海外ミステリーの検索結果

非表示の作品があります

  • 殺す手紙

    殺す手紙

    空襲の焼け跡にある空き家へ行き、指定の時刻ちょうどにランタンを灯してほしい。そして何が起こっても、決して逆らってはいけない……親友からラルフに届いた奇妙な手紙。友の正気を疑いつつも、事情があるものと察したラルフは指示通り夜の町へ出た。だが問題の空き家に警官が踏み込んで来たのを皮切りに、あっという間に事件の連続に巻き込まれてしまう。奇妙なパーティーに紛れ込み、空襲で死んだ自分の妻を見かけ、ついには殺人事件が! 不可能犯罪ものの名手がストーリーテリングの才を発揮するサスペンス
  • 喪失の冬を刻む

    喪失の冬を刻む

    ミステリ文学賞五冠の傑作ハードボイルド 先住民族の居留地で起こった麻薬密売事件に巻き込まれた甥を救うため、白人と先住民の血を引く“おれ”は巨悪に立ち向かうが――
  • 狼たちの宴

    狼たちの宴

    歴史×スパイ×名探偵 傑作『狼たちの城』待望の続編登場。 ゲシュタポ捜査官になりすましたユダヤ人の 元古書店主が、女性絞殺魔の謎にふたたび挑む! イザーク・ルビンシュタインの新たなる闘い! ニュルンベルク、1942年。ユダヤ人の元古書店主イザーク・ルビンシュタインの悪夢は続いていた。 逃走中にゲシュタポ犯罪捜査官アドルフ・ヴァイスマンと間違われたまま、女優密室殺人の謎を見事に解明してみせた彼は、 街からの脱出をぎりぎりまで延ばして機密文書の奪取を試みるが、そこで新たに発生した女性絞殺事件の謎に捜査官として再び立ち向かうことに。 正体が露見すれば即「死」という究極の状況下で、「狼たちのなかの羊」は生き残ることができるのか?  『狼たちの城』の続編登場!
  • ボーイズクラブの掟

    ボーイズクラブの掟

    『元彼の遺言状』の新川帆立氏推薦のリーガル・サスペンス NY法律事務所の花形部門に引き抜かれた新人弁護士アレックス。だが、彼女の成功を阻むように薬物やハラスメントの影が迫り──
  • 犠牲者の犠牲者

    犠牲者の犠牲者

    被害者全員、犯罪者。 ストックホルム近郊で発生した凄惨な連続殺人事件。 真の目的を知ったとき、あなたはきっと驚愕する―― スウェーデンNo.1ベストセラー! 国内ベストセラーリスト、6週連続トップ10入り! ヨーロッパで話題沸騰! 「刑事マルティン・ベックシリーズとミレニアムシリーズに根ざした強烈なデビュー作」De Telegraaf(オランダ) 「完全に予想外。手に汗握るスリラー」Aftonbladet(スウェーデン) 「誰が被害者で誰が加害者なのかを問いかける 残酷な物語」Nordjylland(デンマーク) ストックホルム郊外で磔にされた男の全裸体が見つかった。 残虐な拷問を受けた被害者は名うての凶悪犯罪者で、局部を切り取られたうえ、“生かされて”いた――。 過去のレイプ被害者の家族による報復か、犯罪組織の抗争か?  捜査を指揮する警部カールと匿名情報を得た記者アレクサンドラ、それぞれが事件に迫るなか、異なる手口で拷問された惨殺体が発見され……。 戦慄の北欧ミステリー!
  • 亡国のハントレス

    亡国のハントレス

    第二次大戦後、激動の時代に消えた殺人者 “ザ・ハントレス”の正体とは―― 「戦場のアリス」(「本の雑誌が選ぶ2019年度文庫ベストテン」第1位/本の雑誌増刊『おすすめ文庫王国2020』)著者が放つ全米ベストセラー! 第二次大戦のさなか、ドイツ占領下のポーランドに“ザ・ハントレス”と呼ばれた殺人者がいた。 森で人を狩り、子供や兵士を殺した冷酷な親衛隊将校の愛人。 その女に弟の命を奪われた元従軍記者の英国人イアンはナチハンターとして行方を捜し、1950年春、手がかりを追って大西洋を渡る――。 一方、米国ボストンでは、17歳の娘ジョーダンが父親の再婚相手に不審を抱き……。 壮大な歴史ミステリー
  • 衝動

    衝動

    娘は普通の子ではない。母親の予感はやがて確信へと変わっていき、平和なはずの家庭は悲劇の道へ――海外書評誌絶賛のサスペンス
  • くろグミ団は名探偵 消えた楽譜

    くろグミ団は名探偵 消えた楽譜

    小説・文芸
    -
    1巻1,430円 (税込)
    好評シリーズ,いよいよ5冊目.くろグミ団の子どもたちは,大女優の宝飾品を盗んだ犯人をついに追いつめます.さらに万引き犯を追って町をかけめぐり,横取りされた海賊の宝物のゆくえに目を光らせ,ある音楽家がのこした一枚の楽譜の秘密にせまります.なぞを解く手がかりは絵のなかに! ワクワクがとまらない探偵本です.

    試し読み

    フォロー
  • くろグミ団は名探偵 S博士を追え!

    くろグミ団は名探偵 S博士を追え!

    小説・文芸
    -
    1巻1,430円 (税込)
    好評,絵解きミステリーの第4弾.くろグミ団の子どもたちは,ビーチ荒らしの犯人を追いかけ,古城の女主人をおそう幽霊の正体にせまり,有名な宝飾品をめぐるなぞに頭をひねり,青い光信号で合図を送るあやしい人たちの真実をさぐります.文と絵で,犯人のしかけたトリックをあばこう! 探偵のおもしろさがいっぱいです.

    試し読み

    フォロー
  • くろグミ団は名探偵 紅サンゴの陰謀

    くろグミ団は名探偵 紅サンゴの陰謀

    小説・文芸
    -
    1巻1,430円 (税込)
    するどい観察と推理で犯人を追いつめる「くろグミ団」.はたして,危険な秘密結社のたくらみをあばくことはできるのでしょうか? そのほか森林どろぼう,貴婦人の肖像画のなぞなど,4つの難事件に挑みます.ストーリーと楽しい絵が一体となってすすむ,なぞ解きミステリー.すみずみまで目を光らせれば,きみも名探偵!

    試し読み

    フォロー
  • くろグミ団は名探偵 石弓の呪い

    くろグミ団は名探偵 石弓の呪い

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,430円 (税込)
    甘いおかしより推理が大好きな「くろグミ団」.子ども3人+大人2人が協力しあって,いたずら好きの博士がしかけた遺言状のなぞかけ,たてつづけに起きた奇妙な犬どろぼうなど,手ごわい4つの事件に挑み,犯人を追いつめていきます.きみもストーリーを読み,絵の中の手がかりを見つければ,探偵力アップまちがいなし!

    試し読み

    フォロー
  • くろグミ団は名探偵 カラス岩の宝物

    くろグミ団は名探偵 カラス岩の宝物

    小説・文芸
    3.6
    1巻1,430円 (税込)
    「くろグミ団」の3人の子どもたちは推理が大好きで,その腕前はプロ顔まけ.ミステリアスな修道院で起きた盗難事件,有名なオペラ歌手の失踪事件など,一筋縄では解けない4つの事件に挑みます.きみもいっしょに,絵の中にかくれている手がかりを見つけながら,探偵力をきたえよう! 『くろて団は名探偵』の姉妹本.

    試し読み

    フォロー
  • 十日間の不思議〔新訳版〕

    十日間の不思議〔新訳版〕

    ぼくを見張ってほしい――たびたび記憶喪失に襲われ、その間自分が何をしているのか怯えるハワード。探偵エラリイは旧友の懇願を聞き入れて、彼の故郷であるライツヴィルに三たび赴くが、そこである秘密を打ち明けられ、異常な脅迫事件の渦中へと足を踏み入れることになる。連続する奇怪な出来事と論理の迷宮の果てに、恐るべき真実へと至った名探偵は……巨匠クイーン円熟期の白眉にして本格推理小説の極北、新訳で登場
  • 列車探偵ハル 王室列車の宝石どろぼうを追え!

