伊藤典夫の一覧
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作品一覧
2018/03/15更新
ユーザーレビュー
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本が自然に燃える温度華氏451度(摂氏233度。)。近未来のディストピア物語。昇火士(しょうかし)という職業についている主人公が、人々から本をとりあげて燃やし、娯楽、テレビを押し付ける世界で活躍していた。しかし、ふとそんな自分の職業に疑問を持って、管理社会から逃亡する話。本なんか読むから不健全になる...続きを読むPosted by ブクログ
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ちょっと凄かった。世の中にある本を焼き尽くす仕事の主人公。戦争が始まろうとしていても人々は気にしない。スポーツやその場限りの観劇で発散。本があると知恵がつき暴動が起こるので世の中や人々は不幸になる。うーん、思わずそうかも…とゆらゆら〜。1953年の作品で新訳がとても読みやすい。少し言い過ぎも感じるけ...続きを読むPosted by ブクログ
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読書会のために映画を再視聴し再読。
映画の描写は、今見ても、すごくしびれる。一方で、やっぱり意味のわからない、つかめない箇所もあって。ハルは、どうして反乱したのだろう?とか、ラストあたりは何を描いているのだろう?ボーマンはどうなったのだろう?といった疑問箇所は、クラークの本を読むと、そうだったのか!...続きを読むPosted by ブクログ -
◯あまりSF作品は読まないが、当該小説は訳が大変分かりやすく、元が日本文であるように滔々と読むことができる。
◯なるほど、解説に抒情詩人とあるとおり、まさしく比喩表現が多いが、目を瞑れば、情感を含めて、切迫感のあるシーンを思い浮かべることができる。
◯凡人が大家を評するようで、いささか僭越ではあるが...続きを読むPosted by ブクログ