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「C・J・ボックス」の「猟区管理官ジョー・ピケット・シリーズ」「越境者」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「C・J・ボックス」の「猟区管理官ジョー・ピケット・シリーズ」「越境者」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
毎年、一作楽しみに待ち焦がれるシリーズ新作が今年も順調に登場。現代の西部劇。最近、海外旅行に出たり、Liveとその練習に時間や気持ちが優先されて(←言い訳)、こんなに愛読しているシリーズ作品を、今頃読んでいる。さて本シリーズは、そもそも単独完結作品として書き継がれてきたように思うが、時には複数作品を通して連続感のあるストーリーも増えてきていると思う。
初期の頃は「荒野のディック・フランシス」などと呼ばれて、読者としてもなるほどいいキャッチコピーだと納得していたものの、やはりフランシスのように毎作異なる主人公・異なる設定ではない。フランシスは設定を変えても、すべて同じハイ・レベルでのハード
Posted by ブクログ
シリーズ作品の難しい事は、毎回キャストを総動員しないといけないことだろう。
個性豊かなキャラが増えるごとに、読者は新作でお気に入りのキャラの登場を期待する。それを裏切らずに見せ場を作りつつ新作を書くのは並大抵のことではないだろう。
特にシリーズの魅力の一つが、雄大なオレゴンの自然の風景(そしてそこで熟成された人々の生き方・価値観)であるだけに舞台も変えにくいだろうし…。
そういった制限がありながらも、本作は見事にいくつかのエピソードを束ね、お馴染みのキャストを配置しラストまで一気に楽しめる仕上がりになっている。
キャストが年を取り(成長し)、すこしずつ言動が変わる辺りもリアルで、こちらも感
Posted by ブクログ
講談社文庫はルーロン知事のように任期が切れ、創元推理文庫はネイトロマノフスキのように寡黙で語らない。
日本での最新刊を読み終えた今、次作が出るまで途方に暮れているしかないのか?
日本語訳ピケットシリーズは一年に一回しか出版されていない。
ピケットファンの皆さん、これでいいと思いますか?
アメリカでは既にこの作品以降5作も出版されているんですよ。(Wikipediaによる)
今回のシェリダンは大学生なのに、アメリカの最新刊では30歳に近くなっているはずなんです。
どうかどうか一刻も早くアメリカに追いついてください。
水源のない荒野で喉が渇いたエルク状態です。
いや、風雪に晒されるヤマヨモギの気分
Posted by ブクログ
猟区管理官ジョー・ピケット・シリーズ、13作目。(電子書籍を別にすると12作目)
「鷹の王」に続く作品。
今作から版元が創元推理文庫に代わって、引き続き発行されてます。
ジョー・ピケットは広大なワイオミング州で、国立公園を管理する仕事を愛し、大自然に日夜触れている男。
一見ごく普通の善良な人物だが、小さな兆候も目に留め、どんな難題にも愚直なまでに対処し、逃げることなく突き進む。
その結果、豪放な知事には信頼されているが、与えられた車両は何度も大破、堅苦しい上司とは反りが合わない。
環境保護局から、裁定指令を持ってやってきた役人二人がいた。ジョーの知人のブッチの所へ。彼らはなぜか、武器を所持
Posted by ブクログ
今までピケットシリーズに嵌って、胸躍らせながら既に10冊以上読んできた。
さて、何がこんなに私の琴線に触れるのだろうと考えたら、ふと浮かんだドラマがある。あの有名な「大草原の小さな家」だ。あのドラマにも嵌り、どれだけ毎回楽しみにして観たことか。
勝手な考えだが「ピケットシリーズ」と「大草原シリーズ」には共通点が多いような気がする。家族構成も似ている。大自然に囲まれているという舞台設定も似ている。
そして何よりも家族愛や正義とはという部分に共通点があるように思える。
まったく嵐の地平に触れませんでしたが、「大草原の小さな家」に夢中になった方は、その現代版としてピケットシリーズは十分に楽しめるよう