山田順子のレビュー一覧

  • 本好きに捧げる英国ミステリ傑作選

    Posted by ブクログ

    『探偵小説の黄金時代』のマーティン・エドワーズが選んだ、本にまつわる英国ミステリ・アンソロジー。
    各作品の前にある作家紹介や解説も良かった。作家の背景や当時のことを知ってから読むと味わい深くなる。
    古典英国ミステリ好きにはたまらない一冊だった。

    ​特に印象に残った作品(面白かった順)

    ■ロイ・ヴィカーズ『ある男とその姑』
    断トツの1位。倒叙が好きでこれまで読んできたけど、ここまで見事な作品にはなかなか出会えない。
    コロンボの〈あの作品〉を彷彿とさせる、誰にも文句の付けようのない綺麗な鋭いオチ。
    単にトリックを見せるための物語ではなく、「焦るがゆえに余計なことをしてしまうよね」という人間心理

    0
    2026年08月28日
  • イスタンブールの殺人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ4作品目。今度の舞台はイスタンブール。
    このシリーズは主人公のジェーンと共に様々な国に旅ができるのが面白い。
    今回は謎の失踪をしてしまったジェーンの父親を追いながらその父が追い求めるスルタンの心臓の謎にも追っていく。そしてそのさなかで事件が。。
    まるでインディージョーンズの中の世界に入ってしまったかのようにワクワクしました。
    シリーズの中で1番好き。 あとミリー叔母が大活躍してたのもよかったなぁ✨

    0
    2026年07月08日
  • メナハウス・ホテルの殺人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった。実は2作目を先に読んでしまったんだけど、面白かったのでこれも読みたいと思って読んだ。
    犯人が最後までわからないかったけど、結構途中からこの人じゃないかなって思ってた。それが先に別の人が捕まって全然考えてなかった人だったのでびっくりしたんだけど。結局最初の殺人の犯人は私が疑っていた人だった。
    何だろうな?私がこの本を読んでいると、ちょっとお金持ちの旅行者になった気分になれる。それも楽しいのかもしれない。いつかピラミッドを見に行ってみたいな。高級ホテルには泊まれそうにないけどね。

    0
    2026年07月06日
  • ポケットのなかの天使

    Posted by ブクログ

    可愛い!とにかく可愛い!そして読み終わったらにこにこしちゃう( *´꒳`*) ほんわかと幸せになれる一冊。

    0
    2025年10月29日
  • たんぽぽ娘

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    片道切符だとわかっていても全てを賭けた妻の勇気がかっこいい。
    最初から最後まで想い合っていたのは感動した。
    大切な人に贈りたい本

    0
    2025年08月05日
  • 豪華客船オリンピック号の殺人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    3作目の舞台は豪華客船オリンピック号。
    この船はタイタニック号の姉妹船。実在した船を舞台にジェーンがまた活躍してくれると思うとワクワクがとまらず«٩(*´ ꒳ `*)۶»
    レドヴァースと共にドイツのスパイを見つける任務や乗客の失踪事件、そしてもちろん殺人事件も。。
    事件の謎も面白かったし、ジェーンとレドヴァースの進展もありつつでとても良かった。
    次作が今から楽しみです

    0
    2025年08月04日
  • ウェッジフィールド館の殺人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作のエジプトから舞台はイギリスの領主屋敷へ。
    今回もジェーンは自分の意思を貫いて行動している。
    この時代の女性が複葉機まで操縦しちゃうんだからすごい

    0
    2025年07月01日
  • メナハウス・ホテルの殺人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    時代設定は1926年。この時代だからこそ引き立つこの物語の面白さがあると思う。
    ジェーンとレドヴァースの関係性もすごく素敵でよかったなぁ

    0
    2025年05月28日
  • 吉原噺 蔦屋重三郎が生きた世界

    Posted by ブクログ

    蔦屋重三郎が生まれ育った吉原のことが詳しく書かれた本でした。

    吉原の遊び方から始まり、蔦重が吉原を細見(吉原の案内本)にどのように記したのか、そして吉原の様子や女郎達がどのように1日を過ごしたのかなどがとても分かりやすく書かれていました。今まで漠然としたイメージしかもっていなかったことが、はっきりと分かり、とても興味深く読みました。そして、大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の吉原風俗考証担当の山田順子さんが著者なので、ドラマで描かれた部分がとてもよく分かりました。この本を読んでいれば、初めからドラマがもっと分かりやすくなり、楽しめたのにと残念に思いました。

    巻末には、安永4年細見「籬

    0
    2025年05月09日
  • たんぽぽ娘

    購入済み

    他作品で名前があがり、気になったため購入しました。
    英文学作品はほとんど読んだことがなかったのですが、一つ一つのお話がとても丁寧で美しいです。
    特に、たんぽぽ娘は短編傑作であると思います。

    #胸キュン #エモい #ほのぼの

    0
    2025年04月10日
  • 赤い館の秘密

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    くまのプーさんの作者の唯一の推理小説だそう。何でもお父上がミステリ小説が少ないと嘆いていたので書いたそう。もうこの時点で作者の優しさが溢れてる。探偵役が登場するまでやや退屈だけど、殺人が始まってからはぐいぐい読める。本編もそこまで大きないざこざは起こらないものの、ちょっとした誤解から謎が増していき、そして綺麗にラストまで繋がっていく。良くあるおかしな言い争いもなく、探偵役と友人の二人が終始和やかな雰囲気でほっこりする。かなり昔に書かれた作品らしいけれど、それを感じないくらい面白かった。

