悪の猿

悪の猿

1,150円 (税込)

5pt

見ざる、聞かざる、言わざる――四番目の猿は死をもたらす。
連続殺人鬼<四猿>が突然の自殺。遺されたのは謎の日記。

邪悪で素晴らしいものを生みだす、才能ある作家。――ジェフリー・ディーヴァー

ここ数年読んだ中でも最高の始まり。その期待を裏切らない。――ジェイムズ・パタースン

J.D.バーカーはその独創性で、信じがたい悪役と予想を裏切る展開を作った。――ジャック・ケッチャム

シカゴを震撼させる連続殺人犯“四猿”。「見ざる、聞かざる、言わざる」になぞらえ被害者の身体の部位を家族に送りつけてから殺す手口で、長年捜査を進める刑事ポーターも未だその尻尾を掴めずにいた。だが事態は急変する――四猿と思しき男が車に轢かれ死んだのだ。しかも防犯カメラにより、ただの事故ではなく自殺と判明。所持品には四猿の日記が。日記を読み始めたポーターは、新たな歪んだゲームに呑まれていく……。大御所作家がこぞって絶賛する、スリラー界の新星登場!

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悪の猿 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    久々に一気読みするミステリーを見つけた。
    文中にも親切に登場人物のメモが出てくるが、それがなくてもわかりやすく読めた。
    いろんな伏線がちらばめられている事も十分わかったため今後が楽しみです。

    1
    2022年03月31日

    Posted by ブクログ

    被害者を誘拐し、その家族の元へ切り取られた耳を送りつけ、次に目、最後に舌を送りつけるという全米を震撼させている連続殺人鬼「四猿」。
    その四猿 = 4MKの自殺から物語は始まる。新たな被害者のものであろう新鮮な耳が入った小箱と共に。
    4MKの過去を追体験させる日記と、リアルタイムで監禁されている少女を

    0
    2021年09月06日

    Posted by ブクログ

    #悪の猿
    #JDバーカー
    #富永和子
    猟奇殺人鬼と、
    それを追い続ける刑事との、
    緊迫した駆け引きが味わえる、
    ノンストップ刑事小説。
    犯人の日記のパートと
    現実の捜査のシーンが交互に進む構成で、
    どんどんページが進みます。
    圧倒的なリーダビリティ。
    中だるみ無しの最高に面白い本でした

    0
    2021年02月11日

    Posted by ブクログ

    ちょっと間があきましたが、再開してからは一気読みでした。いやはや、大変にスリリングな展開です。すごい家庭に育ったものですねえ。最終的に極悪人成敗が目的だったようですが、それまでの犠牲者にもきっと意味があるのでしょう。ラストも非常に象徴的。そういうことを解き明かしてくれそうな続編、否応無く期待が高まり

    0
    2020年04月29日

    Posted by ブクログ

     そもそもが幽霊のルポなどもやっていた文字通りの「ゴースト・ライター」だった。魔女の小説を書いてブラム・ストーカー賞候補になったことでデビューした新進作家の作品である。デビュー二作目にして、怪談話ではなく、サイコ&バイオレンスな警察小説を描いた本書は、圧倒的な物語構築力がアメリカン・スリラー界の注目

    0
    2020年04月13日

    Posted by ブクログ

    若い女性ばかり殺す四猿。悪いことをしている者の娘などの耳を本人に送りつけて後に殺す。何年も未解決になっていたら、バスに自ら突っ込んで死んだ者の持ち物から切り取った耳が出てきた。送り先は大富豪。四猿が死んでしまったのか。富豪の非嫡子の娘が行方不明になっている。彼女はどこに?

    物凄く面白かった。大好物

    0
    2020年03月29日

    Posted by ブクログ

     ジェフリー・ディーヴァーらからの賛辞とあったけど、間違いなくそれにふさわしい面白さだった。一気読みに近い感じで読んだ。
     日光東照宮の三猿をモチーフにはしているけど、意味は違ってる。そこは日本人ならわかってくれるはず?これが正しいと思われたら嫌だな。
     主人公の奥さんのことは最初から違和感はあった

    0
    2019年10月14日

    Posted by ブクログ

     まず最初に書いておきたいのですが、この作品すっごく面白いです。 少しでも興味があるなら読むのをおすすめしたい!
     約600ページとボリュームがありますが視点の移動が激しいからか途中でダレたりすることもなく最後まで読めてしまいます。視点がコロコロ変わると、「えっ、主人公はどうなっちゃうの?」とか焦

    0
    2019年01月11日

    Posted by ブクログ

    J・D・バーカー『悪の猿』ハーパーBOOKS。

    大昔の扶桑社の海外ミステリーを思わせるようなサイコ・ミステリー大作。連続殺人犯『四猿』の狂気を最後まで見事に描き切っている。

    日光の『見ざる、聞かざる、言わざる』に準え、被害者の耳、眼、舌を切り取り、家族に送り付け、最後には殺害するという残酷な犯行

    0
    2018年08月28日

    Posted by ブクログ

    面白い!3部作なので続けて次の本を手に取った。
    気になったのは犯人の日記。
    これは、日記では無く告白だ。
    それと、犯人は小説家じゃないんだから、告白の文章が上手すぎる。
    告白や日記と言うなら、もう少し書き方に工夫が欲しい。
    目まぐるしく視点が変わり、僕の苦手な構成だけど気にならない程、面白かった。

    0
    2024年07月28日

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