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Posted by ブクログ
読み終わりました。全部で2千頁を超える大作。必死に着いて行かないと迷路に入り込みそうになる。
登場人物(殺害された人、司法側の人達、犯人側の人達)の人数が、どんどん増える。
もう、誰が誰だか分からなくなる。何をしたのか、何処で出てきたのか、数人の人に関しては諦めた。
物語の伏線回収が完全では無く、謎のままの部分が有ると思うけど、僕の読解力や記憶力が足りないせいで、そう思うのか?
最後も、悲しくて救いのない結末で後味が悪い。
主人公の今後が気になるので、この主人公の今後の話が読みたい。シリーズ化してくれ。
ともかく、面白かったのは間違いないけど、大食いチャレンジみたいで、完食出来てない感じがする。
本当は、もう一度、最初から読めばもっと深く内容を理解出来て、もっと面白く感じる事が出来ると思うけど、僕には無理だな~。
最後に「嗤う~」の冒頭のサムが目をえぐられそうになるシーンの続きって、どうなったの?
Posted by ブクログ
#猿の罰
#JDバーカー
#富永和子
四猿シリーズ三部作、完結編。
前作『嗤う猿』から、ノーブレーキのまま今作に突入。
起・承は『嗤う猿』で済ませてるので、
ひたすら「転」「転」「転」
もはや、何がどうなってるのかわからなくなる。
???頭はパニック寸前。
内容は何を書いてもネタバレになるから書けませんが、衝撃の結末まで最高のエンタテイメントでした。
オススメです。
相変わらず、気分が悪くなるほどのグロさはあるのでご注意を。
それと『悪の猿』『嗤う猿』を読んでないと話はわかりませんので、必ず先にそっちを読んでからどうぞ。
#今回も600ページ越え
#でもあっという間
#ノンストップ
#何が本当かわからなくなる
#トリハダたちまくり
#衝撃の結末
#読書っていいね
Posted by ブクログ
『悪の猿』『嗤う猿』に続くノンストップ・スリラーの三部作完結編。三作でワンセットの巨大なストーリーとなっているため、一作目から読んで来ずにいきなり本書を手に取ってしまうと大変なことになる。要は続き物なので、ここから読んでも何のことやら何もわからないだろう。そのことを最初に断っておきます。注意書き付き作品。
前作で、主役のサム・ポーターに対し、新たなFBIの捜査官フランク・プールという第二の主人公的存在が登場。複数主人公型の物語へと変化したのだが、本書ではポーターを主軸とした描写は激減する。それどころかポーターが疑われるべき側に徐々に変化してゆく、という逆転の発想がストーリーに盛り込まれてゆくのだ。善悪が鏡のように向かい合わせになって進行する迷宮ストーリー。
さらに、メインストーリーの影となって、重要な秘密と過去の恐るべき犯罪を語ってきた日記は、その後も劇的な展開を迎え、本書では新たな秘密を語り継いでゆく。殺人者の真実。被害者たちの真実。また日記自体の真偽が問われるばかりか、日記そのものが大掛かりな事件全体の仕掛けではないかとまで疑われる怪しい存在となる。
現在と過去、捜査側と犯罪者側、罠のまた罠。そうした重層構造が、作品を紡ぐ最も大きなトリックであるかに思える。
短い断章を積み重ね、猫の目のように視点を次々と変えて、動きを止めないジェットコースター・ノヴェル。その性格は三作目にしてさらに加速する。ページの厚さが気にならない疾走感に身を委ね、この世の悪との、めうるめく知と知の闘いに身を任せよう。そんなウルトラ・エンターテインメント掉尾を飾る一冊が本書である。
ラストの作者あとがきを読んで、闇の人身売買サイトが実在していたことを知った。作者の眼のつけどころ、下調べは、この疾走ストーリーに重さを与えるものだが、社会の歪みや悪が人間をどのように変えてしまうのか、という恐怖は最後の最後まで残る。特に失われた子供たちの時間と、歪められる価値観、などの極めて人間的な問題はラストページまで持ち込まれる。
仕掛けだらけのストーリーの奥にある人間の正義の問題はこの三部作にとって極めて重要でありながら、妙に余韻を残す。一作目の一ページ目から是非味わって頂き、どうにかここに辿り着いて頂きたい。何よりも一気読みがおすすめ、そしてネタばらし厳禁です。
Posted by ブクログ
J・D・バーカー『猿の罰』ハーパーBOOKS。
待ちに待った続殺人鬼『四猿(4MK)』三部作の完結編。『見ざる、聞かざる、言わざる』に加え、『悪をなさざる』で『四猿』ということか。恐ろしい過去と『四猿』の仕掛ける壮大な復讐……前の二作はほんの触りに過ぎなかったかのような衝撃のラスト。
前作の衝撃のラストからの続きが描かれる。連続殺人鬼『四猿』の狡猾な罠に嵌まり、窮地に陥るサム・ポーター刑事。『四猿』の正体が実はサム・ポーターだという情報に翻弄される警察。
加速度を増す『四猿』の犯行とおぼしき殺人事件。そして、何故か『四猿』ことアンソン・ビショップが警察に出頭するという急展開。全ての疑惑がサム・ポーターに向けられ、窮地に立たされるサムは……
日光の『見ざる、聞かざる、言わざる』に準え、被害者の耳、眼、舌を切り取り、家族に送り付け、最後には殺害するという残酷な犯行を繰り返す連続殺人鬼『四猿』の目的は……
本体価格1,191円
★★★★★
Posted by ブクログ
Speechless. 言葉もないよ…といいつつ語るが、3部作堂々の完結、緻密に張り巡らされた虚々実々の物語を、あらゆるミスリードと伏線に足をとられつつ、ラストにたどり着いてみれば驚愕の地平…いや水平線かな…呆然と眺めたよ。こんな広がった話をどうたたむのと思っていたが、力技ではなく、本当に丁寧にカチリカチリとパズルがはまり、あたかもピタゴラスイッチ…いや、何の話だ。
これ、1作目で読みやめるならそれでよし。その先行くなら3部作一気読みに限るね。
極上のミステリーであり、また善と悪はどこでどう分かれるのかを考えさせられる読書体験。どちらにも、誰にも大切な人があり、奪われれば復讐せずにいられないし、些細なできごとや誤解で属する側は変わるのだ。
翻弄されながら自分を信じ続ける主人公に乾杯。せつなきアンソンにも。
ところで1作目の感想で、ビショップをハニバル・ザ・カニバルに例えたけれど、今作の終盤では意外な人がレクター博士ジョークの対象にされててニヤリ。
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小説・文芸
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