黒い空

黒い空

小説・文芸
2,799円 (税込)

13pt

レイキャヴィク警察の犯罪捜査官シグルデュル=オーリは、友人から厄介な相談を受けていた。妻の姉夫婦がいかがわしい写真を撮られ、それをネタにゆすられている。表沙汰にならないように写真のデータを取り戻してほしいというのだ。恐喝者である女性の家に行ってみると、女性は頭から血を流して倒れており、シグルデュル=オーリ自身も何者かに殴られて昏倒してしまう……。犯罪捜査官エーレンデュルが行方不明のなか、同僚のシグルデュル=オーリが自らが巻き込まれた殺人事件の捜査を進める。北欧ミステリの巨人の人気シリーズ第8弾。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外ミステリー
  • 出版社
    :
    東京創元社
  • タイトル
    :
    黒い空
  • タイトルID
    :
    1878134
  • ページ数
    :
    398ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年06月30日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

黒い空 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いつものように、どんどん惹き込まれました。しかし、エーレンデュルとエリンボルクの登場については、星3つです。

    0
    2026年03月14日

    Posted by ブクログ

     アイスランド発のミステリーということで滅茶苦茶希少価値の高い翻訳ミステリーのシリーズ最新作。そもそもレイキャビク警察のエーレンデュル捜査官のシリーズなのだが、レギュラー刑事が他に二人いて、前作『悪い男』では女性刑事エリンボルクが主役を務め、本書では残る一人の刑事シグルデュル=オーリが主役を務める。
     かつてのエド・マクベイン(この作家には生前に会ったことがありますよ)著87分署シリーズを思わせる警察小説シリーズ。
     何と言っても人口30万という小さな国アイスランド発のミステリーというところが楽しい上、その内容も充実したシリーズであり、本書でも人間模様とその深みをやっぱりしっかりと味わえました。
     できれば最初の『湿地』から順番に読んで欲しいところだけれど、すべて単独作品としても面白いおススメシリーズであります。

    0
    2026年02月05日

    Posted by ブクログ

    アイスランドを代表するミステリー、エーレンデュル捜査官シリーズの第8弾である

    前作に引き続きエーレンデュルは不在で、今作ではエーレンデュルの部下の傲慢野郎シグルデュル=オーリが主役を務めます

    第1作からのレギュラーメンバーとの付き合いも長くなりました
    懐かしいなぁ…
    あの頃はまだ経験不足のくせにやけに自信だけはたっぷりで、見当違いのことばっかり言ってたっけ

    そして今回もやけに不遜で、自分の考えだけで突っ走る
    こいつぜんぜん成長しねーなーと思っていたのですが…

    ちなみにシグルデュル=オーリとは本当に長い付き合いなのですが、実はほとんど彼のことをシグルデュル=オーリと呼んだことがありません
    いつも「シングルデュオーリ」って呼んでます
    なぜならその方が発音しやすいからw
    いやアイスランド人の名前の発音ムズいって、恐らくほんとはカタカナでは表現できないんだよ

    あと、主人公のエーレンデュルは「エーレンデュエル」、もうひとりの主要メンバー・エリンボルクは「シンボルク」って呼んでます
    その他の人の名前は全く覚えてません

    翻訳ものを読むときに名前が読みづらいとか覚えにくいって人にたまに聞かれます「どうしてるの?」って
    お答えしましょう!
    ちゃんと読んでないし、ちゃんと覚えてません
    そんなもんです

    はいはい、本編ね
    相変わらずの重〜いテーマです
    人間の果てのない欲望と止まらない暴力についてです

    そして傲慢野郎は傲慢野郎なりに「警察官」だったということでした
    彼もまた『黒い空』の下、絶望に飲み込まれそうになりながら、必死に「青い空」を手繰り寄せようとする「警察官」だったのです

    頑張れ!闘う「警察官」たち!