    列車探偵ハル 王室列車の宝石どろぼうを追え!

    少年ハルは、紀行作家の伯父とともに豪華蒸気機関車「ハイランド・ファルコン号」の最終運行に参加する。しかし、セレブだらけの出発セレモニーで宝石どろぼうが発生し……列車旅のときめきと謎解きのドキドキを詰めこんだシリーズ、出発進行!
  • ガン・ストリート・ガール

    ガン・ストリート・ガール

    富豪宅で起きた二重殺人。関係者が次々と不審な死を遂げ、ショーン・ダフィは錯綜する事件の渦中に身を投じる。シリーズ第四弾!
  • 緊急工作員

    緊急工作員

    戦地から戻ったトムの携帯電話に正体不明のメッセージが入る。それは元上官からの緊急事態を告げるサインだった。再会した元上官はトムに情報機関との接触を命じる。彼らはかつて戦地でトムの命を救った男の行方を追っていた……潜む陰謀、相次ぐ裏切り、そして複雑な罠。トムは望まざる闘いに身を投じてゆく!
  • フォールアウト

    フォールアウト

    犯罪の疑いのある黒人の青年オーガストが、往年の名女優とともに失踪した。探偵ヴィクは彼らが向かったと思われるカンザス州の街へと赴く。オーガストたちは廃棄されたミサイル基地で何かを撮影していたらしい。調査に乗り出したヴィクは殺人事件に巻き込まれ……。中西部の郊外に渦巻く国家的陰謀の正体とは?
  • カウンター・ポイント

    カウンター・ポイント

    25年前に起こった殺人事件。元恋人からその再調査を依頼された探偵ヴィクは、事件関係者に渦巻くウォーショースキー家の人間への敵意を感じ取る。どうやら彼女のいとこにして地元のヒーロー、ブーム=ブームと何か関係があるようなのだが……。生まれ育った街の暗部と過去の因縁に、ヴィクが毅然と立ち向かう!
  • ラスト・ウェイ・アウト

    ラスト・ウェイ・アウト

    自室で拳銃自殺を図ろうとしていたテッドの前に、突如リンチと名乗る見知らぬ人物が訪れる。彼は、ある“組織”にテッドを勧誘しようとするのだが……。アルゼンチン発、読者を幻惑の渦へと巻きこむ奇書登場!
  • 蛇の書

    蛇の書

    2003年6月、バルセロナで若い女性が次々と殺された。被害者は身体に謎の文字や絵を刻まれて舌を切り取られ、死体が発見される前には警部宛に不可解な手紙が送られた。さらに人気女優が殺されるが、犯人は不明だった。10年後、古書学者のアナは古書の中に連続殺人との接点を発見、引退した警部と真相を探る。錬金術師、女預言者……歴史の裏側の世界を絡めて描き、知的興奮を呼び起こす! 巨匠ル・カレの孫娘が放つ話題作。
  • その罪のゆくえ

    その罪のゆくえ

    公園で発見された幼い少年の遺体。犯人として逮捕されたのは十一歳の少年セバスチャンだった。彼を弁護することになった若き事務弁護士ダニエルは、セバスチャンを救うため奮闘しながら、自身のつらい少年時代と、里親ミニーとの出会い、そして後の断絶を思い返すが……。心にひそむ闇を描きだす傑作サスペンス!
  • セプテンバー・ラプソディ

    セプテンバー・ラプソディ

    医師の友人の頼みで、麻薬中毒の女性を探すヴィク。消えた女性は何かに怯えるようにして「助けて」というメッセージを残していなくなった。そして彼女も息子も姿を消していたことがわかる。しかも彼は企業の機密を奪って姿を消した疑いが……壮大なスケールでおくるV・I・ウォーショースキー・シリーズ注目作。
  • ポアロとグリーンショアの阿房宮

    ポアロとグリーンショアの阿房宮

    名探偵エルキュール・ポアロは友人であるミステリ作家のオリヴァ夫人から、田舎の屋敷グリーンショアに呼び出された。祭りの余興である犯人探しゲームで、何か不穏な事態が起こりつつあるようだ。なんとか事件が起きるのを防いでほしい――原稿が完成しながらもある事情から発表されず、近年になって発見された幻の中篇がついに登場!
  • 終りなき夜に生れつく

    終りなき夜に生れつく

    誰が言い出したのか、その土地は呪われた〈ジプシーが丘〉と呼ばれていた。だが、僕は魅了された。なんとしてでもここに住みたい。そしてその場所で、僕はひとりの女性と出会った。彼女と僕は恋に落ち、やがて……クリスティーが自らのベストにも選出した自信作。サスペンスとロマンスに満ちた傑作。
  • ブラック・コーヒー〔小説版〕

    ブラック・コーヒー〔小説版〕

    家の者を全員集め、エイモリー卿は言い放った。この中に書類を盗んだ者がいるはずだ。暗くしておくからその間に返してほしい。やがて明かりがつくと、エイモリー卿は毒殺されていた……名探偵ポアロが導く予想外の真相とは? 全世界で話題となったクリスティー初のオリジナル戯曲の、チャールズ・オズボーンによる小説化版。
  • マギンティ夫人は死んだ

    マギンティ夫人は死んだ

    ポアロの旧友スペンス警視は、マギンティ夫人を撲殺した容疑で間借人の男を逮捕した。服についた夫人の血というたしかな証拠で死刑も確定した。だが納得がいっていない警視はポアロに再調査を依頼。未発見の凶器と手掛かりを求め、現場に急行するポアロ。しかし死刑執行は刻々と迫っていた。
  • 死者のあやまち

    死者のあやまち

    田舎屋敷で催し物として犯人探しゲームが行なわれることになった。ポアロの良き友で作家のオリヴァがその筋書きを考えたのだが、まもなくゲームの死体役の少女が本当に殺されてしまう。さらに主催者の夫人が忽然と姿を消し、事態は混迷していく……ポアロが卑劣な殺人遊戯をとめるために挑む。
  • 愛国殺人

    愛国殺人

    歯医者での治療を終えてひと息ついたポアロの許に、当の歯医者が自殺したとの電話が入った。なんの悩みもなさそうな彼に、自殺の徴候などなかった。これは巧妙に仕掛けられた殺人なのか? マザー・グースの調べに乗って起こる連続殺人の果てに、灰色の脳細胞ポアロが追い詰めたものとは?
  • リスタデール卿の謎

    リスタデール卿の謎

    豪華家具付き、家賃は格安、そのうえ使用人は家主の負担。ヴィンセント夫人が借りることになった住宅は掘り出しものだった。ただ気になるのは、持ち主のリスタデール卿が失踪していること。好奇心旺盛な夫人の息子ルパートが失踪事件を調査し始めたが……表題作ほか、ミステリ十二篇を収録。
  • 七つの時計

    七つの時計

    チムニーズ館に滞在していた外交官が、睡眠薬を飲んで謎の死を遂げた。かたわらには七つの目覚まし時計。これは何を物語るのか? そして謎の〈セブン・ダイヤルズ・クラブ〉と事件の関係が疑われるが……。謎が謎を呼ぶスパイ・スリラー。
  • 魔術の殺人

    魔術の殺人

    旧友の依頼で、マープルは変わり者の男と結婚したキャリイという女性の邸を訪れた。その家は非行少年たちを集めた少年院で、異様な雰囲気が漂っていた。キャリイの夫が妄想癖の少年に命を狙われる事件が起きたのも、そんななかでだった。しかも同時刻に別室で不可解な殺人事件が発生していた!
  • ねじれた家

    ねじれた家

    ねじれた家に住む心のねじれた老人が毒殺された。根性の曲がった家族と巨額の財産を遺して。内部の者の犯行と思われ、若い後妻、金に窮していた長男などが疑心暗鬼の目を向け合う。そんななか、恐るべき第二の事件が……マザー・グースを巧みに組み入れ、独特の不気味さを醸し出す童謡殺人。
  • 死の猟犬

