「肩甲骨は翼のなごり」も素敵でしたが、これはまた雰囲気が違います。
デイヴィッド・アーモンドの、ほのぼのとして可愛らしい、すべてが優しいお話。
ある日、バスの運転手バートのもとに、天使がやってきた。定年間近でつまらない日々だったのが、突然輝きだします。
ポケットに入る小さな天使。
妻のベティと二人
...続きを読むで可愛がります。
学校の調理師をしているベティは、職場にも天使を連れて行きました。
アンジェリーノと名付けた天使に、生徒たちは大喜び。
そんな様子をうかがい、天使をさらおうとする悪人たちがいましたが。
だけれど小悪党すらも、この夫婦と天使にかかっては、いつまでも悪い奴でいられない。
本当の悪人は出てこない、悲劇も起こらない、幸せな世界。
こういうお話は貴重です。
子供にももちろん向いていますが、大人がほっこりするのにもおススメ。
この希少価値を味わってください。