作品一覧 2023/06/19更新 越境者 試し読み フォロー 発火点 試し読み フォロー 猟区管理官ジョー・ピケット・シリーズ 試し読み フォロー 猟区管理官ジョー・ピケット・シリーズ 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> C・J・ボックスの作品をすべて見る
ユーザーレビュー 熱砂の果て C・J・ボックス / 野口百合子 講談社文庫はルーロン知事のように任期が切れ、創元推理文庫はネイトロマノフスキのように寡黙で語らない。 日本での最新刊を読み終えた今、次作が出るまで途方に暮れているしかないのか? 日本語訳ピケットシリーズは一年に一回しか出版されていない。 ピケットファンの皆さん、これでいいと思いますか? アメリカでは...続きを読む既にこの作品以降5作も出版されているんですよ。(Wikipediaによる) 今回のシェリダンは大学生なのに、アメリカの最新刊では30歳に近くなっているはずなんです。 どうかどうか一刻も早くアメリカに追いついてください。 水源のない荒野で喉が渇いたエルク状態です。 いや、風雪に晒されるヤマヨモギの気分です。 Posted by ブクログ 発火点 C・J・ボックス / 野口百合子 猟区管理官ジョー・ピケット・シリーズ、13作目。(電子書籍を別にすると12作目) 「鷹の王」に続く作品。 今作から版元が創元推理文庫に代わって、引き続き発行されてます。 ジョー・ピケットは広大なワイオミング州で、国立公園を管理する仕事を愛し、大自然に日夜触れている男。 一見ごく普通の善良な人物だが...続きを読む、小さな兆候も目に留め、どんな難題にも愚直なまでに対処し、逃げることなく突き進む。 その結果、豪放な知事には信頼されているが、与えられた車両は何度も大破、堅苦しい上司とは反りが合わない。 環境保護局から、裁定指令を持ってやってきた役人二人がいた。ジョーの知人のブッチの所へ。彼らはなぜか、武器を所持していた。 ところが、死体で発見され、ブッチは最有力容疑者に。 ブッチは工務店を営む寡黙な男で、ジョーの娘ルーシーの親友ハナの父親だった。 たまたまブッチに出会っていたジョーは、事態に不審を覚えます。 環境保護局のバティスタという癖のある人物が強硬策を取ろうと躍起となる。命令を受けた捜査官アンダーウッドは、慣れない乗馬用の馬に乗った部下らを従え、険しい山中に分け入るのだ。 ジョーはブッチの命を守ろうと同行することに。 一方、妻のメアリーベスは、かっては有名だったホテルを改築し再開発するという企画に乗りますが、そちらにも難題が起こります。 8月半ば、前作から1年近く経ち、1作目からは13年ほどになるそう。(シェリダン7歳だったもんね。) ブッチに賞金が懸けられたと聞いた元保安官マクラナハンは案内人と銃の達人を連れて、ブッチの居所を探しに向かう。 ジョーの宿敵ともいうべき強欲なマクラナハンと、いい加減男の案内人、おまけに銃を撃ちたくて仕方がない男まで加わった大混乱。 そもそも環境保護局がブッチに押し付けてきた難題が非情過ぎて、先を読みたくなくなるほどなのだが。 いえ、どんどん意外な展開していきますからねえ~(笑) 事件は実際に起きた出来事を反映しているそう。 経過はもちろん一捻り二捻りしてあり、森林火災まで起きて、大自然の中での決死の脱出行となる大迫力。 家族が晒される苦悩には、胸苦しくなりますが。 善意の折れない強さ、互いを守ろうとする熱い思いが切ない。 レベルの高い作品が続くことにも感嘆します。 Posted by ブクログ 嵐の地平 C・J・ボックス / 野口百合子 今までピケットシリーズに嵌って、胸躍らせながら既に10冊以上読んできた。 さて、何がこんなに私の琴線に触れるのだろうと考えたら、ふと浮かんだドラマがある。あの有名な「大草原の小さな家」だ。あのドラマにも嵌り、どれだけ毎回楽しみにして観たことか。 勝手な考えだが「ピケットシリーズ」と「大草原シリーズ」...続きを読むには共通点が多いような気がする。家族構成も似ている。大自然に囲まれているという舞台設定も似ている。 そして何よりも家族愛や正義とはという部分に共通点があるように思える。 まったく嵐の地平に触れませんでしたが、「大草原の小さな家」に夢中になった方は、その現代版としてピケットシリーズは十分に楽しめるような気がする。 Posted by ブクログ 熱砂の果て C・J・ボックス / 野口百合子 猟区管理官ジョーピケットシリーズ現時点最新作。いよいよネイトとのバディものになってきたなぁ。物語も前作にもましてインフレ化、国際政治的な陰謀が背景にあって、狩猟規則はもはやきっかけとか味付けにすぎない感じ。 ネイトがメインの話だから、そうなるのは必然で、それはそれでオモロいんだが、いったん基本に立...続きを読むち返って、牧場荒らすヤッカイなヤツとか地方政治の利権悪徳政治家とかそういうの相手に大自然の中で立ち回ってほしいなぁと思うファンのワガママ心理。 ところで、ネイトとメアリーベスの予知夢という話のきっかけは、剣客商売で美冬が男の夢を見たのが大治郎、という話を思い出し、何やら不穏な符合を感じたが気のせい? Posted by ブクログ 熱砂の果て C・J・ボックス / 野口百合子 スケール上がりましたね!007かミッションインポッシブルか、ってくらいです。もう猟区管理官の枠を越えてますよ。聞き及ぶあの方々のやり方の凄さには震撼させられます。そして、ネイトがカッコよすぎ。ルーロン知事の「おれの州」というセリフはいつも響きます。「わたしの◯◯」って胸張って言える対象を持ちたいもの...続きを読むです。彼がいなくなるの、寂しい、、。そして、またまた波乱ありそうなラスト。全く、ジョーは休まる暇ありませんね。 #夏の読書感想文 Posted by ブクログ C・J・ボックスのレビューをもっと見る