    死の猟犬

    ベルギーの小さな村に侵入したドイツ兵士を原因不明の爆発で吹き飛ばしたのは、村で聖女と評判の修道女であった。超人的な行為を起こした彼女は、やがて「死の猟犬」という奇妙な話を始める……。超自然現象とそれに絡む犯罪を描いた短篇集。
  • ゴルフ場殺人事件

    ゴルフ場殺人事件

    南米の富豪ルノーが滞在中のフランスで無惨に刺殺された。事件発生前にルノーからの手紙を受け取っていながら悲劇を防げなかったポアロは、プライドをかけて真相解明に挑む。一方パリ警視庁からは名刑事ジローが乗り込んできた。たがいを意識し推理の火花を散らす二人だったが、事態は意外な方向に……。
  • ザ・ボーダー 上

    ザ・ボーダー

    小説・文芸
    4.4
    1~2巻1,425~1,456円 (税込)
    国境、人種、階級、法、 あらゆる境界/限界(ボーダー)を超えた麻薬との戦い―― これこそが犯罪小説の完成形。 ――解説:杉江松恋 エンタメ直球の疾走感と文学の重み… ウィンズロウの3部作はまさに『ゴッドファーザー』と『戦争と平和』のハイブリット版だ。 ――ニューヨーク・タイムズ グアテマラの殺戮から1年。メキシコの麻薬王アダン・バレーラの死は、麻薬戦争の終結をもたらすどころか、新たな混沌と破壊を解き放っただけだった。後継者を指名する遺言が火種となり、カルテルの玉座をかけた血で血を洗う抗争が勃発。一方、ヘロイン流入が止まらぬアメリカでは、DEA局長に就任したアート・ケラーがニューヨーク市警麻薬捜査課とある極秘作戦に着手していた――。
  • 指名手配

    指名手配

    ロスの私立探偵エルヴィス・コールは、最近妙に金回りがいい息子タイソンのことを調査してほしいという母親からの依頼を受ける。どうやら少年は仲間ふたりとつるんで裕福な家からの窃盗を繰り返しているらしい。警察に捕まる前に逃亡中のタイソンを確保し、なんとか自首させたいという母親。だが、タイソンを追うコールの先回りをするかのように、何者かが少年の仲間を殺し、証人の口を塞いでいた。少年らが盗んだものに何か重大な秘密が隠されている? そしてタイソンの身にも危険が……。大評判となった『容疑者』『約束』に続く第3弾登場。
  • 終焉の日

    終焉の日

    1980年のバルセロナ。弁護士のマリアは数年前に、悪徳警官セサルが情報屋を制裁した殺人未遂事件で、セサルを刑務所送りにしたことで脚光を浴び、名声を得た。だが今、その事件が何者かの陰謀によって仕組まれていたと判明する。マリアは服役中のセサルに面会して事件の再調査をはじめ、自らの血の桎梏と体制側の恐るべき策略を知る。次第に明らかになる、マリアが背負わされた想像を絶する罪とは。殺人、偽証、復讐に運命を狂わされた人間たちの悲哀が胸を打つ。欧州読書界で絶賛された圧巻の大河ミステリ。ヨーロッパミステリ大賞受賞作。
  • 悪しき狼

    悪しき狼

    マイン川で少女の死体が発見された。司法解剖の結果、年齢は14歳から16歳、長期間にわたって虐待された痕があり、死因は溺死だと判明する。だが不可解なことに、少女は淡水ではなく塩素水で溺れていた。おぞましい犯罪に、刑事たちは必死の捜査をはじめるが、二週間たっても少女の身元が判明しない。さらに新たな殺人未遂事件が発生し、捜査は混迷を深めていく。少しずつ明らかになる、警察関係者の想像を絶する凶悪犯罪の全貌。刑事オリヴァーとピアにかつてない危機が迫る! 〈ドイツミステリの女王〉による大人気警察小説シリーズ第6弾。
  • ホテル・リッツの婚約者

    ホテル・リッツの婚約者

    1942年、イギリスの特別作戦執行部の工作員であるわたし、マギー・ホープは亡き友になりすまし、ドイツ占領下のパリに潜入していた。異父妹のエリーゼをイギリスへ連れ帰るため。さらには、戦局の行方を左右する重大な情報を持っているはずの工作員を救うため。滞在先の〈ホテル・リッツ〉で高名なデザイナーのココ・シャネルと知り合ったわたしは、一瞬たりとも気を抜けない日々の連続を過ごしていた。そんな折、イギリスの工作員ネットワークに亀裂が生じる。裏切り者がいるのか? ニューヨーク・タイムズ・ベストセラーの大人気シリーズ!/解説=上条ひろみ
  • ローズ・アンダーファイア

    ローズ・アンダーファイア

    1944年9月。英国補助航空部隊に所属する飛行士のローズは、戦闘機を輸送する途中でドイツ空軍機に捕まり、航空基地に連行された。そしてスパイの疑いをかけられ、主に女性を収容しているラーフェンスブリュック強制収容所に送られてしまう。飢えや寒さに苦しみながら、苛酷な労働に従事するローズ。地獄で見つけた支えあえる“家族”と生き延び、窮地を脱するための意外な方策とは――。MWA賞受賞作家が描いた、戦争に翻弄される女性たちの強い絆と闘い。日記や手紙で構成された、先の見えない展開の果てに待つ圧巻の結末が胸を打つ傑作。
  • 遭難信号

    遭難信号

    アイルランドの小さな町で、ハリウッドを夢見て脚本を書き続けてきたアダム。恋人のサラが仕事でバルセロナに出張し、まったく連絡がとれなくなってしまう。だが出発から数日後、アパートにサラのパスポートが郵送されてくる。それには「ごめんなさい――S」とサラの字で書かれた付箋が貼ってあったが、封筒の文字は別人のものだった。彼女に何があったのか? アダムは恋人を追い、手がかりをもとに地中海クルーズ船に乗り込む。千以上もの客室を持つ豪華客船で暴かれる、予想外の真実。巧みな構成力と謎解きの妙味を味わえる衝撃のサスペンス!/解説=穂井田直美
  • 弁護士アイゼンベルク

    弁護士アイゼンベルク

    凄腕の女性刑事弁護士アイゼンベルクの元に、ホームレスの少女から弁護の依頼が持ち込まれる。少女の友人のホームレスの男が若い女性を殺害し、死体を損壊した容疑で逮捕された件だという。驚いたことに、その男がアイゼンベルクの元恋人だったという衝撃の事実が判明する。若くして名声を得た物理学教授だった彼が、なぜ路上生活を送り、殺人の被疑者となったのか? 二転三転する事態と、熾烈極まりない裁判の果てに姿をあらわす、あまりに意外な真実。ドイツ推理作家協会賞受賞作家が放つ傑作ミステリ!/解説=川出正樹
  • ピラミッド

    ピラミッド

    北欧ミステリの帝王、ヘニング・マンケルが生んだスーパースター、イースタ署の刑事クルト・ヴァランダー。そんなヴァランダーが初めて登場したのは、ガラスの鍵賞受賞の『殺人者の顔』だが、本書は、ヴァランダーがまだ二十代でマルメ署にいた頃の「ナイフの一突き」「裂け目」から、イースタ署に移り、ベテランとなった「海辺の男」「写真家の死」を経て、『殺人者の顔』直前のエピソードで、飛行機墜落の謎と手芸洋品店放火殺人事件を追う「ピラミッド」に至る、5つの中短篇を収録。ヴァランダーの知られざる過去を描いた、贅沢な作品集。
  • 生贄の木