    0
    2025年08月15日

    Posted by ブクログ

    ★5 恐喝から発展、重なり合う凶悪事件… 背後にあるのは、欲望の黒い空と少年の叫び #黒い空

    ■あらすじ
    アイスランドの犯罪捜査官、シグルデュル=オーリは友人から相談を受けていた。妻の姉夫婦が猥褻な写真をとられ、恐喝にあっているというのだ。彼は恐喝者である女性に話をつけに家に行くが、なんと女性が血を流して倒れていて…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    ★5 北欧ミステリーの雄、エーレンデュル捜査官シリーズの最新作。

    とはいえ本作ではエーレンデュル捜査官は休暇中のため登場せず、シグルデュル=オーリ捜査官が視点人物になります。これまでのシリーズ作を読んでなくても楽しめますのでご安心を、前作までのネタバレもありません(ちなみに私も未読です)。

    まず声を大にして言いたいのは、主人公のシグルデュル=オーリの人間性ですよ。ヤな奴! でも愛おしすぎる!

    警察官であるにも関わらず、自分の思うような行動をし続けるという剛腕&破天荒っぷり。周囲に気が利かず、常に自分の価値観が正しいと思い込んでる昭和のおっさんですよ。そりゃ仕事仲間からも嫌われるし、元妻からも嫌われるっつーの。

    でもね、こんなオヤジでも言い放つセリフは筋がとおってるんです(同意できるかは別として)。正論を吐かないよりは、吐くほうが絶対いいと思うんですよね。時折、反省する様子も可愛いですし、私は結構好きです。まぁ友達にはなりたくないけど。

    そしてヨーロッパの警察小説ってシブくていいのよ。次々と場面展開するようなエンタメ性は少な目だけど、じっくりと捜査をして、事件を読み解いていく感じがたまらなくイイ。

    本作は恐喝から発展した殺人、マネーロンダリング、児童虐待と3つの事件が重なり合って展開していく。人間性は微妙でも、捜査官としての経験はあるシグルデュル=オーリの捜査は粘り強かったですね。

    不真面目でいい加減な性格の私だったら、とてもじゃないけど彼みたいに根気強く行動できないと思った。やるじゃん、シグルデュル=オーリ! ちょっとカッコイイかも。

    後半、事件の全体像が見えてきたあたりからはもう完全に夢中ですよ。そして終盤、思わず目が開かれるような真相が… いやー読み応えがありました。

    前作もそうでしたが、人間の欲望って何故こんなにも尽きないんでしょうか。幸せの分量を人から奪っても、その分だけ自分の幸せに追加されることはないと思うんだけどなー。本作ではその強欲っぷりを見事に描いていて、どれだけ人が人でなくなるか悲しいほどよくわかるのです。

    今回も読み応えたっぷりのミステリー、次回作も期待しています!

    ■ぜっさん推しポイント
    この小説を読んでいて一番心臓に突き刺さったテーマ。それは児童虐待がもたらす不幸。この行為がどれほど罪なことかよくわかるし、社会福祉や保護施設の重要性も納得できてしまう。

    本作では被害者の痛切な叫びが描かれるのですが、彼の行動や価値や判断基準を見てると、どこまでもどこまでも泣けてくる。人ひとりの人生をまるごと狂わせてしまうんです。

    親になったら子どもを大切にするのは当たり前。でもまずそれ以前に、自分自身がまっすぐ生きることが大前提なんすよね。だって影響与えてしまうのは子どもなんだもの。

    0
    2025年07月31日

    Posted by ブクログ

     シグルデュル・オーリが中心でストーリーが進んでいき、エーレンデュル、エリンボルクは出てこなかったです。
     シグルデュル・オーリの友人から事件の相談を受けて物語が展開されていくのですが、インドリダソンのミステリー小説と警察小説を足して2で割ったような流れが面白かったです。

    0
    2026年04月28日

    Posted by ブクログ

    前作に引き続きエーレンデュルがいないエーレンデュルシリーズ第8弾。今回はシグルデュル=オーリが主役。シッギと呼ばれてて全部これにしてほしいと思った。
    性的虐待、殺人事件、金融犯罪の3種類がテーマ。
    自分の不始末の後始末を他人に任せるとどんなことが起こるかわからない。シッギの家庭も友人も複雑。
    「アイスランドの社会構造の最小単位は家族でなく個人」とあって、日本もそうあってほしいと思いながら、でも他人との関係における葛藤は避けられないものだと思った。
    日本も児童ポルノにはもっと嫌悪感を持つ人が増えてほしいし、法律も弱者を虐げる人には厳しくしてほしい。

