富山クラーソン陽子の作品一覧
「富山クラーソン陽子」の「奇術師の幻影」「犠牲者の犠牲者」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「富山クラーソン陽子」の「奇術師の幻影」「犠牲者の犠牲者」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
最初は翻訳が固くて読みにくいスタートとなったが、徐々にこなれてきたのと物語が面白すぎて、ページを繰る手が止まらなくなった。
全体が三部構成となっている。第一部では、ろくでもない犯罪者たちが、世にも残酷な方法で殺されてゆく連続殺人事件という派手なスタート。追跡し始める捜査陣のヒーローと癖のありそうな男女の刑事、報道陣のヒロインとその経歴などの独特な個性を、通り一遍ではなく語ってゆく丁寧な章で、実に良い感じ。第二部は、事件を犯罪者側の一人称で語ったものなので、いきなり犯人がわかってしまうから、間違えても巻半ばを開いて飛ばし読みしてはいけない! そして第一部と第二部を合わせて、さらにひと捩じり
Posted by ブクログ
凶悪犯罪者が次々と惨殺されるという連続殺人事件を、スウェーデン警察のカール警部と新聞記者アレクサンドラがそれぞれの立場から追いかける、というミステリ。
三部構成で、第一部の終盤に連続殺人事件の犯人が突然明かされ、第二部は犯人を主人公にした倒叙モノになる。そして第三部は後日談。
オチも含めて面白かったが、ストーリーの着地点を考えると続編とかシリーズ化は難しそうだ。シーモン警部補は反抗的だし、ラーシュ=エーリック鑑識官は偏屈だし、法医学者セシリアや新聞記者アレクサンドラは言わずもがな。
凶悪犯罪者たちへ行われた拷問の数々は、対象が凶悪犯罪者だからなのか、個人的には読んでいて辛くはなかったが、カール
Posted by ブクログ
とうとう読み終わっちゃった
なるほどな〜……そうしてオメガに到達した彼はアルファへ帰るのかあ。
解説で言及のあったシックスセンスは観たことがないので比較できないんだけど、シャッターアイランドを思い出した。罪の重さに耐えきれなくて認知を自己改竄する話。
骨の盗難は防犯カメラの描写的にも内部犯しか考えられないしローケの自作自演なのでは?とは思ってたけどヴィンセントも無自覚の自作自演だったか…。
"家族"のそれぞれが彼だったと思うと、彼と"家族"/"家族"同士のこれまでの関係の動きも色々考えさせられるなあ。
最初に冷笑(達観)をそばに置
Posted by ブクログ
嘘だといって………………ペーデル……………………………。
魔術師の匣で、ヴィンセントもミーナも日本人的感覚からしたら行動がちぐはぐでイマイチよくわからないし不信感もあるな〜と思いつつも、なんで最後までするする読めたかよくわかった。
もちろん結末が気になる気持ちが中心にあるんだけども、解説にあった通り、『特捜班メンバーへの愛着』が生まれてたんだろうな……。
前作では今作がキーになるミーナには特別大きな動きはなかったけど、彼女以外のメンバーはそれぞれ私生活において悩みつつも事件が進むのと並行してちょっとずつ私生活や意識に変化があって、事件が終わった後にはそれぞれが明るい未来への兆しを見せてくれ
Posted by ブクログ
アイスランドの伝承文学サーガの簡潔な文章を目指している作家、アーナルデュル・インドリダソンを意識しているのだろうか、短文で書かれている。そのため、登場人物の多さや上・下巻のボリュームが気にならずにサクサク読み進められた。
共に生きづらさを抱えたミーナとヴィンセントが出会い、お互いをいたわりあいながら、特捜班の個性的なメンバーと共に連続殺人事件解決に挑む。
ミーナは潔癖症で薬物乱用から抜け出すために苦しんでいる。熱いシャワーで身体が真っ赤になるほど流し続ける。手は消毒液でガサガサ。コットンショーツは使い捨て。
社交面で苦労しているヴィンセントは、目に入る物全てに対しての秩序と構造と偶数