    生贄の木

    森の中で、袋に入れられ木から吊るされていた三人の人間が発見された。イカれたパーティー・ガール、狂気に冒された配給所の聖女、そして小児性愛者。ひとりは助かり、ひとりは手遅れ、ひとりは瀕死の状態だった。同じ頃、小児性愛者に誘拐されていたと見られる女の子がマロリーに保護される。ココと名乗るその少女は妖精のような顔立ち、音楽的才能などからウィリアムズ症候群と診断された。ココの心を思いやるチャールズと対立しながらも、マロリーはココに犯人を思い出させようとする。マロリーと少女の奇妙な絆を描く、好評シリーズ。/解説=大矢博子
  • バッキンガム宮殿のVIP

    バッキンガム宮殿のVIP

    1942年、戦争がつづくロンドンに戻ったわたし、マギー・ホープは、ドイツの強制収容所に収監されている異父姉妹と再会できる日を心待ちにしつつ、特別作戦執行部(SOE)で事務の仕事についていた。そんななか、MI‐5の長官から、ある事件の捜査協力を要請される。SOEの訓練を受けた女性ばかりが行方不明になり、そのうちの一人の死体が発見されたというのだ。死体の状態から、犯人はあのいまわしい事件を模倣しているとしか思えないのだが……。マギー・ホープ、今度は戦時下のロンドンで勃発する連続殺人事件に挑む! 大好評のシリーズ第6弾。
  • 穢れた風

    穢れた風

    風力発電施設建設会社のビルの中で、夜警の死体が発見された。一見、階段を踏み外したための事故死に思われたが、監視カメラに侵入者が写っていたことで、にわかに殺人の様相を呈する。奇妙なことに、社長室のデスクの上になぜかハムスターの死骸が残されていた。これは一体何を意味しているのか? 風力発電の利権をめぐって次々に容疑者が浮かびあがり、さらに第二の殺人が。再生可能エネルギーにかかわる国家的犯罪なのか? 人々の欲望と、巨大な陰謀に呑み込まれる刑事オリヴァーとピア。〈ドイツミステリの女王〉による新たな傑作が誕生!/解説=大矢博子
  • フロスト始末 上

    フロスト始末

    今宵も人手不足のデントン署において、運悪く署内に居合わせたフロスト警部は人間の足遺棄事件と連続強姦事件、スーパー脅迫事件を押しつけられる。そこへ赴任してきたスキナー主任警部は、さながらマレット署長の小型版(体型は大型版)で、フロストを異動させるべくやってきた御仁だ。署長と主任警部のイヤミ二重唱を聞かされ続け、超過勤務をぼやきつつも、フロスト警部は捜査をやめない、やめられない。経験の浅い見習い婦人警官や、頼りにならない駄目刑事と行動を共にするうちに、さらなる難事件が……。超人気警察小説シリーズ最終作。
  • 約束

    約束

    ロス市警警察犬隊スコット・ジェイムズ巡査と相棒の雌のシェパード、マギーは、とある住宅街で逃亡中の殺人犯を捜索していた。匂いを頼りにマギーがたどり着いた家のなかには、容疑者らしい男が倒れており、さらに大量の爆発物が。同日、同時刻、同じ住宅街。私立探偵のエルヴィス・コールは失踪した会社の同僚を探しているという女性の依頼を受けて調査をしていた。単なる偶然か、それとも? 嘘をついているのは誰か。幾重にも重なる偽りの下に真実はあるのか。警察と探偵、スコット&マギーとコール&パイク、固い絆で結ばれたふた組の相棒の物語。
  • 海岸の女たち

    海岸の女たち

    「あなた、父親になるのよ――」それを伝えるために、舞台美術家のわたしは、単身ニューヨークからパリへ飛んだ。取材に行ったフリージャーナリストの夫の最後の電話から十日以上が過ぎていた。その間、夫から届いた封筒には、“あとひとつだけやることがあるんだ”という手紙と、謎めいた写真を保存した一枚のディスクが入っていた。夫の行方を追ううちに、それまで普通の舞台関係者だったわたしは、ヨーロッパに広がる底知れぬ闇と対峙することになる――。世界十六ヵ国で翻訳された、北欧ミステリの新女王の、息をもつかせぬデビュー作!
  • 楽園

    楽園

    シドニー州都警察殺人捜査課の刑事フランクとエデンは、3人の若い女性の失踪事件を調べ始める。彼女たちの共通点は、ジャッキーという男が経営する農場に滞在していたことだった。日雇いで80人ほどが働く、犯罪者や前科者のたまり場。そこでの凶悪犯罪を暴くため、エデンは変装し、おとり捜査員として閉ざされたコミュニティに潜り込み、フランクは監視チームの指揮を執ることになる。危険と隣り合わせの潜入捜査の行方は――。悪人を狩るためなら手段を選ばないエデンと、彼女の秘密を握る相棒のフランク。オーストラリア推理作家協会賞受賞作!
  • 刺青の殺人者

    刺青の殺人者

    全身の骨が折られ、血が抜かれた若い女性の遺体が、ライプツィヒの貯水池で見つかった。娘の遺体の確認にベルリンからやってきた母ミカエラは、自分一人でも娘が殺された理由をつきとめ、姉と一緒に家出したまま行方不明のもうひとりの娘を捜し出そうと堅く心に決めていた。事件を担当する上級警部ヴァルターは、ともすれば暴走しようとするミカエラに手を焼きつつ調べを進める。一方ウィーンの弁護士エヴェリーンは、女性殺害の嫌疑をかけられた医師からの弁護依頼を受けていた。『夏を殺す少女』続編。ドイツで爆発的な人気を博した話題作登場。
  • パリの骨

    パリの骨

    1929年パリ。私立探偵スタイヴサントは失踪した22歳のアメリカ人女性を捜索していた。ピカソら名だたる芸術家と交流があり、人気絶頂の写真家マン・レイのモデルをつとめていた彼女は、何らかの事件に巻き込まれたのか。パリ警視庁のドゥーセ警部は、犯罪的行為を繰り広げる奇抜な前衛芸術家の“芸術的表現としての殺人”を疑っていた。スタイヴサントは、“嘘を見抜く力”を持ち世捨て人のように暮らす友人ベネットの力を借り、死の帝国たるパリの闇へと踏み込んでいく。MWA賞受賞作家が贈る雄編。
  • 偽りの書簡

    偽りの書簡

    1952年、独裁政権下のバルセロナ。上流階級の未亡人が扼殺され、新人記者のアナが独占報道の担当に抜擢された。警察は強盗殺人として早期解決させようとするが、納得できない彼女は被害者宅から押収された書類を調べ、恋文を発見する。差出人がわからなかったが思わぬ援軍を得る。はとこの文献学者ベアトリズは、文章の綴り方、言い回し、形容詞等からその手紙を書いた人物像を巧みに導き出し、驚くべき手がかりを見つけ出してみせた。言語と文学をこよなく愛する文献学者と猪突猛進の新人記者、姉妹のようなふたりが織りなす傑作ミステリ!/解説=大矢博子
  • ラスト・ウィンター・マーダー

    ラスト・ウィンター・マーダー

    小説・文芸
    4.5
    1巻1,425円 (税込)
    ジャズが目を覚ますと、あいかわらずトランクルームのユニットに閉じこめられたまま。そばにはふたつの死体が……。これではジャズが殺したと疑われることは必至だ。一方、コニーは、脱獄してニューヨークに潜伏しているビリーの手に落ちてしまう……。ジャズの、コニーの運命は? ハット・ドッグ・キラーの黒幕は? みにくいJとは? 祖父の墓に納められていたビリーの本に書かれている謎の言葉〈カラスの王〉とは? ジャズはシリアルキラーであるビリーの跡継ぎとなってしまうのか? そして驚愕の……。驚異の青春ミステリついに完結。
  • ウィンター家の少女

    ウィンター家の少女

    ウィンター邸で男が殺された。男は保釈中の殺人犯で、裁縫用の鋏で胸を刺されていた。屋敷にいたのは70歳の老婦人と、小柄な聖書マニアの姪だけ。どちらかが侵入者を正当防衛で殺したのか? だが老婦人ネッダは58年前、この屋敷で9人の人間が殺された“ウィンター邸の大虐殺”以来行方不明になっていた女性だった。ネッダは当時12歳。果たして彼女が事件の犯人だったのか? 今までいったいどこにいたのか? 今回の事件との関わりは? 謎が謎を呼ぶ迷宮のような事件に、完璧な美貌の天才ハッカー、ニューヨーク市警のマロリーが挑む。/解説=若林踏
  • 月の夜は暗く

