作品一覧

  • スパイたちの遺灰
    5.0
    1巻1,551円 (税込)
    その“手記”は世界の秩序を破壊する。 WWⅡ後の諜報史、その裏には伝説のスパイ・スカーレットがいた―― ジェフリー・ディーヴァー絶賛! 「生まれながらのストーリーテラー」ジェフリー・ディーヴァー 「注目必至。ページをめくる手が止まらない」スティーヴ・キャヴァナー サンデータイムズ紙のBook of the Year 2023選出! ガーディアン紙のBook of the Year 2023選出! ある日、冴えない諜報史の准教授マックスのもとに1枚の名刺が届く。スカーレット・キング――MI6の伝説のエージェントが、半世紀にわたる諜報活動を綴った手記を出版したいと言うのだ。イギリス政府が隠蔽してきた作戦が表に出れば、世界が注目する。マックスは浮き足立つが、直後にスカーレットが殺害され、MI5に追われる身に。窮地を脱するため手記の原本を捜すうち、歴史の裏に隠された真実が浮かび――。
  • サリー・ダイヤモンドの数奇な人生
    4.1
    1巻1,520円 (税込)
    アンソニー・ホロヴィッツ絶賛! 「圧倒的なキャラクターが誕生した」 引きこもりで“変わり者”のサリー。 父亡き後、外の世界で教えられたのは社交辞令と、恐ろしい出生の秘密―― 世界29カ国で刊行! 予測不能ミステリー 町外れで父と孤立して暮らす“変わり者”サリーは6歳までの記憶がない。 ある日父が病気で亡くなり、言いつけどおりに家の裏の焼却炉で遺体を焼いたところ、警察が駆けつけ大騒ぎになってしまう(何かまずかったようだ)。 マスコミが殺到するなか、赤い帽子を被って葬儀を終えたサリーは父が遺した手紙を開く。 そこには人とかかわるようにという願いとともに、ある凄惨な事件の記録が記されていた――。 『パブリッシャーズ・ウィークリー』誌が選ぶベストミステリー&スリラー2023! 米Amazonベストブック2023(ミステリー、スリラー&サスペンス部門)トップ20選出! 本国アイルランドで9週連続1位! 「サリーが真相を探るにつれ、衝撃と感動がもたらされる。そして胸が張り裂けるのに、底なしに笑える」 ハーラン・コーベン(作家)
  • テロリストとは呼ばせない
    4.2
    1巻1,430円 (税込)
    CWA賞イアン・フレミング・スチール・ダガー賞候補作! 元麻薬の売人にして、元MI5のスパイ、今はお役所勤めのジェイ。 テロ組織により、彼の暗殺命令が下された―― 麻薬の売人時代にMI5に引き込まれ、イスラム過激派に潜入するはめになったパキスタン系の青年ジェイ。 事件解決後にMI5を去り役所勤めを始めた彼は、生まれて初めてまともな生活を送っていた。 そんなとき、人種差別主義者に暴行されたムスリムの少女が自殺。 復讐を誓う恋人の少年を“テロリスト”にさせまいと、ジェイは奔走する。 一方、ジェイの正体を知ったテロ組織は彼の暗殺を命じ――。
  • ロスト・アイデンティティ
    4.3
    1巻1,300円 (税込)
    CWA賞&MWA賞ダブルノミネート! イスラム過激派による テロの緊張が高まるロンドン。 MI5が命運を賭したのは、 モスクに通う麻薬の売人だった―― 各賞ノミネート、鮮烈なデビュー作! 2018年CWA賞新人賞最終候補 2019年シークストン・オールドペキュリア犯罪小説オブ・ザ・イヤー賞最終候補 2021年MWA賞ペーパーバック部門最終候補 「飛び抜けた魅力。新進気鋭のスリラー作家の登場」 デイリー・メール紙 「アクション・スリラーであり、青春小説。完全に心?まれる」 ガーディアン紙 ロンドンにあるモスクが人種差別主義者たちに荒らされた。 モスクに通う“敬虔な”ドラッグの売人ジェイ・カシームは怒りを覚えながらも、 同胞の過剰な反撃に疑問を抱く。 そんなとき、麻薬密売の容疑で逮捕されたジェイは、 無罪放免と引き換えにMI5の一員となってテロ対策に協力するよう命じられる。 やがてイスラム過激派の中枢部に迫るにつれ、 無差別テロが現実味を帯びていき――。 英国発の話題作!

ユーザーレビュー

  • スパイたちの遺灰

    Posted by ブクログ

    しがない准教授が元MI6の大物スカーレット・キングから手記を見せられる。そこには冷戦期の驚くべき事実。しかし彼女は殺されてしまった。MI5の仕業か。

    面白いなんてもんじゃなかった。昔何があったのかも、現在のことも、そして複雑な仕掛け、プロット全てが完璧で興奮しながら読んだ。

    0
    2025年10月30日
  • サリー・ダイヤモンドの数奇な人生

    Posted by ブクログ

    一気読みでした
    過去と現在が交互に書かれて
    謎が解き明かされていく
    続きが気になって眠れませんでした
    嘘をつき続ける人生と嘘がつけない人生
    どちらも虐待によるもの
    とてもおぞましく、苦しい内容でしたが
    引き込まれてしまいました

    0
    2025年10月25日
  • スパイたちの遺灰

    Posted by ブクログ

    超★5 元スパイから託された歴史の裏を書いた手記… とろとろ濃密度のスパイ小説 #スパイたちの遺灰

    ■あらすじ
    マックス・アーチャーは諜報の歴史を研究している学者、彼のもとにスカーレット・キングと名乗る女性から連絡が来る。彼女は高齢であるものの、かつては国外の諜報機関MI6のエージェント。長きにわたる活動の手記を出版するためにマックスへ依頼する。彼は秘密を暴露する違法行為と分かっているが、報酬と名声に目がくらみ苦慮するのだった… 一方、国内の諜報機関であるMI5では、長官代理のソールが二人の行動に目を付け始めていた。

    ■きっと読みたくなるレビュー
    おもろい!超★5

    ぐいぐい惹きつけるス

    0
    2025年09月13日
  • スパイたちの遺灰

    Posted by ブクログ

    これまで読んできたスパイものが可愛く思えるくらい骨太。素晴らしい読書体験でした。始まり、と言ってたけどマックスはどうなるのか、読後の余韻も見事です。スカーレット、素敵!と思ったけどこんな人生、胃がいくつあっても足りませんね。

    0
    2025年09月08日
  • スパイたちの遺灰

    Posted by ブクログ

    650ページ近い大作だが、大満足の中、あっという間に読み終えた。ロンドンの諜報史の研究者のマックスと、伝説の女性スパイのスカーレットが主人公。物語は過去と現在、2人や当時関わった主に諜報機関の人の視点で描かれるが、ストーリーに一貫性があるので、難なく読み進めた。人の裏の裏を見通す諜報活動にゾクゾクした。実在の人物がいて、検索しながら読んだのでより深く感じた。最後、題名にも及んでて良かった。

    0
    2025年09月05日

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