ピラミッド

ピラミッド

北欧ミステリの帝王、ヘニング・マンケルが生んだスーパースター、イースタ署の刑事クルト・ヴァランダー。そんなヴァランダーが初めて登場したのは、ガラスの鍵賞受賞の『殺人者の顔』だが、本書は、ヴァランダーがまだ二十代でマルメ署にいた頃の「ナイフの一突き」「裂け目」から、イースタ署に移り、ベテランとなった「海辺の男」「写真家の死」を経て、『殺人者の顔』直前のエピソードで、飛行機墜落の謎と手芸洋品店放火殺人事件を追う「ピラミッド」に至る、5つの中短篇を収録。ヴァランダーの知られざる過去を描いた、贅沢な作品集。

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ピラミッド のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ここに来て刑事クルト・ヴァランダーの若かりし頃を描いた中短編集

    20代、30代、40代のヴァランダーが躍動します

    もうシリーズも終わりなのに!
    もっとヴァランダーが好きになってしまったではないか!
    別れが辛くなるじゃないか!

    とにかく欠点が多い
    それがヴァランダー
    特に惚れっぽい上に未練たらし

    0
    2025年01月25日

    Posted by ブクログ

    刑事クルト・ヴァランダーの短編集です。
    スウェーデンのミステリ。
    さすがの味わい、若き日の姿を読むことができたのも嬉しい。

    クルト・ヴァランダーがまだ22歳でマルメ署にいた頃の「ナイフの一突き」から年代を追って話が進みます。
    まだ若いが先輩の刑事に見込みがあると思われていて、ただし絶対に一人では行

    0
    2021年05月03日

    Posted by ブクログ

    「1990年代のシリーズで描かれる時期の以前のクルト・ヴァランダー刑事」が5篇在り、それが集まった1冊が本書である。
    事件が発生し、色々と迷いながら、各々の切っ掛けで突破口が開かれ、解決して独特な余韻…というクルト・ヴァランダー刑事のシリーズの面白さ、魅力が高密度で詰まった一冊で、主人公との「再会」

    0
    2019年05月16日

    Posted by ブクログ

    刑事ヴァランダーの番外編。まだ捜査官になっていない20代から、シリーズ第一弾直前の40代までの短編集。シリーズのファンだからこそ楽しめる一冊。最後の中編「ピラミッド」は相変わらずの父親の破天荒ぶりに、リードベリと同様、思わず笑ってしまうエピソード。ヴァランダーシリーズ、あと2冊しかないのか〜。首を長

    0
    2018年05月13日

    Posted by ブクログ

    ヘニング・マンケル『ピラミッド』創元推理文庫。

    クルト・ヴァランダー・シリーズの中短編集。若き日のクルト・ヴァランダー刑事の活躍を描く。『ナイフの一突き』『裂け目』『海辺の男』『写真家の死』『ピラミッド』の5作を収録。

    スウェーデンのハリー・ボッシュと言うべきこのシリーズについてはもはや何ら文句

    0
    2018年05月06日

    Posted by ブクログ

    北欧ミステリの帝王ヘニング・マンケルが生んだ名物刑事、クルト・ヴァランダー。そんな彼が初めて登場したのは『殺人者の顔』だが、本書はヴァランダーがまだ二十代でマルメ署にいた頃の「ナイフの一突き」「裂け目」から、イースタ署に移ったばかりの頃に遭遇した事件「海辺の男」「写真家の死」を経て、『殺人者の顔』直

    0
    2018年05月05日

    Posted by ブクログ

    ヴァランダーシリーズ、エピソード0とでも言ってもいかな?!
    若かりし頃のヴァランダーや、父親とのエピソード等、バラエティーにとんだ数々。
    良作ではある!

    0
    2021年05月02日

    Posted by ブクログ

    ヴァランダーが20代の新米警官時代から、40代の中年刑事まで、モナ(若い時はガールフレンド、その後結婚して別居)や父親との関係に悩みながら持ち前の勘と粘り強さで事件を解決する姿を描く。
    いつもながら実直なヴァランダーとそれを取り巻く、こらまた実直な刑事たち。みんな何かに悩んでるのは一緒だな。そんな人

    0
    2021年04月18日

    Posted by ブクログ

    これまで長編ばかり読んできたが、これが初めての短編、中編をまとめたもの。どうかしらと思っていたのだが、期待と予想を大きく裏切る読み応えのある1冊だった。とにかく面白い。

    0
    2018年09月23日

    Posted by ブクログ

    刑事ヴァランダーシリーズ番外編。
    ヴァランダーがまだ新米巡査だったころからシリーズ第一作「殺人者の顔」直前までの中短編五編。
    新米巡査なのに刑事の真似事をして、禁じられている単独行動の末に撃たれてるし、その後、念願の刑事になっても相変わらず単独行動を繰り返しては時に銃撃戦になったり揉み合いになったり

    0
    2018年07月20日

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