    月の夜は暗く

    「母さんが誘拐された」ミュンヘン市警の捜査官ザビーネは、離れて住む父から知らせを受ける。母親は見つかった――大聖堂で、パイプオルガンの演奏台にくくりつけられて。遺体の脇にはインクの入ったバケツが置かれ、口にはホース、その先には漏斗が。処刑か、なにかの見立てなのか? おまけに父が容疑者として勾留されてしまった。ザビーネは父の嫌疑を晴らすべく、連邦刑事局の腕利き変人分析官の捜査に同行する。そして浮かび上がったのは、ひと月半のあいだに、別々の都市の聖堂で、同様に奇妙な殺され方をした女性たちの事件だった。『夏を殺す少女』の著者が童謡殺人に挑む!
  • 殺人者たちの王

    殺人者たちの王

    小説・文芸
    4.1
    1巻1,425円 (税込)
    21世紀最悪の連続殺人犯ビリー・デントが脱獄して二カ月、ジャズのもとをニューヨーク市警の刑事が訪れた。父ビリーに施された殺人者としての英才教育を生かして、ニューヨークの連続殺人、通称ハット・ドッグ・キラーの捜査を手伝ってほしいというのだ。渋々ニューヨークに同行するジャズ。だが事件を調べるうちに、故郷で起きた“ものまね師”事件との繋がりに気づく。そして被害者の遺体に書かれた〈ゲームへようこそ、ジャスパー〉のメッセージ。まさか父が? 悩みながらも事件を解決しようとするジャズ。好評の異色青春ミステリ第2弾!/解説=穂井田直美
  • 獣の記憶

    獣の記憶

    首のない死体。野獣に噛みさかれたような傷跡。ジェヴォーダン地方では、謎の人死にが続いていた。犠牲者は既に30人を超え、ほとんどが若い女や子どもだった。狼か未知の獣の仕業なのか。獣の正体に興味を抱いた博物学者の卵トマは、ヴェルサイユから派遣される狩人に無理矢理同行する。襲撃のあった現場付近の領主の城で、トマは“野獣”に襲われて生き延びたらしい美しい少女に出会う。だが貴族の娘である彼女は襲われたときの記憶を失っていた。18世紀のフランスを舞台に、謎に包まれたままの怪事件の真相に迫る、ゴシックミステリ決定版!
  • 悪魔の羽根

    悪魔の羽根

    再読必至。誰にも真相は見抜けない!2002年、シエラレオネで5人の女性が殺害された。現地の元少年兵3人が起訴されるが、ロイター通信社の記者コニーだけはイギリス人のマッケンジーを疑っていた。2年後、バグダッドでマッケンジーに遭遇したコニーは、嗜虐趣味を持つ彼に拉致監禁されてしまう。3日後に解放されイギリスに戻った彼女は、マスコミを逃れて田舎町に隠れ住む。解放時にほぼ無傷だったうえに、あいまいな証言ばかりで監禁中の出来事を警察に話さないコニー。彼女はいったい何を隠しているのか? 圧巻の心理描写と謎解きの妙味を堪能できる英国ミステリの女王による渾身のサスペンス。/解説=松浦正人※紙書籍版とはカバー画像が異なります。
  • ハウスメイド

    ハウスメイド

    全米を恐怖と驚きで包み込んだ衝撃の一冊がついに邦訳! ミリーが手にしたハウスメイドの仕事。だが、この家は何かがおかしい。妻の奇妙な言動。牢屋のような部屋。恐怖と驚きの結末とは
  • 消えた王冠は誰の手に ロンドン警視庁王室警護本部

    消えた王冠は誰の手に ロンドン警視庁王室警護本部

    ロンドン塔から盗まれた、英国の至宝を奪還せよ―― 巨匠が放つ、驚異の警察小説。 〈ウィリアム・ウォーウィック〉シリーズ最新刊! 英国議会初日を前に、警視ウィリアム・ウォーウィックは気を引き締め直した。毎年、女王が開会スピーチの際に頭上に戴く王冠を、ふだん展示されているロンドン塔から議会まで最重警備で運ぶ責任者なのだ。だが今年はその至宝を奪うべく、ある男たちが周到な計画を企てていた。前代未聞の窃盗作戦、そしてウィリアムの仇敵の真の目的とは? 巧みな伏線で読者を唸らせる、稀代の作家のシリーズ最新刊!
  • 狐には向かない職業

    狐には向かない職業

    気難しいヒキガエルのオットーの死体が発見される。地元紙記者のキツネ、ヴェラは、ヒグマの警察副署長オーヴィルと事件を追うが
  • スパイはいまも謀略の地に

    スパイはいまも謀略の地に

    MI6の中年情報部員ナットは引退を前にロシア関連のお荷物部署に左遷される。進退をかけて事案にあたる彼を待ち受ける罠とは?
  • イラク・コネクション

    イラク・コネクション

    マーク・グリーニー絶賛!『シリア・サンクション』続篇 テキサスの街中で銃撃された米国防情報局員ドレイクは犯人を追いモスルへ。背後には人身売買組織が。傑作冒険小説シリーズ第2弾
  • 正義が眠りについたとき 上

    正義が眠りについたとき

    合衆国最高裁判事ハワード・ウィンが昏睡状態に陥った。ウィンの法律事務員エイヴリー・キーンは自分が彼の法廷後見人に指名されさらに今の政府を転覆しかねない極秘情報を暗号の形で託されていることを知る。彼の真意をはかるため、そして政府の闇へつながる真実を暴くために、エイヴリーは暗号を解こうとするが……予想のつかない展開に翻弄されるニューヨーク・タイムズ・ベストセラー第1位のポリティカル・スリラー
  • ブルックリンの死

    ブルックリンの死

    急速に変貌しつつある街ブルックリン。シドニーは街の古い住人が次々姿を消していることに気づくが……。意外な展開のサスペンス
  • ブート・バザールの少年探偵

    ブート・バザールの少年探偵

    インドのスラムに住む、刑事ドラマ好きの九歳の少年ジャイ。ある日クラスメイトが行方不明になるが、学校の先生は深刻にとらえず警察は賄賂無しには捜査に乗り出さない。そこでジャイは友だちと共に探偵団を結成しバザールや地下鉄の駅を捜索することに。けれど、その後も続く失踪事件の裏で想像を遥かに超える現実が待っていることを、彼はまだ知らなかった。少年探偵の無垢な眼差しに映る、インド社会の闇を描いた傑作
  • わたしは贋作

    わたしは贋作

    わたしは新進気鋭の抽象画家。キャリアをかけた個展を目前に、出展予定の連作が消失してしまう。買い手のついている作品もあり、個展に穴をあけるわけにはいかない。伝説的アーティスト集団パイン・シティのスタジオを借り、芸術家たちと交流しながら絵を描き直していたが、自殺した元メンバーの制作ノートを発見したことで彼女が最後に遺した作品の秘密に巻き込まれる。芸術のアイデンティティをめぐるサスペンス長篇。
  • ボーダー 二つの世界

    ボーダー 二つの世界

    罪や不安を嗅ぎ取る能力を活かしスウェーデンの税関で働くティーナはある日、虫の孵化器を持った不思議な男と出会う。彼の秘密が明らかになるとき、ティーナが出会う新しい世界とは……映画原作である『ボーダー 二つの世界』の他、『MORSE―モールス―』番外篇の『古い夢は葬って』、集合住宅に這い寄る恐怖を描く『坂の上のアパートメント』、高齢女性の明るくも悲しい犯罪譚『マイケン』など、現実と異界の境界を問う11の物語。
  • サンクトペテルブルクから来た指揮者

