富永和子の作品一覧
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ユーザーレビュー
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3部作とは知っていたけど、嗤う猿のエンディングがあまりにも!だったので感想難しい…なんせなにもほとんど解決してないから。むしろこれは悪の猿と、嗤う猿上下くらいの緊密度だと思う。
嗤う猿に関してはネタバレせずには語れないかな…
明らかに親ないし姉の罪を娘や妹に償わせる形で綺麗に完結した前作からする
...続きを読むとまず本作は、4MKが真犯人なのか?そのつながりは?という謎から入る。若い女性というか少女の手の込んだ殺害ではあるけど、前作のように順番に体の一部が送られてくることで親が苦しむわけではない。娘が死ぬとその親が殺されるパターンは、前作のように贖罪を求めているのではなく、単なるセット?とも見える。残された家族の悲痛が強く描かれているわけでもないので。
そしてえ、そこまで?なんで?というほど前作の主人公でもあるピーターに固執する4MK。前作も不気味だったけど今回はその比じゃなく、さらに怖い。子供の頃の日記を丁寧に準備したり土地や家屋の名義をピーターのものにしたり。
えー!
ピーター、ピーターを信じる仲間チーム、ピーターを疑うFBI、そして実行犯と、そこにまたちらほら出てくる4MKの影、前作の続きの少年の日記。切り替わる場面が多いのに疲れず読める。ものすごい面白さとスピード感、これでもか、と突きつけられる衝撃。すごー。
英語でめちゃくちゃ驚いた表現をjaw dropping (顎が外れる)って言うけど、外れた顎が地面に届くくらいびっくり。
唯一の私の失敗は、電子で買ったらなぜか順番が変に本棚に出てしまって、悪の猿の次に猿の罰の最初を読んでしまったこと…うう。おかげで2作目の1番のショックポイントで驚けず…恨むよ電子書籍!
まあそれでも本当に楽しめた。第3作、これはもう一気読み必至!
Posted by ブクログ
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久々に一気読みするミステリーを見つけた。
文中にも親切に登場人物のメモが出てくるが、それがなくてもわかりやすく読めた。
いろんな伏線がちらばめられている事も十分わかったため今後が楽しみです。
Posted by ブクログ
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被害者を誘拐し、その家族の元へ切り取られた耳を送りつけ、次に目、最後に舌を送りつけるという全米を震撼させている連続殺人鬼「四猿」。
その四猿 = 4MKの自殺から物語は始まる。新たな被害者のものであろう新鮮な耳が入った小箱と共に。
4MKの過去を追体験させる日記と、リアルタイムで監禁されている少女を
...続きを読む追う現在編が交互に展開される。4MKはどのようにして"造られた"のか、その手口・殺人の目的は何なのか、が日記と現代の捜査が立体的に折り重なって暴かれていく様が面白い。
なにより一番最初、連続殺人犯の自殺というショッキングな出来事から始まるプロットの巧さ。
ジャンル的にはサイコサスペンス。作中でも登場するが『セブン』を思い起こさせる。
Posted by ブクログ
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良かった点
・前2作の伏線やアンソン達の目的が丁寧なものも雑なものも含めて解明されている
・長いけど、沢山の視点が入り混じるので飽きない
ちょっと疑問に思う点
・ウェルダーマンとストックスは具体的にいつ殺害されたのか(日記での描写はヒルバーン夫人の証言から否定)
・何故ウィーゼルやティーガンはサム
...続きを読むのことを皆に言わなかったのか
ずっとサムが報われることを信じて読み進めていたのでこの終わりは個人的には満足です。
トイレでのアンソンとサムの会話は日記の中のアンソンと話しているかのような幼さを感じました。
作者あとがきにて映像化されることが決定しているようなので、クリミナルマインドや映画SE7ENとかmozuとかが好きな人にはお薦めしたいです。
Posted by ブクログ
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#猿の罰
#JDバーカー
#富永和子
四猿シリーズ三部作、完結編。
前作『嗤う猿』から、ノーブレーキのまま今作に突入。
起・承は『嗤う猿』で済ませてるので、
ひたすら「転」「転」「転」
もはや、何がどうなってるのかわからなくなる。
???頭はパニック寸前。
内容は何を書いてもネタバ
...続きを読むレになるから書けませんが、衝撃の結末まで最高のエンタテイメントでした。
オススメです。
相変わらず、気分が悪くなるほどのグロさはあるのでご注意を。
それと『悪の猿』『嗤う猿』を読んでないと話はわかりませんので、必ず先にそっちを読んでからどうぞ。
#今回も600ページ越え
#でもあっという間
#ノンストップ
#何が本当かわからなくなる
#トリハダたちまくり
#衝撃の結末
#読書っていいね
Posted by ブクログ
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