クリフォード・D・シマックの作品一覧

「クリフォード・D・シマック」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • 中継ステーション〔新訳版〕
    寛容が肝要。時代を映した優れた寓話。
    これが書かれた頃は冷戦が更に強まっている時期で、米国は外側ではキューバ危機やらベトナム介入でゴチャゴチャし、内側では公民権運動やらケネディ暗殺やらでゴチャゴチャしていた。そんな中でシマックが何を思い、何を願って本作を書いたのか…大事なのは正義でも愛でもなく寛容な...続きを読む
  • 中継ステーション〔新訳版〕
    SF。
    初めてのシマック作品。
    SF的な内容よりも、ウィスコンシン州の牧歌的な雰囲気と、作品全体に溢れる優しさが印象的。
    解説によると、これがシマックの作風らしい。好印象。
    新訳版で購入したが、淡い色味と可愛らしいイラストの表紙も、作風に合っていて好き。
  • 中継ステーション〔新訳版〕
    銀河の星々を結ぶ中継ステーションと聞いてイメージするのは、羽田のようなハブ空港。
    行きかう人々。
    雑踏の中で次々に起きるアクシデント。

    などを想像してはいけない。
    アメリカの片田舎のそのまた人里離れた一軒の古ぼけた一軒家。
    そこに何日かに一回の割で訪れる宇宙人たち。
    人型の異星人もいるが、植物型、...続きを読む
  • 中継ステーション〔新訳版〕
    アメリカの片田舎にある何の変哲もない一軒家が、実は銀河の星々を繋ぐ中継ステーションだった!という飛躍がまず素晴らしい。一見するとワンアイデアものにも思えるが、冷戦という時代設定における核の恐怖であるとか人類の進化といったテーマも内包した奥深い作品。

    様々な生態を持つ宇宙人たちが主人公の中継ステーシ...続きを読む
  • 中継ステーション〔新訳版〕
    優しい世界。
    この表紙の絵まんまです。
    中はキッチリSFなんですけど、どこかファンタジック。
    ザンスシリーズの山田さんの手腕なのかしら。

    中盤まではイーノックの静かな生活が中心に
    描かれており、
    (其処で退屈だと切らないで頑張って!)
    後半は急展開。

    映像化されたりしてもおかしく無さそうですが、...続きを読む

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!