    サンクトペテルブルクから来た指揮者

    大規模な企業買収計画の裏で、思わぬ事件に直面する男が味わう恐怖と苦闘。ソ連崩壊後の闇社会に展開する、非情な陰謀の標的は?
  • 氷雪のマンハント

    氷雪のマンハント

    急死した大富豪の金庫に隠されたDVDに収められていたのは、若い男の処刑場面だった。男たちの歌声が響き、黒い袋が投げ渡される。中身を見た若者が駆け出し、ライフルの銃声が――人間を獲物にしたハンティングなのか? DVDを見つけた娘はミケールに真相究明を依頼する。彼はわずかな手がかりを追うが、その調査が元軍人の奇妙な死を追う女性刑事の捜査と交差した時、事態は急速に動きはじめた! デンマークの気鋭が放つ強烈無比なスリラー。
  • 命取りのエピソード

    命取りのエピソード

    元刑事にして探偵のダニエル・ホーソーンが殺された──いや正確には、映画版『メインテーマは殺人』の撮影現場で、ホーソーンを演じていた俳優が殺された。イングランド南岸のヘイスティングズで発生したスター俳優の刺殺事件には、関係者のそれぞれに何かしらの動機があるらしい。だが、犯人が間違いを犯したということはないだろうか。すなわち、犯人が狙っていたのは、実は本物のホーソーンだったということは。ホーソーンが“ホーソーン”殺しの謎に挑む、〈ホーソーン&ホロヴィッツ〉シリーズ最新刊!/解説=柿沼瑛子
  • 名探偵ジェリコ

    名探偵ジェリコ

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,400円 (税込)
    またも英国より本格ミステリ登場!  再読して「どうしてこれに気づかなかったのか」とあとで膝を叩くことになるのは必至である。自信を持って本格ミステリファンにお薦めしたい作品だ。──千街晶之(解説より)  150年前の惨劇。連続見立て殺人。廃墟と化した館。大胆な手がかりと伏線。  まるで新本格ミステリのような謎解きの愉悦。  イギリスのミステリ通が選ぶFingerprint賞受賞作。ほか2つの英国ミステリ・フェスで最優秀作品賞候補に。ホロヴィッツ、クレイヴン、タートン、ハレットら英国ネオ本格ミステリの系譜に新たに名を連ねたウィリアム・ハッセー。そのアクロバットをご覧あれ。  刑事として抜群の推理力で知られたジェリコは、容疑者とのトラブルで職を失い、無為な日々を送っていた。そんな彼に奇妙な歴史家から依頼が届く。150年前に起きた旅芸人一座の溺死事件に見立てた連続殺人が進行中であり、その真相を調べてほしいというのだ。ジェリコは刑事時代のメンターからの叱咤激励を受けながら、この怪事件に挑むが……  何もかもが奇妙で、グロテスクで、人工的な事件。その狙いは何か? そして犯人は? イギリス本格ミステリの新シリーズ第一作。
  • 水面の弔花

    水面の弔花

    小説・文芸
    4.1
    1巻1,400円 (税込)
    イングランド北東部、ノーサンバーランド州。ある夏の夜、楽しい外出から帰宅したジュリーが見つけたのは、死体となった息子ルークだった。絞殺された彼の亡骸は浴槽の中に沈められ、水面には野の花々が浮かべられていた。友人を水難事故で喪って心を病み、数週間前に退院したばかりの少年がなぜ? 頑固で偏屈だが有能な地元署の名物警部ヴェラ・スタンホープが捜査を進めるうち、海辺で新たな他殺死体が発見される――大人気ドラマ「ヴェラ~信念の女警部~」原作にして、著者クリーヴスの名を一躍高めた傑作ミステリ・シリーズ、ついに邦訳。/解説=三橋曉
  • 暗殺の冬

    暗殺の冬

    ニューヨーク・タイムズが年間ベストに選んだ傑作警察小説!  1986年、冬。スウェーデン首相が暗殺された夜に、寂しい寒村でひとりの女性が殺された。それは連続殺人犯の最初の犯行だった。しかし暗殺事件の余波で捜査は十全に行われず、第二、第三の事件を許すことになった。第一の被害者を救えなかった刑事スヴェンは姿なき暴行魔を単身、追い続けた。執念の捜査は警官となった息子ヴィダルに引き継がれたが……。  そして現在。作家である「私」はこの村に帰郷する。かつてスヴェンの相棒の刑事だった老女エヴィと私が知り合ったことで、ついに封印されていた恐るべき「罪」が姿をあらわしはじめる。  30年以上にわたる歳月、罪、秘密。最年少で最優秀スウェーデン・ミステリーを受賞し、スウェーデンと北欧のミステリー賞を総なめにしてきた最重要作家カールソンの出世作、日本上陸。
  • 平凡すぎて殺される

    平凡すぎて殺される

    小説・文芸
    3.4
    1~4巻1,400~1,980円 (税込)
    28歳のポールの特徴は“平凡すぎる”顔だ。わけあって無職のまま、ボランティアで病院を訪れて、彼を自分の息子や甥と思いこんだ老人たちを癒す日々を送っている。ある日、末期ガンの老人を見舞うと、錯乱した彼に誰かと間違われてナイフで肩を刺されてしまう。老人は亡くなり、警察は恐ろしい事実に気がついた。彼は悪名高いギャングで、有名な誘拐事件の関係者だったのだ。警察に衝撃が走る一方、ポールは爆弾で命を狙われ、さらに……。身を守るには逃げながら誘拐事件の真相を探るしかない!? 巧みな構成が光るノンストップ・ミステリ!
  • 瞬きすら許さない

    瞬きすら許さない

    警視正のキャット・フランクは昔気質の刑事だ。事件現場を歩き、容疑者の眼を見ることが捜査の核心だと信じている。新設の捜査チームを率いることになった彼女は、ロックという名の人工知能に出合う。この新世代の「捜査官」は、ホログラムの体をもち、統計データに基づいて事件解決を支援するのだという。刑事の直感を信じるキャットと、刑事の直感など根拠のない思い込みにすぎないと切り捨てるロック。相反するふたつの頭脳が火花を散らし挑むのは、ありふれているようで、どこか異様な未解決失踪事件……。英国推理作家協会賞受賞、二十一世紀の最前線をゆく傑作警察捜査小説!/解説=村上貴史
  • ヨーゼフ・メンゲレの逃亡

    ヨーゼフ・メンゲレの逃亡

    アウシュヴィッツ絶滅収容所でユダヤ人たちに想像を絶する人体実験を重ねたメンゲレ医師は、戦後、南米に逃れ、一九七九年に死亡するまで、捕まりも裁かれもせずに生きたのだった。その逃亡生活の真実をジャーナリスティックな手法で見事に描いた傑作小説。ルノードー賞及び文学賞最高賞(プリ・デ・プリ)受賞作。/解説=マライ・メントライン
  • 沈黙の森

    沈黙の森

    ジョー・ピケットは、野生動物を保護・管理する新米の猟区管理官だ。やりがいのある仕事だが薄給で、愛妻や娘たちに満足な暮らしをさせてやることができない。そのうえ着任早々、密猟者に違反切符を切っている最中に自分の銃を奪われ、町じゅうの笑いものになってしまう。しかもある日、自宅の庭でその密猟者の死体が見つかり……。家族と仕事を愛し、大自然の脅威や巨悪の陰謀に立ち向かう鮮烈な主人公が誕生! アンソニー賞、バリー賞など四つの新人賞を受賞して絶賛を浴びた冒険サスペンス、〈猟区管理官ジョー・ピケット〉シリーズ第一作。
  • セント・アガサが揺れた夜

    〈イモージェン・クワイ〉シリーズ

    ケンブリッジ大学セント・アガサ・カレッジに伝わる〈ハーディングの悪ふざけ〉。ある夏の夜、新進気鋭のフェローが転落死したのは、学寮の塔から図書館の屋根へ飛び移るこの悪弊に失敗したからだと思われた。しかし事故死という判断は一年近くのちに、大いに揺らぐことになった。ごたごたを抱えた演劇クラブが、通常は使われない〈粗悪な四つ折本(バッド・クオート)〉版の『ハムレット』を公演している最中、主演の学生がとった驚きの行動で。英国ミステリならではの楽しみに満ちた、〈イモージェン・クワイ〉シリーズ最終巻!/解説=柿沼瑛子
  • 宮廷医女の推理譚

