能田優のレビュー一覧
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題名と帯が、凄く興味をそそる。
事件から解決に至るまで、とてつもなく切なく痛い。
から、こんな言い方が合っているのかは疑問だけれど、面白かった。翻訳も、とても読みやすい。
登場人物が少しややこしくて、あれ?これ誰だっけ?となる事もしばしば。
でも、時や場面が行ったり来たりという事も無くて、時系列通りに進んでいく流れは読みやすくて、置いていかれる事も無い。
たった7ヵ月程に起こった出来事、とは思えない程に色々な事が起こって、色々な思いが交差して、13歳のエイヴァにとって、これがいい成長に繋がる事を願わずにいられなかった。それほどに、主人公エイヴァは、色々な意味で危なっかしい。
『三つ子の魂 -
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autumn522akiさんの本棚から
まず問いたい
キム・フィルビーを知っていますか?
と、その前に秋さん賛美で好感度をあげておく
年が明けて2月、3月
このくらいの時期になるとミステリーファンが必ずすることがある
それは前年の読み残しのチェックだ
年末に各種ミステリーランキングが発表され、年が明けると今度は様々な批評家や識者たちがそれぞれのランキングを発表する
その中から、そんなのあったんか!まだ読んでないわ!という作品をチェックして読み始める
それがミステリーファンの2月、3月なのだ
そしてこの「そんなのあったんか!」というネームバリューのある有名作家や各種ミステリー文学賞受賞作 -
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プロローグ
ここが私のAnotherSky、、、
違った、
ここが私の主戦場!!!
スパイ冒険推理小説\(^o^)/
帰ってきた8の主戦場
テムズ川から望むビッグベンは、大英帝国イギリス
を誇るかのように雄大に聳え立っている
それは、時を語る以外は多くを語らない
MI5とMI6が互いに対峙する
一言も発しないが、互いの目は口ほどに物を言うと
は、さもありなんといったところだ
国内外の駆け引きと戦いが今、始まろうとしている
一瞬の静寂後、ビッグベンの鐘の音が銃声の如く辺りを揺るがした!!!
本章
2026年私が読みたい本、第二弾!
『スパイたちの遺灰』完全なる★神5
最高なる -
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超★5 元スパイから託された歴史の裏を書いた手記… とろとろ濃密度のスパイ小説 #スパイたちの遺灰
■あらすじ
マックス・アーチャーは諜報の歴史を研究している学者、彼のもとにスカーレット・キングと名乗る女性から連絡が来る。彼女は高齢であるものの、かつては国外の諜報機関MI6のエージェント。長きにわたる活動の手記を出版するためにマックスへ依頼する。彼は秘密を暴露する違法行為と分かっているが、報酬と名声に目がくらみ苦慮するのだった… 一方、国内の諜報機関であるMI5では、長官代理のソールが二人の行動に目を付け始めていた。
■きっと読みたくなるレビュー
おもろい!超★5
ぐいぐい惹きつけるス -
Posted by ブクログ
ネタバレmi6とか5ってなに?くらいの自分でも楽しめた。007みたいなの?って思ったらぜんぜん違った(笑)スパイのことをよく知らなくても分かるようになってて、読みやすかった〜
主人公、スカーレット、他の人達の視点へ次々変わるけど、物語を見失うことがない。
道筋が丁寧なのでいったり来たりでも混乱しなかったのが嬉しい。
最近の海外ドラマにかなり近い語り口にも感じる。短い期間で展開を次々発展させて飽きることがない。
そしてスパイものらしくドンパチが1回もないのに感動!ここぞという所で必殺がくるのが恐ろしかった。
実際にあった事件なんかが絡んできてるみたい。
勉強不足で全然分からなかったけど、こ -
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ネタバレ面白かった。
父親は冗談で「ゴミに出して燃やしてくれ」って言ってたけどサリーに冗談は通じないと理解してたはずなので、まあなんかちょっとおかしくなってたのかな。死期もちゃんとわかってたわけだし。
無神論者だったと思うけど、それでも遺体を燃やすのに抵抗のある文化圏だと思うので、悔悟の念だったのかなと想像する。
サリーの育ての両親二人の力関係も後からわかるの面白い。
ピーターがsというイニシャルで送ってきたのは、神の息子のsonで?
まだ父親に縛られてるよっていう暗示かな。
その父親もその母親から父親の役割を担わされたとあるので、実母×実息子の関係があったのかな。だから大人の女性がダメになった -
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★5 壮絶な過去に向き合う女性、人間の可能性と成長に痺れる傑作 #サリー・ダイヤモンドの数奇な人生
■あらすじ
アイルランドの田舎町、変わり者のサリー・ダイヤモンドは義父と二人で静かに暮らしていた。ある日彼女は義父が病気で亡くなっているのに気づく。生前自らが亡くなってしまったら焼却炉で焼いてくれと言っていたのを思い出し、そのまま遺体を焼却してしまったのだ。
警察からは温情をいただくことになったが、マスコミから注目の的にされてしまう。人とコミュニケーションをとるのが苦手な彼女は、これからひとりで生きていくことは可能なのか… そして彼女は義父から遺された手紙を読み、衝撃の事実を知る。
■きっ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ始まってすぐに亡くなった養父をゴミ袋に入れ焼却炉で火葬する。このスピード感がずっと続く。
過保護に育てられてきたサリーの人生がここから動き出す。
彼女の壮絶な過去を少しずつ明らかにしつつ、自分をコントロールしようと奮闘するサリーの日々が恐ろしいくらい面白い。
が、この小説はあらすじでは明かされていない事件が、終わりまでずっと展開するけど、この描写が無理な人は読むのは無理かもしれない。
ルームという映画が近い話になると思う。
この映画を一緒に見ようとした友達は始まってすぐに見るのをやめて退席した。
登場時のサリーは42歳、この年齢でこの設定は珍しい。
読んでいると彼女に肩入れしたくなるが、感情 -
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ジェイ・カシーム三部作の二作目ということである。前作のラストは異様であった。本作はそれを継いで始まる。ぼくは前作で、町の移民である若者ジェイが悪を倒すために国家的組織に利用される構図を、『傷だらけの天使』のヒーロー修とアキラの兄弟に例えてしまったのだが、それは本作でもあまり変わぬ印象のまま。
『傷だらけの天使』という稀代のTVドラマをかつて青春真っただ中で体感したぼくには、木暮修たちは純情なコアの部分を持ちながら青春を精いっぱい生きる若者たちであるにも関わらず、東京という大都市に蠢く大人たちの欲望や駆け引きに否応なく利用されてしまう悲しき天使たちとして描かれていた。等身大のヒーローならま