犠牲者の犠牲者

犠牲者の犠牲者

被害者全員、犯罪者。
ストックホルム近郊で発生した凄惨な連続殺人事件。
真の目的を知ったとき、あなたはきっと驚愕する――
スウェーデンNo.1ベストセラー!
国内ベストセラーリスト、6週連続トップ10入り!

ヨーロッパで話題沸騰!
「刑事マルティン・ベックシリーズとミレニアムシリーズに根ざした強烈なデビュー作」De Telegraaf(オランダ)
「完全に予想外。手に汗握るスリラー」Aftonbladet(スウェーデン)
「誰が被害者で誰が加害者なのかを問いかける
残酷な物語」Nordjylland(デンマーク)

ストックホルム郊外で磔にされた男の全裸体が見つかった。
残虐な拷問を受けた被害者は名うての凶悪犯罪者で、局部を切り取られたうえ、“生かされて”いた――。
過去のレイプ被害者の家族による報復か、犯罪組織の抗争か?
捜査を指揮する警部カールと匿名情報を得た記者アレクサンドラ、それぞれが事件に迫るなか、異なる手口で拷問された惨殺体が発見され……。
戦慄の北欧ミステリー!

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犠牲者の犠牲者 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     最初は翻訳が固くて読みにくいスタートとなったが、徐々にこなれてきたのと物語が面白すぎて、ページを繰る手が止まらなくなった。

     全体が三部構成となっている。第一部では、ろくでもない犯罪者たちが、世にも残酷な方法で殺されてゆく連続殺人事件という派手なスタート。追跡し始める捜査陣のヒーローと癖のありそ

    0
    2022年01月28日

    Posted by ブクログ

    680ページに及ぶ長編ミステリー。のっけからおぞましい惨殺死体の場面が続いて、デリケートな人にはとても無理な展開。私も繊細だが(苦笑)それを上回るキャラクターの巧さに惹かれて読み続ける事ができた。半ば辺りで犯人が想像できたが、これがとんでもないミスリードを促す伏線とは‥最後まで不気味な味わいを残した

    0
    2022年02月09日

    Posted by ブクログ

    犯行現場が凄まじい様相で、こんなやり方ある?というくらい。第一部はそんな感じで痛いような場面と警察の捜査場面が交錯してハラハラし通し。フラグ立ちまくってるので二部に入る前にだいたいわかっちゃいますね。さまざまな心理描写を経て三部へ。えー、と思う一方でやっぱりね、だからか、など不思議な気分に包まれまし

    0
    2021年12月13日

    Posted by ブクログ

    ボー・スヴェーンストレム『犠牲者の犠牲者』ハーパーBOOKS。

    『犠牲者の犠牲者』という不思議なタイトルのスウェーデン・ミステリー。なかなか面白いが、御都合主義が気になるところ。一連の連続殺人事件は過去の事件の犠牲者による復讐なのか。予想外の二転三転の展開が続き、タイトルの本当の意味が明らかになる

    0
    2021年11月21日

    Posted by ブクログ

    後半急激に面白くなってきたような気がしたけどそうでもなかった。
    名探偵カッレくんネタが出てきてなごんだ。
    伏線かと思ったことほとんど全部ただのエピソードだった。
    うーん〜

    0
    2022年07月27日

    Posted by ブクログ

    北欧ミステリーに残虐な描写はよくあるが、この本は中でも群を抜いた残虐さで読んでいて辛かった。
    それでも第一部は警察が丁寧に事件を追っていく様が面白く、第二部では犯人の辛い記憶が描かれていてどんどん引き込まれた。
    しかしラストの急展開には置いてけぼり感が否めない。
    姉はきっとこの人なんだろうなというの

    0
    2022年01月31日

    Posted by ブクログ

    スウェーデン発のミステリー作品。北欧らしさを過度に濃縮した残虐描写は読み手を選びそうだ。読み進める内に「その女アレックス」や「そしてミランダを殺す」といった作品群がどうしても頭に浮かぶので、オリジナリティは然程感じられず、共犯者の正体も第二部の序盤で早々に察しが付く。グレーな結末にも関わらず、本国で

    0
    2021年12月26日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    猟奇的な犯罪に対して警察が地道に捜査活動を進めていく第一部の終盤で犯行の真相に迫っていよいよと思わせるが、第二部ではガラリと趣向が変わって犯人が語り手となり最後の犠牲者を追い始めるのだがあえなく返り討ちに遭ってしまう。そして第三部でとうとう真犯人が逮捕目前となるのだが、些細と思われていた証拠により全

    0
    2022年06月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2024年1冊目。
    長編北欧ミステリということで、期待して読み始めました。
    第一部は振り回され系刑事なカールに共感しつつ、事件発覚→捜査→また事件→進まない捜査の繰り返しにやや冗長さを感じる。
    刑事メンバーの掘り下げはやや中途半端で、単純にキャラクター紹介としての説明文になっていたのが残念。

    第二

    0
    2024年02月01日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    登場人物に魅力がないなあ、警察がめちゃくちゃ無能だなと思っていたら脇役だったからなんですね。やたら主人公やカールが脳内で「こいつは苦手」「この人は嫌い」と思うような人物が多すぎて読んでいてイライラしてしまった。現実でもレイプ犯がこのくらいの制裁を受けたら少しは気が晴れるかもしれないがそれでも傷は癒え

    0
    2022年09月13日

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