    宮廷医女の推理譚

    小説・文芸
    4.1
    1巻1,400円 (税込)
    1758年、朝鮮王朝期。18歳のベクヒョンは、難関試験を突破し王族を診察する内医女(ネイニョ)になった。だがある夜、ベクヒョンが医術を学んだ恵民署(ヘミンソ)で、4人の女性が殺害される。3人は医女、最後のひとりは外出を禁じられている宮廷女官だった。事件を捜査する捕盗庁(ポドチョン)の役人は、怪しい供述をしたベクヒョンの師、ジョンスを殺人犯と断定した。彼女が犯人だと信じられないベクヒョンは、独自に事件を調べはじめ、捕盗庁の青年オジンの協力を得る。師の処刑を防ぐために、なんとしても真相を解明しなければ――。聡明な医女が謎解きに挑む爽快なミステリ。
  • 本好きに捧げる英国ミステリ傑作選

    本好きに捧げる英国ミステリ傑作選

    現代英国を代表するミステリ作家にして愛好家マーティン・エドワーズが、英国探偵小説の一時代を築いた巨匠たちの名品から精選した「本」にまつわるミステリ傑作選。毒を盛られた愛書家が、死の直前に蔵書に書き残したアンダーラインの真相。売れっ子作家の妻を殺したい男が仕掛けるアリバイトリック。編集者が作家クリスチアナ・ブランドに宛てた原稿依頼書を誤って受け取った女性による奇妙な犯罪の顛末……。犯人当てからクライムストーリイ、〈奇妙な味〉からショートショートまで、様々なバリエーションで本好きに捧げる十六のミステリ!/【目次】序=マーティン・エドワーズ/作家に授ける殺人講義=G・D・H&M・コール/救いの天使=E・C・ベントリー/暗殺者クラブ=ニコラス・ブレイク/メガテリウム・クラブの奇妙な盗難事件=S・C・ロバーツ/殺意の家=フィリップ・マクドナルド/荒っぽいゲーム=A・A・ミルン/本の中の手がかり=ジュリアン・シモンズ/ある原稿=グラディス・ミッチェル/ある男とその姑=ロイ・ヴィカーズ/灰色の幽霊=マイケル・イネス/拝啓、編集者様=クリスチアナ・ブランド/あらかじめの殺人=マージョリー・ブレムナー/性格(キャラクター)の問題=ヴィクター・カニング/名誉の書=ジョン・クリーシー/きみが執筆で忙しいのはわかってるけれど、ちょっとお邪魔してもかまわないだろうって思ったんだ=エドマンド・クリスピン/章と節=ナイオ・マーシュ/解説=小山正
  • 金庫破りの謎解き旅行

    〈金庫破りときどきスパイ〉シリーズ

    1940年ロンドン。金庫破りのエリーの前に、陸軍のラムゼイ少佐が現れ、北部のサンダーランドまで旅をするように指示される。また国のための任務につけると喜んだエリーは、翌日現地に向かう。しかし到着してすぐに、何者かにぶつかられ、トラックに轢かれそうに。親切な男性に助けられてことなきを得るが、少佐の手配してくれた下宿屋に入った直後、その男性が前の道路で倒れて死んでしまう。この不審な死は偶然なの? エリーは、空軍パイロットに扮した少佐と調査に乗りだす。凄腕の金庫破りと堅物の青年少佐が活躍する人気シリーズ第3弾!/解説=柿沼瑛子
  • 銃と助手席の歌

    銃と助手席の歌

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,400円 (税込)
    高校を退学になったばかりの少女チャーリーは、ある盗みをきっかけに姉の恋人と争いになり、抵抗の果てに彼を殺してしまう。その場に居合わせた見知らぬ大学生ナオの提案で、ふたりは死んだ男の車に乗り、死体を湖に捨て、ハイウェイを北へ走り出す。道中謎は尽きない。車を追ってくるのは何者か。ナオが死体処理に協力したのはなぜか。そして、車に積まれた大量の黄金はどこからきたのか――。やがて轟く銃声。炎天下のオーストラリアを舞台に家なき者の共闘を描く、ノンストップのクライムサスペンス! ウィルバー・スミス冒険小説賞受賞作。/解説=杉江松恋
  • 17の鍵

    〈刑事トム・バビロン〉シリーズ

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,400円 (税込)
    早朝のベルリン大聖堂に、深紅の血が降り注いでいた。丸天井の下、頭上10メートルほどの位置に、女性牧師が吊り下げられていたのだ。通報を受けて殺人現場に駆けつけたトム・バビロン刑事は、信じがたいものを目撃する。被害者の首には、カバーに「17」と刻まれた鍵がかけられていた。それはかつて、トムが少年の頃に川で見つけた死体のそばにあった物と同じだった。鍵は10歳で失踪した妹が持ちだしていたのだが、なぜ今、ここに現れたのか。謎を追ううちに、トムは恐るべき真相を暴きだす。圧倒的スピードで疾走するドイツ・ミステリ!
  • ファミリー・ビジネス

    リディア・チン&ビル・スミス・シリーズ

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,400円 (税込)
    チャイナタウンに多大な影響力を持つギャングのボス、チョイが病没する。彼は遺言で、自らの所有する古い会館を堅気の姪メルに譲っていた。そこは再開発計画でタワーマンションが建つ予定の場所で、この相続が利害関係者のあいだに波風を立てることは必至だ。私立探偵のリディアは相棒ビルと、事態が片づくまでメルの護衛を務めることになるが、チョイの葬儀が終わった次の日、ギャングの幹部が何者かに殺されてしまう……。チャイナタウンを揺るがす一大事に最高のコンビが挑む現代ハードボイルド〈リディア・チン&ビル・スミス〉シリーズ!/解説=若林踏
  • ミゼレーレ 上

    ミゼレーレ

    採譜が禁じられていた、システィーナ礼拝堂だけのための聖歌『ミゼレーレ』。少年モーツァルトが聴き覚えて楽譜を起こし世に広まった、喩えようもなく美しい聖歌と、パリのアルメニア使徒教会で起きた聖歌隊指揮者の謎に満ちた殺害事件にはいかなる関わりがあるのか? 遺体は両耳の鼓膜が突き破られていた。凶器は? 遺体のそばには子供の足跡……定年退職した元警部と、優秀だが薬物依存で休職治療中の青少年保護課の若い刑事が、それぞれのこだわりのもと、バディを組んで事件に挑む。『クリムゾン・リバー』の著者による圧巻のミステリ!
  • 極夜の灰

    極夜の灰

    1967年末。精神科医のジャックはワシントンDCの陸軍病院で、顔と両手を包帯で覆われた男と向かいあっていた。旧知のCIA幹部から、北極圏にある陸軍の極秘基地で発生した火災の調査を依頼されたのだ。発電室で出火し、2名が死亡。重度の火傷を負って昏睡から目覚めたコナーは、唯一の生き残りで、何が起きたのか思いだせないという。同じ火災現場で発見された遺体は、一方はかろうじて人間の形を残していたが、もう一方は灰と骨と歯の塊だった。なぜ遺体の状態にこのような差が出たのか? 幾多の謎と陰謀が渦巻く衝撃のミステリ長編!/解説=村上貴史
  • 暁の報復

    猟区管理官ジョー・ピケット・シリーズ

    猟区管理官ジョー・ピケットの留守電に、知人のファーカスから伝言が残されていた。ダラス・ケイツと仲間が、ジョーを襲う密談をしているのを盗み聞いたという。ジョーの娘の元恋人ダラスは、1年半前の事件で家族ともども破滅し、その一因となったジョーに強烈な恨みを抱いていた。ほどなくファーカスが行方不明になり、空からの捜索に同行したジョーは、ファーカスらしき男が3人に発砲された場面を赤外線装置で目撃する。その後遺体が発見され、捜査が始まるが、ピケット一家にも次々と危機が襲いかかる。サスペンスみなぎる人気シリーズ!
  • ミステリウム

