キャロル・オコンネルの作品一覧
「キャロル・オコンネル」の「アマンダの影」「生贄の木」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
マロリーシリーズ。
(最後? これ以降新作でてないらしい)
修道女が行方不明になり、その捜索が依頼される。彼女には盲目の甥がいて、彼の行方もわからなくなっていた。
数日後、修道女は、市長官邸の前に置かれた複数の死体の中で発見された。
全く接点が見えなかった事件たちが、つながり絵になっていく様は、すごい。
もっとも、その絵を強引に絵具をぶちまけるようにして、描いていくのはマロリーなんだけどね。
とはいえ、今回は盲目の少年の描かれ方が…。
オコンネルといえば「クリスマスに少女は還る」なんだろうけど、それを髣髴とさせる。
にしても、盲目の甥を育てるためにまだ幼かった修道女がとってきた行動のそれぞれが、切ない。
と、タイトルの意味が分かった時の衝撃。
最高に面白かったのだけど、どう書いてもネタバレになりそうなので…。
ちょいちょい、年取ったバトラーが回想しているってシーンがはいるのだけど、なんかそれ読むたびに切ない。
この作品以降、シリーズは書かれていないそうなのだけど、先を知りたいけど知りたくない気もする。
マロリーが、幸福な老人になってる姿ってどうしてもイメージできないものね。
でも、そうなってほしいのだけどなあ。