ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
5pt
田舎屋敷で催し物として犯人探しゲームが行なわれることになった。ポアロの良き友で作家のオリヴァがその筋書きを考えたのだが、まもなくゲームの死体役の少女が本当に殺されてしまう。さらに主催者の夫人が忽然と姿を消し、事態は混迷していく……ポアロが卑劣な殺人遊戯をとめるために挑む。
ブラウザ試し読み
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
面白かった。これはかなり好きだ。ポアロの思考が前半から見れるのも楽しい。私はやっぱりポアロが長く出ている作品が好き。
してやられた、という感じ。 相変わらず犯人が読めない。 途中冗長な感は否めないが、最後の怒涛の展開は目を離せない。
長編も短編も面白いというのは、本当にものすごいことなのだなとしみじみ…気持ちよく騙されました☆ ヘイスティングスに次ぐ?レギュラーの、女流作家オリヴァ夫人の希望で彼女の滞在先へやってきたポワロ氏の困惑ぶりが、気の毒やら可笑しいやら。 マーマレードにうんざりしつつ、仕方なくちょっぴりだけトーストに載...続きを読むせるシーンが何とも(笑)
オリヴァ夫人から電話で呼び出しを受けたポアロは、現地で夫人が考えた「犯人探しゲーム」の賞品を渡す係を仰せ使う。 現地入りしたポアロは夫人に何か事件が起きそうだと言われるが……。シリーズ27作目 クリスティらしい「田舎で起こる事件」×「胡散臭いキャラクター」 少しダラダラとした感じを受けたが、ラスト...続きを読むはさすが。読み終わってから冒頭に戻ると、あるキャラとポアロとの会話にゾクゾクする。これぞクリスティ。 個人的には335ページからのオリヴァ夫人とポアロの会話がとても好き。→ この会話が読めただけでも、このお話を読んだ価値がある感じする(笑) ヘイスティングズとの関係もだけど、オリヴァ夫人とポアロの関係もたまらん。楽しい。
1956年発表。エルキュール・ポワロシリーズ第27作。準レギュラーであるミステリ作家、オリヴァ夫人登場作。典型的なお金持ちの邸宅を舞台に、よくわからないお祭り、異国からやってくる怪しげな男、芝居っ気たっぷりの展開など、王道をこれでもかと見せつけてくる。やはり今作もポワロの老いは感じられるが、見える景...続きを読む色が変わったからこそ、登場人物の心や悲しみに寄り添うことができているようにも感じる。トリックについてはやや肩透かしな感もあるが、ゾッとさせるオチとどんよりとしたラストの数ページは印象に強く残る。
【ポアロ】 1956年クリスティー66歳の作品。 催し物の「殺人犯人探しゲーム」で、賑やかなパーティーは一転して悲劇へと変わってしまう…。 『ハロウィンパーティー』でも出てきた女性ミステリー作家のオリヴァ夫人は、どことなくクリスティーを思わせる。 今回の事件はポアロでさえも考え込んでいる。いつも...続きを読む自信満々のポアロがこんなにも悩んでるんだから、私にわかるはずがない。 徐々にポアロがパズルを1つずつはめていく。 次第にパズルが埋まり、全てがピタッとハマった時の気持ちよさと面白さが楽しめる。 大胆過ぎる伏線、ミスリード、キャラクター、想像できない結末。 全てがちょうど良いバランスで熟練の技を感じた。 クリスティーのある2作品を混ぜて、それをさらに巧妙に進化させたような作品で、磨きがかかってて面白かった。 2014年に刊行された中編『ポアロとグリーンショアの阿房宮』がこの作品の原型とのこと。 原作を続けて読んで、どこが違うのか読み比べしたい。
オリヴァ夫人と言えば登場する度にポアロを煙に巻くような発言をしていつの間にか事件の渦中へと導いていく印象が有るのだけど、今回は何も起きていない状態から「腑に落ちないおかしな点がある」という理由だけでポアロを呼び出すのだからとんでもない話 けれど、結論として実際に殺人事件が起きて、ポアロにも容易に解け...続きを読むない難題へと変化していくのだから面白い 本作の事件は犯人探しゲームとして企画された謎解きで死体役と成った少女が本当に殺されていたタイプの事件 犯人探しゲームが本物の犯人探しへ、と言うと構図は判り易いように思えるが、現実的に考えてお祭りの最中に少女団のマーリンを殺そうなんて思う人間が居るのかと動機が全く見えてこない むしろ事件と同時に姿をくらましたハティ夫人の消失こそ何らかの動機を見る事が可能で、そうなるとマーリンが死んだのもハティ夫人絡みという事になるが、ハティ夫人が何処へ行ったのか皆目検討が付かないという五里霧中 探すべきは明確なのに、何処を探せば良いか全く判らない 本作が面白いのは微妙に要素をずらしてくる点だね 動機が見えない殺人は珍しいタイプではないけれど、同時に動機が見える失踪が絡む事で殺人と失踪という2つの事件の真相を同時に考えなければならない また、読み終わってみればクリスティ作品では珍しくもない要素を絡み合わせた作品なのだと判るのだけど、読んでいる最中は要素が巧妙に隠されていたり、トリックの肝と言える要素の傍に別の目立つ要素が配置されている為に良い具合に騙される仕組みになっている印象。 それによりポアロの推理が披露されるシーンまで真相に気付くのが難しい構成だと感じられたよ それでいて、真相を知った状態で幾つかのシーンを読み直すとこれが真相であると示唆する文章に出会えるのだから余計に面白い 名作とまでは呼称できなくても良作と言って差し支えない作品でしたよ
読後にそのパターンか!と驚かされた。もちろんそのパターンは他の作品で経験済みとはいえ、最後までわからなかった。緻密な描写に脱帽。
中編のポアロとグリーンショアの阿房宮 の後、再読。 骨子は中編と大差はないが、物語の流れや結論に行き着くまでの経緯は、本編の方が面白かった。
ポワロシリーズ。ミステリー作家オリヴァー夫人のお願いで行った先での殺人事件。オリヴァー夫人のシナリオどおりお祭りが繰り広げられている間に、本当の殺人事件が起きる。複雑なストーリーである。ゆっくり時間をかけて読んだら★5だったかもしれない。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
死者のあやまち
新刊情報をお知らせします。
アガサ・クリスティー
田村隆一
フォロー機能について
「クリスティー文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
そして誰もいなくなった
試し読み
動く指
カリブ海の秘密
ポケットにライ麦を〔新訳版〕
もの言えぬ証人
バートラム・ホテルにて
鏡は横にひび割れて
復讐の女神
作者のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲死者のあやまち ページトップヘ