    ミステリウム

    ある炭鉱町に、水の研究をする水文学者を名乗る男が現れる。以来、その町では墓地や図書館が荒らされ、住人たちは正体不明の奇怪な病に侵され次々と死んでいく。伝染病なのか、それとも飲料水に毒でも投げ込まれたのか? マコーマックらしさ全開の不気味な奇想小説。巻末に柴田元幸氏のエッセー「座りの悪さのよさ」を再録。
  • 影を呑んだ少女

    影を呑んだ少女

    メイクピースはずっと母とふたりで暮らしていた。悪夢にうなされるたび、母は怒った。メイクピースは幽霊を憑依させる体質だから、抵抗しなければいけないというのだ。そんなある日、ロンドンで暴動に巻きこまれ、母が命を落としてしまう。残されたメイクピースのもとへ会ったこともない亡き父親の一族から迎えが来た。父は死者の霊を取り込む能力をもつ旧家の次男だったのだ。父の一族の屋敷で暮らし始めたメイクピースだったが、屋敷の人々の不気味さに嫌気がさし、逃げだす決心をする。『嘘の木』の著者が17世紀英国を舞台に描く歴史大作。/解説=杉江松恋
  • その罪は描けない

    リディア・チン&ビル・スミス・シリーズ

    小説・文芸
    3.6
    1巻1,400円 (税込)
    「証明してくれよ、おれが犯人だと」銃を持って私立探偵ビル・スミスの家に押しかけてきた男はそう言った。彼の名はサム・テイバー。かつての依頼人で殺人者だ。収監された刑務所で絵の才能を見出されて仮釈放となり、現在は画家として活躍中。記憶も証拠もないが、最近ニューヨークで起きた二件の女性殺害事件は自分の犯行だと主張するサムの話の真偽を調べるため、ビルはサムと交流のある美術業界の関係者を相棒リディアと訪ねる。だがその矢先に、第三の犠牲者が……。必読の現代ハードボイルド〈リディア・チン&ビル・スミス〉シリーズ!/解説=吉野仁
  • 熱砂の果て

    猟区管理官ジョー・ピケット・シリーズ

    ワイオミング州猟区管理官ジョー・ピケットの盟友ネイトのもとへ、連邦政府の秘密組織の男たちが人質を取って現れた。彼らは政府に追われているネイトの容疑を抹消することと引き換えに、ある任務を依頼した。州南部の砂漠地帯で大規模テロを計画している可能性がある、駐米サウジアラビア大使の息子の動静を探れ、と。ネイトは引き受けざるを得なかったが、この件には何か裏がありそうで……。一方のジョーも、ネイトが失踪したという情報を受けて、砂漠地帯へと向かう。不毛の荒地を舞台に、大迫力のアクションが繰り広げられる冒険サスペンス!/解説=堂場瞬一
  • ヴァイオレットだけが知っている

    ヴァイオレットだけが知っている

    停職中のロンドンの警察官ビッシュは、娘の乗ったバスが爆破されたと連絡を受ける。フランス北部へのバスツアーに参加していたイギリスの子供が、大勢巻きこまれたらしい。娘は無事だったが重傷者多数、数人が死亡した。さらにツアー参加者のひとりが、かつて23人を殺害した“ブラッケンハムの爆弾魔”の孫だと判明。その17歳の少女ヴァイオレットは、事情聴取のあとでツアー参加者の少年とともに姿を消してしまう。ビッシュは被害者の家族として、彼女たちの行方を追うが……。多数の受賞歴を持つ名手が放つ、謎に満ちた追跡サスペンス!
  • カッコーの歌

    カッコーの歌

    「あと七日」意識を取りもどしたとき、耳もとで笑い声と共にそんな言葉が聞こえた。 頭が痛い……。わたしは……わたしはトリス。昨日池に落ちて記憶を失ったらしい。少しずつ思い出す。母、父、そして妹ペン。ペンはわたしをきらっている、憎んでいる、そしてわたしが偽者だと言う。なにかがおかしい。破りとられた日記帳のページ、異常な食欲、恐ろしい記憶。そして耳もとでささやく声。「あと六日」。わたしに何が起きているの? 大評判となった『嘘の木』の著者が放つサスペンスフルな傑作。英国幻想文学大賞受賞、カーネギー賞最終候補作。/解説=深緑野分
  • 優等生は探偵に向かない

    自由研究には向かない殺人

    高校生のピップは、友人のコナーから失踪した兄の行方を探してくれと依頼される。兄のジェイミーは、2週間ほど前から様子がおかしかったらしい。コナーの希望で、ピップはポッドキャストで調査の進捗を配信し、リスナーから手がかりを集めていく。関係者へのインタビューやSNSなども丹念に調べることで、少しずつ明らかになっていく、失踪までのジェイミーの行動。ピップの類い稀な推理が、事件の恐るべき真相を暴きだす。年末ミステリランキング第1位『自由研究には向かない殺人』続編。この衝摯の結末を、どうか見逃さないでください!/解説=阿津川辰海
  • イヴリン嬢は七回殺される

    イヴリン嬢は七回殺される

    究極の特殊設定ミステリ、文庫化! 犯人を見つけるまで令嬢は何度も殺される。殺人の夜をタイムループし、関係者の人格を転移しながら真相を追え。阿津川辰海氏絶賛。 ※この電子書籍は2019年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 厳寒の町

    厳寒の町

    男の子の年齢は十歳前後。地面にうつ伏せに倒れ、体の下の血だまりは凍りはじめていた。アイスランド人の父とタイ人の母の間に生まれた男の子は、両親の離婚後母親と兄と一緒にレイキャヴィクのこの界隈に越してきたのだ。母親が移民だったために人種差別からくる殺人が疑われ、エーレンデュルら捜査陣は、男の子が住んでいたアパートや通っていた学校を中心に捜査を始めるが……。CWAインターナショナル・ダガー最終候補作。世界のミステリ界をリードする著者が、レイキャヴィクを舞台に現代社会の問題にメスを入れた、好評シリーズ第5弾。
  • 越境者

    越境者

    ワイオミング州猟区管理官の職を辞したジョー・ピケットは、ルーロン知事の意向で現場に復帰していたが、新たな任務を与えられる。巨大製薬会社の跡取りスコギンズが失踪し、FBIは、州の辺境に住む富豪テンプルトンが前々から暗殺業を営んでおり、スコギンズを標的にしたのではと疑っていた。さらにスコギンズ失踪の前後、ジョーの友人のネイトらしき男が近くで目撃されていた。ジョーは知事の指令でFBIに協力し、テンプルトンの本拠地へ情報収集に赴くが……。ジョーがネイトと敵対!? 全米ベストセラーの冒険サスペンス・シリーズ!/解説=三橋曉
  • 手/ヴァランダーの世界

    手/ヴァランダーの世界

    田舎暮らしを願っていたヴァランダーに、同僚のマーティンソンが物件を紹介した。購入を考えたヴァランダーだったが、なんと家の裏庭で地面から人間の手の骨が突き出しているのを見つけてしまう。地面の下には骸骨と衣服の残りが埋まっていた。ヴァランダーは過去に遡って家の持ち主を調べ始める……。著者が書店キャンペーン用に書き下ろした、『霜の降りる前に』と『苦悩する男』の間に位置する中編「手」と、マンケル本人によるシリーズの各作品、人物、地名の紹介を網羅した「ヴァランダーの世界」を併録。シリーズファンなら絶対見逃せない一冊。/【目次】手/著者あとがき/ヴァランダーの世界/1 始まりと終わり、そしてその間になにがあったか?/2 クルト・ヴァランダーの物語/3 ヴァランダー、そして彼の家族と周辺の人々/4 人物索引/5 ヴァランダーの地理的世界/6 地名索引/7 ヴァランダーの好きなもの/8 文化索引/訳者あとがき

最近チェックした作品からのおすすめ