作品一覧 2023/06/30更新 リディア・チン&ビル・スミス・シリーズ 試し読み フォロー リディア・チン&ビル・スミス・シリーズ 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> S・J・ローザンの作品をすべて見る
ユーザーレビュー その罪は描けない S・J・ローザン / 直良和美 CL 2023.8.23-2023.8.24 今回の語り手はビル。 「おれが犯人だと証明してくれ」という、いかれた天才画家サムの依頼で殺人事件を捜査することになる。サムは、まあ、どこか精神疾患があるんだろうなと思わせる変わり者だけど、非常にチャーミング。惹きつけるものがある。だからこそ真犯人はちょっ...続きを読むと悲しかった。 ビルとリディアの関係も安定してきて、これからも楽しみなシリーズ。 Posted by ブクログ その罪は描けない S・J・ローザン / 直良和美 リディア・チン&ビル・スミスのシリーズ第13作目。今回は、ビルのパートです。前作「南の子供たち」が、かなり面白かったので、今作も期待大です。 ビルの元に、殺人者で有り、かつての依頼人、現在は、画家として活躍しているサムが、「殺人事件の犯人だと証明してくれ」という依頼を持ち込みます。興味を引く面白い出...続きを読むだしですが、途中までは、展開も遅く、退屈で読むのを諦め掛けましたが、残り3/4の所、ある殺人が起きた所から、一気に物語が、加速します。最後の最後には、お約束の反転シーンも有ります。伏線回収も含めて、残り1/4は、お見事です。 ☆4.5天才には、生きづらい世の中です。 Posted by ブクログ その罪は描けない S・J・ローザン / 直良和美 今回はビル視点で話が進む。 彼の回は、ハードで、痛みが伴い、事件が解決した後もやるせ無さを感じる印象だが、今回は違った。 だが、もちろん面白い! ページを捲る手を止めさせない話運び、軽妙でユーモアのあるやりとり、リディアとの関係、憎たらしくてイラッとさせる登場人物、反対に魅力的でタフな人物。 中でも...続きを読むリディアのお母さん、彼女は最高だという点では満場一致だと思う。 きっと次作が出るだろう来年が待ち遠しい。 Posted by ブクログ 南の子供たち S・J・ローザン / 直良和美 大変ご無沙汰、帰ってきたリディアとビル。今回はホームグラウンドのニューヨークを離れて、完全アウェーのミシシッピーが舞台。私も彼女と同様、南部に中国人のコミュニティーがあったとは知らなかった。歴史的な事柄として、ペーパーサン(書類上の親子関係)となってアメリカに渡り、苦労した移民がいたことは知っていて...続きを読むも、その事実がそう遠くない過去であったと知った時のショック。南部という地域性と相まって、リディアが出会う衝撃は読者が受ける衝撃と同じだ。 シリーズをずっと読み続けてきた私に取っては、ラストにやっと肩の荷が降りたと言いましょうか。やっとここまでって感じ。絶版になった過去作品も是非復刊して多くの人に読んでほしい。 Posted by ブクログ 南の子供たち S・J・ローザン / 直良和美 CL 2022.7.7-2022.7.10 Paper Son 8年ぶりのリディア&ビル。 昔好きだったシリーズは安心して読める。 南部での黒人のみならず有色人種への差別。 過去の話ではない。現在も厳然と残っている。 アメリカに限ったことでもない。 事件の真相やラストの出来事で、気持ちよく読み終...続きを読むえることができた。 Posted by ブクログ S・J・ローザンのレビューをもっと見る