それが今また変化して死へと帰って行く。いわば四季のめぐりと同じで、妻は天地という巨きな部屋で安らかに眠ろうとしているんだよ。それが命の道理だし、だから大声をはりあげて哭くのはやめたんだ」
P73 「この「蛙飛びこむ水の音」とは無意識の命の躍動です。鈴木大拙は英語で行った講演の中で、これを "unconscious life impulse" と言っています」
P130 「真人は"寡しきにも逆らわず、盛んなるにも雄らず、水に入るも濡れず、火に入るも熱からず"」「あらゆる思いこみを捨て、全てを複雑で終わりのない流転の一部として楽しめるならそんなことも充分あり得るのではないでしょうか」
P133「訓練による自然の拡張」、果てしない反復という人間的行為によって、ついに人間離れした境地に達する
Posted by ブクログ
NHKで放送された100分de名著の荘子のネタ本。
老荘思想の荘子の概要を説明している。
何かと人為的でべき論になりがちな儒学と一線を画した、無為自然を旨とする生き方は、別の生き方の提示をしてくれている感じもするが、分かりやすく感じるところと、難解に感じるところと両面あり、腹落ちしないところもある。
受け身こそ最大の主体性と主張しているのは、今でいうレジリエンス的な発想なんだろうと思う。
荘子自体も座禅や瞑想的なことをしていたようなことも説明されていて新しい発見があった。禅との親和性もあり、道理で影響を与えたのも納得だ。曹洞宗の難解な世界観はきっと荘子の影響だと思う。ただ自分の老荘思想の隠遁者のイメージはもったいぶって大物ぶるようなイメージもある。禅問答とかにも悪い影響を与えているような気がする。
実際のところはどうなのか、自分なりに見極める上で荘子をちゃんと読んでみようと思った。
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