    0
    2025年03月21日
  • 赤い館の秘密

    Posted by ブクログ

    この本を選んだきっかけは『8つの完璧な殺人』を読みたいから。
    これはおもしろい。本当におもしろい。
    読みながらなんとなく察しがついたけど(詳しくは言えない)、そこにいたるまでがおもしろい。
    作者であるミルンが終わりに“『赤い館の秘密』に寄せて”を書いているけど、ここまで読んでほしい。
    探偵小説とは何かを書いてある。いちいち納得してしまう。
    本当におもしろかった。

    0
    2025年03月08日
  • 夜の庭師

    Posted by ブクログ

    ゴースト系は全く読まなかったから、おそらくこれが初。

    主人公の姉弟はアイルランドからイギリスへ渡る。(この背景にはジャガイモ飢饉があってね、船のチケットをとれた人はアメリカ等に行き、取れなかった人はまずイギリスへ向かったと、この前の予習で知った。)逃れてきたイギリスの屋敷で何とか仕事をするようになった2人。しかし奉公することになった家の人たちも何だかおかしいし、屋敷にも不穏な気配を感じる。やっぱりちょっと怖かった笑

    p.338〜339の姉が今まで抱えてきたことを話したシーンはぐっときたな。
    あと、「物語と嘘の違い」に対する考えも名言だった。
    名言だった!(大事なことだから2回言う)
    年の瀬

    0
    2024年12月25日
  • 歴史・文化・伝統がわかる 時代考証家のきもの指南

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    Great details

    The book has compressed knowledge on kimono and kimono accesories yet I love the details and snippets of origin or history added into it. The explanations are superb. I hope there'll be more historical narration on the changes of of kimono through the century or each decades.

    #ハッピー

    0
    2024年05月22日
  • 夜の庭師

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『人の心の弱さと共に成長する大木を愛でる夜の庭師』

    森の奥の大木に取り込まれた屋敷。
    夜中に徘徊する男の影。
    そんなお化け屋敷のような家に奉公することになった姉弟。
    どことなくジメジメと暗い雰囲気の中…
    ファンタジーというよりはホラー寄りのファンタジー…かな?

    0
    2022年12月01日
  • 夜の庭師

    Posted by ブクログ

    親を失った姉弟、巨木に抱かれた館、青白い顔の家族、語り部、夜に響く怪しい足音、緑の扉の部屋、願いを叶えてくれる木、勇気という名の松葉杖、打ち明けられない秘密、そして訪れる夜の庭師。
    様々な要素に心捕まれ引きずり込まれる。

    0
    2022年08月31日
  • ポケットのなかの天使

    Posted by ブクログ

    「肩甲骨は翼のなごり」も素敵でしたが、これはまた雰囲気が違います。
    デイヴィッド・アーモンドの、ほのぼのとして可愛らしい、すべてが優しいお話。

    ある日、バスの運転手バートのもとに、天使がやってきた。定年間近でつまらない日々だったのが、突然輝きだします。
    ポケットに入る小さな天使。
    妻のベティと二人で可愛がります。
    学校の調理師をしているベティは、職場にも天使を連れて行きました。
    アンジェリーノと名付けた天使に、生徒たちは大喜び。

    そんな様子をうかがい、天使をさらおうとする悪人たちがいましたが。
    だけれど小悪党すらも、この夫婦と天使にかかっては、いつまでも悪い奴でいられない。
    本当の悪人は出

    0
    2021年10月25日
  • たんぽぽ娘

    Posted by ブクログ

    たんぽぽ娘が日本人にはよく刺さると聞いていたが、自分も好みの作風だった。
    少女、時間旅行、再会という、こういう物語に弱いのかもしれない。

    1
    2021年09月21日
  • 鐘は歌う

    Posted by ブクログ

    世界観が独特。3/1くらい読んでやっと、この世界線がわかってくる感じ。

    紙の本で読んだので、いやでも残りページ数と展開を照らし合わせてしまいます。ラストは畳み掛けるようなスピード感で。

    これ、音楽家の人とか絶対音感の人が読んだらめちゃくちゃ面白いんじゃなかろうか、というぐらい専門用語(?)が出てきます。
    音の表情とか、和音の表情を細かく書いてくれていますが、音楽には疎いもんで、どんな音なのかさっぱりわからないのが残念でなりません。

    リューシャンみたいだったら、この物語も耳で読める(?)かも???

    0
    2021年02月23日
  • 赤い館の秘密

    Posted by ブクログ

    初ミルン。クマのプーさんで有名な著者。こんなミステリィも描いていたのね。古典ではありますが、新訳なので読みやすかった(^^ ワトスン役のベヴァリーが有能すぎやしないかw 素人探偵ギリンガムのキャラがユーモアもあって良い。事件の真相にはアッと驚いた!まあまあ楽しめたので、星三つ半・・と言いたいとこですが、あとがきがとっても良かったので星四つにしましょう。

    0
    2021年01月18日