    0
    2025年12月31日

    Posted by ブクログ

    エーレンデュル捜査官シリーズ第8弾。

    今作品は、今までエーレンデュルの脇役捜査官だったシグルデュル=オーリが、友人から厄介な相談事を受けたことから始まる。

    スウィンガー・パーティーで撮られた写真がきっかけで起きた暴力事件が殺人事件となり、関わった者を捜査するうちに銀行員が絡んだ犯罪もまた、この事件と絡んでくる。
    もうひとつは、浮浪者で酒浸りのアンドレスと革製のマスクの男である。
    何故アンドレスが酒に溺れることになったのか、それは彼の少年の頃の出来事が関係していた。

    このシリーズの特徴といってもいいのが、捜査する者(シグルデュル=オーリ)の私生活が明らかになることである。
    彼の生い立ちと母親との関係、別れた妻ベルクソラへの未練などが、捜査中にも入ってくる。
    何事もなく捜査に邁進できる…わけでもなくちょっとした時間に母親との会話や父親の病気などで心乱されたりする。
    だが自身が複雑なだけに捜査においても良い意味で、人の感情に敏感になりプラスとなることも…と思ったりするのだが…。

    ラストで、革製のマスクと関わりがあるアンドレスを追った先に…。

    これも想像してしまう…。
    続編になるのか…
    そして、エーレンデュルの休暇は終わったのか、気になるところ。








    0
    2025年09月09日

    Posted by ブクログ

    アイスランドの作家によるアイスランドが舞台のミステリー。アイスランドは人口が40万人ほどで、金融立国であり観光立国でもある。舞台はアイスランドが所謂金融バブルが爆ける前で、書かれたのがはじけた翌年ということもあり、一部社会派寄りのミステリーとも捉えられるかも。
    3つの事件要素を絡めての進展はなかなか面白く飽きさせない。一つ難を言えば、慣れない人名と地名で悩まされる笑

    0
    2025年08月30日

    Posted by ブクログ

    大好きなシリーズ新作、これまでザ陰鬱を突きつけてくれたシリーズにしては、銀行がらみでちょっと軽い印象。それでも、アイスランドって全く、、と思わざるを得ないような事件の数々でいやはや、です。まあ、知らないだけで日本もそうでしょうけど。アンドレスが切なくて胸が痛みました。そして、久しぶりのメンバー登場で懐かしさでいっぱい。いつもはサブキャラのシグルデュル-オーリ、スカした奴かと思っていましたが、妻や両親との関係など深くえぐってくれてて、好感持てました。エーレンデュルはまだお出かけのようなので、サブキャラの皆さんで展開してくださっても全然OKです。

    0
    2025年08月22日

    Posted by ブクログ

    本作もエーレンデュルは不在。同僚のシグルデュル=オーリが殺人事件の捜査を進める様子が描かれる。
    エーレンデュルとは違い、やや気取り屋で熱血とは程遠いイメージのシグルデュル=オーリだが、本作では彼の生い立ちや、別れた妻や両親との関係も事件と並行して丁寧に描かれていて、彼の人間らしさに触れることが出来る。
    その生い立ち、特に母親との関係のせいで、人を見下すような態度をとってしまう不器用な彼が、父親や悲惨な生活を送っている人達に時折見せる優しさが愛おしい。
    事件の内容も読み応え十分で、次作へと続くであろう不穏な展開で物語は終わる。早くも次作が待ち遠しくて仕方ない。

    0
    2025年08月12日

黒い空 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外ミステリー
  • 出版社
    :
    東京創元社
  • タイトル
    :
    黒い空
  • タイトルID
    :
    1878134
  • ページ数
    :
    398ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年06月30日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す